カテゴリ:師匠
これは昨夜の話なんだけど。
物事は悪くない方向に進んでいる筈なのに、何だか解らないけど突然仕事帰りに変な不安に襲われて、寄り道をする予定を中止して早く帰る。具体的には「世間には自分に似ている人が3人いる」と「ドッペルゲンガーの怪」を足しっぱなしにしたらものすごく怖くなってしまった、という話。「似ている人」は容姿じゃなくてもいいので恐ろしい。理解出来ないと思うが、理解出来ないように書いているのだ。 そういうワケで気持ちが急転直下したのでせめてファンキーな音楽を聴く。しかもクールなのがいい。つまりモッズ風味を混ぜたいので、そういう時はアシッドジャズである。しかしガリアーノとかだと濃いのでインストがいい。そうなると自動的にJTQ、ってコトになるのだが。 気が変わって、というより、ジェイムズ・テイラーよりもっと好きなオルガン弾きがいるのでそっちを選ぶ。勿論巨匠ミック・タルボットである。ドラムは言うまでも無くスティーヴ・ホワイトがいい。じゃあタルボット&ホワイトで決まりだ。Off The Beaten Track収録の'Til The Cows Come Homeはホワイティの一人ツインドラムが泣くほど堪能出来る(勿論ダビングによるもの)名曲だ。Riding The Rapidsも格好良いが、コレをマックス・ヘイズがリミックスして、しかもポール・ウェラーがギターをかぶせたヴァージョンが最高。ヘイズやブレンダン・リンチのダブほど格好いい音像は無い。 その流れでプレイヤーズを聴く。まあ、事実上前記のアルバムの延長線上と思っていい。セカンドになるとヴォーカルとか入ってきて雰囲気が違うんだけど。俺はファーストの方が好きだなぁ。ちなみにベースはデーモン・ミンチェラ、ギターはアジズ・イブラヒム。 Kristabelっていう曲がいい。Le Depart '02って雰囲気もあるジャズピアノ曲なんだけど、TSCよりはるかに余裕を感じるサウンドが最高だ。ファンキーでも何でもないけどね。 そう言えばこのプレイヤーズのメンツからミックが抜けてスケキヨ・・・もといシーマス・ベーゲンが入ったトリオ・ヴァロアってバンドがあったんだった(ホワイティはコレの活動の為にウェラーバンドを離脱したのだ。ってーか3人ともか)。忘れてた。さっさと買うことにしよう。 そんなことを思いながら踊り聴いていたら気分が良くなってきた。やっぱ音楽だよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.07 00:20:20
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