テーマ:今日の出来事(290077)
カテゴリ:自治会
今日も雨が降っている。
毎日愛犬シロと朝夕散歩しているが、イネが長雨の為に倒れて 始めている。やばい! まだ収穫までには数ヶ月ある。 イネが倒れると、水に浸かるので腐ってくる。 米の生育にはもちろん水は欠かせないが、夏の暑さと日照りが 必要だ。水・温度・日射のどれが欠けても良い収穫にはならない。 私は自治会の役員をやっているが、役員の多くは兼業農家だ。 米の出来具合は、会議の合間の雑談で敏感に分かる。 きのうの日曜は一円会の日。 「江戸時代の通貨」について地元の研究者が講演をするというので いそいそと出かけた。 史談会の佐藤先生が1時間半講演。 江戸時代は、通貨が3種類あったそうだ。 金貨(金本位制)・・・関東地方で主に通用 銀貨(銀本位制)・・・上方が主流・国際通貨 銭 ・・・全国共通 そのほか、年貢の「永」、特別な「疋」もあった・ 基本は 米 米1俵いくらでかえるかで通貨の価値が上下した。 又、金貨(両、分、朱)と銀と銭の為替が上下した。 だから商人は、かなりのそろばんの腕が立ち、暗算の訓練がされていた という。割り算も暗算で九九のように暗記していた。 必要上、全国の寺子屋で実践的なそろばんや暗算が教えられた。 金貨:1両=4分=16朱 (4進法) 銀貨:1両=50匁(もんめ) 銭 :1両=4貫文=4000文(1貫文=1000文 10進法) 「くだらない(下らない)」という言葉の意味・・・上方からのものでは ないこと。地方のもの。 上方からのもの、上方から下ったものは上等品 という感覚。 恐ろしい徳川幕府の戦略 関東では金貨を普及させた。そして・・・・ 江戸時代100年経った1700年、それまで1両50匁だった銀を、 1両60匁にデノミを実施した。これによって、上方の価値をおとしめて 関東の価値を上げる政策を実行したのだ。 3種類のお金を両替する両替商は莫大な利益を得ていた。今でもその名残 はある。鴻池家、三越(越後屋)、三井等 時代物でよく出てくる「十人扶持」とはいくらの給料なのか。 1人1日5合の米 × 10人分 = 5升の米(1日) 1年365日×5升=1825升 1俵=4斗=40升、1石=10斗なので、 1825升÷40升=45.6俵 「十人扶持」の武士は、1年に45俵のお米分の給料をもらっていたことになる。 加賀100万石は、どれだけの何キロ分の米か。 100万石×10=1000万斗 1000万斗÷4=250万俵 250万俵×60キロ=150000000キロ=15万トン 現在日本の米の総生産量は1340万トンです。当時とはずいぶん 違うでしょうが。 私が作ったブログです。ヒマな時のぞいて見てください。 ●健康住宅は健康家族から ●古民家再生プロジェクト ●起業して会社経営を楽しむ ●日光近郊の日帰り温泉 ●うつ病を乗り越えろ ●老後の年金獲得大作戦 ●そば通の記録 ●高気密高断熱住宅 ●快適二世帯住宅 ●不動産業界 ●専門職の求人 ●フラット35は良い住宅ローンか? ●アパート経営 ●我が家の耐震診断 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.25 16:11:17
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