年越し放浪は九州 Vol.7/9
さあ、今日はこの放浪の折り返し地点、薩摩半島のほぼ端っこ隊長の大好きな開聞岳近くまで行く。まずは朝イチに『瀬平自然公園』まで一気に南下。昨日のぐずついたお天気から180度ひっくり返って今日は雲一つない快晴。そして朝風呂は再訪となる『開聞温泉』さんでザブン。29ここの温泉が強烈なのよ。浴槽が二つあって奥側の浴槽は加水できない激熱だが、手前はちょっと前に入ったお客さんが水を入れてくれたのか適温(それでも熱い)だ。バルブを開くと激熱の源泉がドバドバっと凄い勢いで投入され、あっという間に激熱風呂の出来上がり。続いて向かったのは西郷どんゆかりの湯『区営鰻温泉』さん。30硫黄の香り漂う激熱の源泉が滔々と楕円の浴槽に投入され、前の人が加水していないと50℃くらいには平気でなるようだ。そして、今回の放浪の一番の目玉、ヘルシーランド露天風呂『たまて箱温泉』さんでザブン。31東シナ海と一体になれる感じの広大な露天風呂からは開聞岳がきれいに見え、隊長が一番好きな温泉だ。急ぐ旅ではないので、ゆったりのんびり、これでもか!っと温泉を楽しんだら、隣りにある山川製塩工場跡までチロルと散歩して景色のいい空き地でお昼寝。最高の温泉を朝から3つ楽しんだらお腹がすいたので、ラーメンを食べたいなぁっと思っていたらジャストタイミングでラーメン屋さん発見。味噌ラーメンが美味しいと評判のお店で、赤みそラーメンを頂いたら『河原湯温泉(こらんゆ)』さんでザブン。32メインの湯屋は会員制で入会金5,000円、入浴料6,000円の看板に怯むが、裏手には一見さんでも入れて頂ける湯屋がある。近くにある殿様湯より広いがお客さんはいない、最高の温泉である。風呂上りには道の駅いぶすきでチロルと散歩して、お買い物してソフトクリーム食べてと満喫したら、一気に鹿児島市内まで走り、知られざる地元の名泉の一つ『大黒温泉』さんでザブン。33いやぁ、ものすごいアウェー感が強く、地元のおじい様方の社交場にうっかり足を踏み入れてしまった感じでそそくさと退散。さて、本日の締め湯は市比野温泉は『世界一温泉』さん。34弱アルカリ性の源泉掛け流しで加水なしとのこと。ゆったり締め湯を楽しんだら、本日のお宿『道の駅 樋脇』で今宵も道の駅いぶすきで仕入れた鳥タタキ、鳥刺しに汲み上げざる豆腐でプシュっとやったらおやすみなさい。■本日の走行距離 153Km