気になる丹頂
アイヌ語では「サロルンカムイ」「葦原の神」という丹頂。1924年に釧路湿原で発見されるまでは絶滅したと考えられていたそうです。1952~53年、北海道での生息数がわずか33羽。その後保護対策が進んで現在では1500羽以上と言われています。数が増えると丹頂も住みずらいんでしょうね。釧路湿原を離れ周辺で生活する丹頂も増えてきました。オホーツク方面にも住み着いています。そんな丹頂ですが、だいたいいつも見かけることのできる場所があります。畑の落ち穂をついばんでいるんでしょうかね。ところがこの日見かけたのはいつもの番じゃなくて一羽だけ。えぇ~どうしたんだろうもう一羽は・・・?翌日の早朝同じ場所にまたいましたよ。でもやっぱりこの時も一羽だけ。ちょうど今抱卵時期なので、もう一羽は卵を抱いているんでしょうか。そうだといいんですがね。丹頂は、1964年に北海道の鳥に指定されました。