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カテゴリ:日常
ゴールデンウィークも終わり普段の生活が戻った。
今年は昨年の期間よりも1日短いということであったらしい。私は暦どおりの飛び石で6日の土曜を休んだので5連休は取れた。 全国のGWの人出の集計が6500万人だったそうで210満員の減少した。率にすると3%ほどで、高速道路・鉄道・航空の利用はどれも増加していた。 関西は期間が1日短かったせいもあったが160万近く、1.5割以上昨年より減少した。 USJなどのテーマパークの減少が著しく、京都などの名所は増加したそうである。 結果をどのように判断するかは色々あろう。私が断定的に述べることでは無い。 先にも述べたが、地域格差は存在するように思う。 関西のお金の掛かりそうな行楽地は減少、そうでないところが増加しているようだ。 我々が行った名古屋は混雑していたが、岐阜の名所・旧跡はさほどでも無いように感じた。 今年の我が家のGWは何時に無く贅沢をしたが、我が家の贅沢は家内の機嫌と理解と懐具合に大きく左右されるので特別なのかもしれない。 GWの記事で目を引いたのは尾道の「男たちの大和」の実物大のロケセット跡に訪れた見学者の行列に4時間の待ち時間があったという。当初ロケセットの公開は3月末までとされていたが、大人気でGW最終まで延長された。 私が昨年の12月に行った時もかなり混雑していた。その時に気になった事だが、セットをバックに記念撮影する人達が、カメラに向かって敬礼していることだった。 若い男性でだけでなく、女性も敬礼している。 何かおかしいと思った。 彼らは戦争を礼賛しているのではあるまいか? もちろん、戦争で犠牲になった方々を悼む気持ちはある。しかし、敬礼という行為が戦争を肯定しかねない行為に映ったのである。 昨今の新聞記事をみていると、今までタブーとされていた事に着手されたりして、それはそれで歓迎されることではあるが、政府権力の肥大化・強権化に感ずることがある。恐らく右傾化が進んでいるのだろう。 そういうことが尾道のロケセット人気と重なるのである。
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Last updated
2006年05月10日 11時42分43秒
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