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完璧すぎる君は一人でも生きていけると婚約破棄されたけど、騎士団長が即日プロポーズに来た上に甘やかしてきます(小説を読もうより) 「君は完璧だ。一人でも生きていける。でも、彼女には私が必要なんだ」 なんだか聞いたことのある台詞だけれど、まさか現実で、 しかも貴族社会に生きる人間からそれを聞くことになるとは思ってもいなかった。 彼の言う通り、私ロゼ=リンゼンハイムは『完璧な淑女』などと称されているけれど、 それは努力のたまものであって、本質ではない。 私は幼い時に我儘な姉に追い出され、 開き直って自然溢れる領地でそれはもうのびのびと、 野を駆け山を駆け回っていたのだから。 それが、今度は跡継ぎ教育に嫌気がさした姉が自称病弱設定を作り出し、 代わりに私がこの家を継ぐことになったから、 王都に移って血反吐を吐くような努力を重ねたのだ。 そして今度は腐れ縁ともいうべき幼馴染みの友人に婚約者を横取りされたわけだけれど、 それはまあ別にどうぞ差し上げますよというところなのだが。 ただ。 婚約破棄を告げられたその日。 切れ長の紺の瞳に、長い金髪を一つに束ね、男女問わず目をひく美しい彼は、 『微笑みの貴公子』と呼ばれる第二騎士団長のユアン=クラディス様。 彼は流れるような口調で言った。 「私と結婚しないかい?」 私の戸惑いたるや、婚約破棄を告げられた時の比ではなかった。 彼のことはよく知っている。 彼もまた、私のことをよく知っている。 でも彼は『それ』が私だとは知らない。 まったくの別人に見えているはずなのだから。 なのに、何故私にプロポーズを? しかもやたらと甘やかそうとしてくるんですけど。 どういうこと? (本作あらすじより転載) 完璧になるよう努力を重ねて その結果、誰にも頼れなくなる。 ロゼはもれなく、誰も頼れなくなり ため込んだストレスは、体が子供に戻るという びっくりな現象になっていたけれど 子どもの頃というのは 好奇心が全面にあって 世間体や人と比べる事なく 自分の「好き嫌い」が中心にあるから 実はとっても「正直」で、生きやすいのかもしれませんねぇ。 この作品を読んで 子どもの頃の幸せを追いかけるのではなく 今の幸せを追いかけたい って思いました。 おかげさま。日々の生活に感謝を。 にほんブログ村 ***月のリズム 2022/05/14 19:35~ 月は「さそり座」にかかっています*** 女性のセックスアピールという武器も立派な武器です。 色っぽい、女性らしい、可愛らしい 武器に出来るなら武器にしたらいいのです。 恥ずかしい事ではありません。 だって、その武器は努力しなければ手に入れられない武器なのだから。 その武器を馬鹿にする姿勢も、自分をみじめにするだけです。 逆に、女性らしい魅力が無いと卑下することはありません。 人の魅力は「男性らしさ」「女性らしさ」だけでは無いのだから。 次の月のリズム 2022/05/16 20:51~月は「いて座」にかかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022.05.14 19:30:06
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