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2015年08月10日
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 ここ半年の間に、新しい看護師が4名増えて、ケアが複雑な患者さんに対しては、同行訪問を2回とか3回とか繰り返しているのだけど、なかなか仕事を覚えなくって、一々説明しないとケアが終わらないらしい。
 
 Sさんのストーマは、腹筋に力を入れるような姿勢をするとすぐにストーマから大腸が15cmとか出てきてしまう。ストーマ脱と簡単に言ってしまうものも、このおかげでストーマを造設してから2年ほどは、ストーマ装具がしばしば外れてしまい便がベッドに広がってしまうとか様々なトラブルが続き、やっと今の方法で落ち着いた。

 この方は、新しい看護師も高校生も看学生も教育的に見てくださるので、一人の患者として看護師や医師に望むことを率直だけどしかし愛情持って話してださる。

 そんなSさんに甘え過ぎてしまったのだろうか、最近に就職してきた看護師は、仕事をしっかり覚えてケアに臨むのではなく、一々患者さんに聞いて仕事をしているらしい。

 2回で覚えきらずに、自分なりの看護手順書をつくって、その方の家に行く前にイマージトレーニングをして、出来るだけ本人に負担をかけないようにケアをするようにはしていないようで、酷い時は「次は何をしたらよいですか」と訊くこともあるよう。

 訪問看護計画でお約束した時間にお約束した内容を実施しなければならないので、いちいち聞かなくても済むように仕事の準備をするのが当たり前なのに、それをしていない。

 スムーズにケアが進むか分からないし聞かれた時に起きていないといけないので、目を閉じていることもできなくって疲れてしまうという。「いろいろ注文を出すのは私がわがままだからいけないのよね」「教え方が悪いのね」とSさん。


 どうしてこういう実態があるのか、患者さんから何回も教えてもらわないと分からないようでは、私たちが職場で教育していること自体に沢山の課題があるということなのだ。


 「Sさんは我がままではないですよ。その方その方にとってふさわしい方法でケアをするのが看護なのですから、看護する側が患者さんに聞かなくては仕事ができないようにしか育てていない私たちがいけないのです」と伝えても、「私がわがままだから」としょんぼりしている。


 入院患者さんなら、その入院期間に入院目的に沿ってしっかり決められたことをしなけらばならない。

 在宅患者さんは、ケアの方法が一定完成していて、ほぼベストの方法になっているのだから、新しい職員はその方法をしっかり学ぶしかないのに、どうしてそういうことが分からないのだろうか。


 ある看護師は汗かきなのに、鉢巻きもせず、首にタオルも巻かず、手に汗をかいても汗を拭かずに、患者さんのベッドに汗を垂らしてしまったそう。患者さんはそれを困って、その看護師のためにエアコンの設定温度を下げたのだという。

 心をこめてその患者さんのケアをするのは看護師であって、患者さんからケアをされ、しかも患者さんにとって必要なエアコンの設定温度でないことを平気で見過ごしてしまうとは、だってリウマチで関節痛がある人なんですよ。


 どうしてこういうことになってしまったのか。

 新しい職員が入ってくるたびに、どうな風に職場で育てていくか話し合いをしましょう、しましょうと言っても一向に無頓着な上司。

 猛暑のせいでイライラしていることもあるけど、新しい看護師たちに無責任な仕事の仕方に対しても腹が立って仕方がない。職場としての統一した方針が無いのだから、まとめようもない感じがして、今日はがっかりするやら、イライラするやら。

 本当に、看護をするってことをどう考えているのだろう。

 ウーム、分からない。





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最終更新日  2015年08月10日 21時18分48秒
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