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今日は久々に晴れた。中仙道の上は電線がないので広い空が見える。爽やかな空気に青空。帽子もかぶらずに光をいっぱい受ける。風も心地よい。 交差点で空を見上げた。雲が流れている。 桜の花と同じ頃に咲いていた花桃に実がなっていた。 カエデも新緑に輝いている。 午後、雲が増えてきて空が流れている。 96歳のFさんのお宅ではミニバラが咲いていた。 Fさんは娘さんと二人暮らし。30年前には変形性膝関節症や腰痛で整形外科にかかっていたというが90歳のときヘルペスにかかってからは痛いというところもなくなってお家で暮らしている。 耳もさほど遠くなく普通の声量で会話もできる。娘さんの介護が行き届いており、オムツは使わずにトイレに通い、入浴も毎日している。昼間は1回の居間で過ごし、夕食後しばらくして入浴し、2階の寝室に行かれるとのこと。階段の上り下りもしている。 お食事も昼はサンドイッチなどの軽食で済ますそうだが、朝食と夕食は娘さんと同じくらい食べているという。娘さんとも丁々発止で会話を交わし、娘さんに感謝をしつつも時折、「この子も時々口うるさいの」などど仰る。相撲が大好きで次の場所が楽しみだという。 娘さんのお話も素敵だ。両親に大切に育てられ、母親は自分にとってかけがえの無い存在だという。幼いころ大事に育てられたことを思うと母親を大切にしたいとという。 こんな親子もいらっしゃるんだととても温かい気持ちになった。 介護は確かに大変なことも多いが、娘だからこそできる介護があるのだと思った。 爽やかな五月の空にふさわしい親子だった。
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