翔建築設計の所長日記

本日は、朝６時からのモーニングセミナーに参加。
倫理法人会は、９月が新年度となる。
私は去年１０月からの参加で、モーニングセミナー副委員長を
おおせつかった。
これ以上、あまり役にはつきたくない。
私の役職の多さを知れば理解できるだろうが、執行部としては
だれかに役をやってもらわなければ困るのはよくわかる。

きのう書いた、民主党のマニフェストのこと。
実行するとしたら結構大変な構造改革になることが書いてある。
たとえば、

○定期借家制度の普及を推進する。ノンリコース（不遡及）型ローンの
　普及を促進する。　土地の価値のみでなされているリバースモーゲージ
　（住宅担保貸付）を利用しやすくする。

ノンリコースローンについて。
これは、先進国では住宅ローンは、住宅を担保にローンを組むのであって、
お客は本人が保証人になることはない。まして、連帯保証人をつけるなんぞ
もってのほかである。
住宅ローンを返せなくなったら、住宅を銀行にあげちゃえば済むのである。
だから、サブプライムローン問題で、アメリカの銀行は参ったのだ。

ノンリコースローンを実施するには、銀行がリスクを飲む必要がある。現在
は全然リスクが甘い。
さて、
銀行が納得するには、それなりの住宅システムがしっかりできてなくては
できないことだ。現在のままでは不可能だろう。
長期優良住宅になって、住宅の資産価値が保持されて、住まい手が変わっても
支持されるあきのこないデザイン性と、可変性をもつ造りになっていることが
必要。

ほかの項目のひとつひとつが「構造改革」が必要な内容のあるマニフェスト
である。
私は賛成だ。しっかりやってもらいたい。



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