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カテゴリ:メンタルクリニックの定期診察
抜釘術後しばらく調子が悪かったが、職場復帰後はすっかり元気になった。 気にしていたことがあったのだ。退院が2週間が過ぎたころ薬局によったついでに職場に顔を出すと「もう、元気になったんじゃないの。出てこない?」なんて言われて。職場が大変なのは重々承知している。再骨折が怖いので休ませてほしい、と何回も行っているのにどうしてわかってくれないか、とプッツン。その場では「骨がスカスカしているから何かあったときの骨折が怖いので・・・・・ごめんなさい。先生に言われたように休ませてもらいます。」といったものの、「じゃあ、一カ月たったら骨ができているの?」だって。 この言葉が何となくとげのように胸に刺さって、「なまけもの」と罵られてような気分になってしまった。こんな言葉で落ち込む私も修行不足だ。でも晴れて職場に戻れて、患者さんにも喜ばれて元気回復。ここ3週間は調子が良かった。 今日はメンタルクリニックの定期診察日。 「最近、どう?」と先生。 「普通に働けるって感じです。まあ、働ければいいとしています。できないことを探し始めたらきりがないんですけど。仕事は何とかしています。」 「サインバルタとパキシルを比較してみると、どう? サインバルタは効いている感じがしている?」と先生。 「具合が一番悪かった時にパキシルを飲んだので、ドンドン効いてきたって感じがしていました。パキシルを減らすと同時にサインバルタが始まったので同じ効き方のような気がします。・・・・・。パキシルのときは電池切れのように突然元気が亡くなったような感じがあったり、日中眠気が来たりして困りました。サインバルタは平均的に効いているって感じです。日中の眠気もありません」 「そうだね、サインバルタのほうが効き方が平均的かもしれないね。レメロンとサインバルタは黄金の組み合わせって言われているように、良くなる人が多いね。」と先生。 「私は運が良かったですね、調子を取り戻す時この二つのお薬に出会えてよかったです。再発をしている人の処方内容をみると私が飲んでいるお薬の量は多いですね。でもこれで調子を保っているのでこれでいいんでしょうね。」と私。 「パキシルは再発する人が多かった印象があるね。サインバルタはこれからわかる薬だから、再発については何とも言えないけどね。でも○○さんにとっては最適な組み合わせになったね。睡眠導入剤が多いけどね。こんな組み合わせの人はいないでしょう?!」 「そうなんですよ。みなさん、お薬が少ないんですよ・・・・・」と私。 「サインバルタ3capはたしかに多いけどね。でもこれで普通なんでしょう?」 「ハイ、普通な感じがしています。」と私。 と言ったわけで、今回の2週間も同じ処方で様子を見ることとなった。
そうか、黄金の組み合わせか。鬱でも生きていれば自分に合う薬が出てきてくれるものだ。 みかんの季節がやってきた。東京では大きなお庭がある家では柿の木があるが、大方はみかんの木のほうが多い感じがする。
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