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![]() 私は、今年のラグビーワールドカップで感動した一人です。 にわかファンになってしまった。 4年前のイングランド大会の時から気になっていたが、日本は確かに強くなっている。 今日紹介するのは、その裏側の話を書いてある本です。2016年著で、イングランド大会で南アフリカを破って3勝をあげた後、1年後に出版になった本。 著者の岩淵氏は、本人ラグビー選手として学生~社会人~日本チームのGMとして関わってきた。 強豪国にあって、日本にはなかったものを一つ一つ作り出してきた。 また、 体がでかく、力強い海外勢と同じことをやっても勝てる訳はなく、どう対抗するかを考え続けてきた人である。イングランド大会で3勝したが、過去ワールドカップでは1勝しかしたことがなかったのだ。 さらに、 なぜ苦しい思いをして練習するのか。その目的は?日本チームが目指すものは何か?をチームで納得して共有する。その目的に向かって、何をなすべきか、今はどのレベルで、今後どうしていかなくてはならないかをチームで徹底的に話合い、チームの心に落としこんでいった。今までなかった組織作り、環境つくりも改革した。その結果が今回の初めての8位となった訳だ。 この本に書いてあることは、ビジネス書として読むことができる。結果を出したビジネス書だ。 会社経営に参考になるのは、 1.目的設定 2.目的の共有 3.目的に向かっての戦略と戦術 4.モチベーションの維持 5.継続的に力を付けていくには何をすべきか 日曜テレビドラマ「ノーサイド」で日本のラグビー界の現状が紹介された。この本と随所でラップする。 ラップすると思ったところは、 ・ラグビー部を持つ企業は、赤字で運営していてそれを社会貢献ととらえている。 ・試合の入場料は、協会に入り、観客動員に尽くしても会社に金は入らない。 ・力の無い企業は、赤字運営を続けることができず、ラグビー部を廃止する。 ・上記の改革が必要である。 読む価値のある本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.05 18:52:54
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