狂人ブログ　～旅立ち～

[マイマイ新子] カテゴリの記事

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  マイマイ探検隊５　その５

  　いよいよ旧カネボウ（現・ベルポリエステルプロダクツ）工場内へ。　ところで、この辺り一帯は今も鐘紡町という名だが、企業と町名、どっちが先なのだろう。東京の恵比寿町のように、エビスビールの工場があったからという例もあるので、一概には言い切れない。今度行ったとき、聞いてみよう。　何度かは補修・交換はされているだろうけど、工場と工場をまたぐ配管も、当時の形のまま。会社が変わった今も、使われているのだろうか。　正門に到着。作中で紙芝居をやっていたのはこの辺り。かつてはここに、町があったんだなぁ。　そして一行は、貴伊子ちゃんの家のある社宅へ。　写真だとすっごい分かりにくいけど、あのアーチ型のオブジェも健在。作中では花が咲いてたけど、今は松が生えてます。　　錆だらけだけど、ブランコもそのまんま。コレも、昭和３０年からここにあるのかな？　写真の位置が、ちょうどクマがいた辺り。という事は、その隣が我々の最終目的地である貴伊子ちゃんの家なわけだ。ようやく辿り着いたぜ、ヒャッホーーイ！　…と、思いきや、今は空き地。まあ、前回来た時と、おんなじなんだけどね。　しかし、ここまで歩きながら思ったが、大都会・東京に住んでいた女の子が、母の死のショックも覚めやらぬ時期に、いきなりこんなド田舎に連れて来られたら、さぞ心細く、人見知りにもなるのもムリはあるまい。　まして、お世辞にも身奇麗とは言いがたい、野生感丸出しの同級生たちなど、誤解を恐れずに言えば、得体の知れない山猿か何かにしか見えなかったのではないか。　そう考えると、なるほど、あの時貴伊子ちゃんが、シゲルに素直に謝れなかったのも、少しは頷ける（もっとも、あれは８割ぐらいシゲルが悪いと思うが…）。　察するに、新子ちゃんに秘密の博物館を見せてもらった時、貴伊子ちゃんは正直、そんなに興味がなかったように思う。　原作を読む限り、もともとの貴伊子ちゃんはもっと活発な女の子だったようなので、それを踏まえると本作は、慣れない環境に徐々に順応し、いつしか本来の自分を取り戻す少女の物語という捉え方もできる。　こういう様々な切り口で楽しめるのも、本作がいかに作品として優れているかの証明といえる。まったく、恐ろしい映画に出逢ったもんだ。　さて、ムダ話はこのくらいにして。　　探検隊を終えた一行は、すっかり重くなった足を、最後の地点へ向ける。　皆さんご存知、ロックシティ防府に到着。今回も、お世話になります。　入り口付近で、東日本大震災の義援金を呼びかけるボーイスカウトの少年少女を、時々募金しながらもかわしつつ、我々が通されたのは、前回同様、２階の会議室。　　席に座ると、我々に配られたのは、記念品と完歩賞。今回は、組み立て式だぜ（笑）。　　主催者さん側からの注意事項と、監督のありがたいお言葉をいただき、マイマイ探検隊５も無事終了。　ツイッターや当ブログでお世話になっている方々に挨拶し、解散となった。　　ここに集まった参加者の方々とも、「マイマイ新子」がなければ、一生出逢わなかったに違いないと思うと、実に感慨深い。　今回、２度目の探検隊参加をしてみて、新子ちゃん達の世界と、なぎ子ちゃん達の世界、そして我々の住む世界は、時間を越えてシームレスに繋がっているのだと、改めて感じた。　できれば我々と同じように、１００年後、１０００年後の人達にも、全ての時間が一つに繋がっているというこの奇跡を、この映画を通じて体感していただきたい。　また本作を観て、心に何か引っかかるものがあったという方も、是非一度防府に訪れ、新子ちゃんやなぎ子ちゃんが駆け回ったこの地の空気に触れていただきたい。きっと、自分の生まれ育った町の何気ない景色の中に、キラキラと輝く何かを発見できるはず。　前回も書いたが、同じ作品を通じて巡り会えた人達と、この地をともに歩けるのは、何物にも替え難い至福の時であった。　次回、秋開催予定の探検隊６にも参加予定なので、その際はまたよろしくお願いします。　　これにて、「マイマイ探検隊５」報告は終わり。　それじゃ、明日もここにおるみんなで笑おうや！！マイマイ新子と千年の魔法【送料無料】メイキングオブマイマイ新子と千年の魔法　　オマケ。同日、ロックシティ防府で開催されていた模型展にて発見。　これで千古は、グサッグサッと鬼払いしたわけですね（違）。　

  April 9, 2011

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  マイマイ探検隊５　その４

  　午後の部スタート。新子ちゃんの家を目指し、今来た国衙の史跡手前の十字路まで、移動開始。　さっきは南に向かった道を、今度は東に向かって進む。　　途中、貴伊子ちゃんが思わず「う～、苦っ…」ともらしたイタドリと、「マイマイ新子」と国衙の象徴・青麦を発見。しきりにカメラのシャッターを切る人が、多数見受けられた。　そこに暮らしている人にとっては、何でもない風景に違いないものが、まるで宝物のように写る。特別な場所じゃなくても、実はどこにでもある、ありふれた草花や景色の中に、四季折々の美しさ、その土地ならではの色彩が秘められている。　そんな事に気づかせてくれるのも、本作の、あるいは「千年の魔法」の魅力なのかもしれない。　まあ、ムダ話はさておき。　　冒頭のワンカット、「え～ん！お姉ちゃんのバカタレ～」の前にチラッと登場する祠。しかしこの辺りは、やけに祠が多いな。やっぱり佐波神社や天満宮が近いからか？　千年前からある丁字路。　余談だが、吉村さんが乗っている通称「バタバタ」。うちの父方の祖父が生前、自分は本田技研工業より先にアレを発明していたと豪語していたが、だったら何故本田宗一郎より先に特許を取っておかなかったのか。　もしかしたら今頃、うちの名字を冠した車が世界中の道路を走り回り、小生はそこの御曹司として悠々自適の生活を送っていたかもしれんが、なにせ小生の父が生まれる前の話し。　真実を知る張本人と祖母はすでに他界し、他の一族の者は誰も信じていないので、…まあ、それ以前に多分ウソなので、問題あるまい（ｴ）。　だいたい、もしそうなっていたらと考えるだけで、寒気がするわ（笑）。　閑話休題。　で、いよいよ新子ちゃん家に到着、…かと思いきや。　新子ちゃん家は、今も一般の方が住んでらっしゃるためか（ちなみにその方を、小生は存じ上げていたりする。いつもお世話になっております）、具体的な場所までは教えてくれなかった。ちぇっ。　写真の場所から、半径数ｍ内という事なので、「メイキングオブマイマイ新子と千年の魔法」に収録されている設定資料と照らし合わせてみれば、だいたいの位置が割り出せるとは思うが、住民の方の迷惑になるので、ムリに探さないように（笑）。　探検隊もそろそろ後半に差し掛かったところで、次の場所へ移動。　家出した新子ちゃんが、タツヨシの家まで走るシーンで、やはりワンカットだけ登場する祠（左側の、黒い小さな小屋みたいなヤツね）。　そういや小生も子供の頃は、よく家出したなぁ（ｴ）。自転車漕いで、ものすごい遠くまで走ったつもりだったのに、今考えると家から車で３０分ぐらいのところで野宿しようとして補導されたもんだ。　最近の子供達は、家出とかした事ないのかな？盗んだバイクで走り出したりとか（ダメです）。　…今回は余談が多いな。ともかく、再び南に向かって移動する一行。　埋め立てられた海についての説明…している写真を撮ったはずなのに、なぜかどこにも残っていない罠！おかしい。ツイートもされてないし、どこに行ったやら…。　さておき、畑を突っ切り、勝間神社へと向かう。思えば久しぶりに、こういう土の上を歩いたよ。（注：ちゃんと承諾は得てます。多分）　　かつて旧山陽本線が通っていた場所。砕石は、その名残り。そしてその脇には…、　ザッブーンザッブーン、の勝間神社に到着。「その２」で書いたとおり、ここの御神体は、佐波神社に移されたそうな。本編にも描かれている石碑に、なにやら説明文らしき事が書いてあったけど、漢文のうえに旧字体のため、さっぱり読めなかった…。　敷石の間から生えたイタドリを引っこ抜き、ムシャコロ食べだす参加者の皆さん。中には草笛をピーピー吹く方もいらっしゃり、こういう遊びはいつの世も普遍なんだな～としみじみ。　次の目的地へ向かう道の途中、船所橋なる橋を発見。名前のとおり、昔はこの辺に船を停めていたそうな。かつてここが海だった事の、証のような橋なわけだ。　かつて貨物用線路が敷かれていたという道。今はすっかり舗装されて、面影なし。　と、ここでアクシデント発生。ツイッターアプリをつけっ放しにしていたせいか、ケータイの電池残量が、１０％を切る。　すぐさま、非常用に持ってきた充電キットに繋ぎ、事なきを得たが、途中の「お旅所跡」の写真が、一枚も撮れず。　そういえば、前回もここの写真は全く撮れなかった気がする。何か、道真公の逆鱗に触れるようなことしたかな、小生。　そこからテクテクと歩き続ける事、数分。ようやく電池が回復してきたところで、タイミングよく次の目的地に到着。　毛利家の船倉跡。毛利家当主が参勤の際は、萩から陸路でここまで来て、御座船で瀬戸内海に漕ぎ出したという。　パネルを持っているお姉さんが、結構フラフラなのはご愛嬌。　ちなみにこの後ろ側は公園になっており、この時も親子連れやお子達が数人、キャッキャと遊んでいた。そのうちの一人が、フェンス脇に生えた草を目ざとく見つけ、「これ、食べられる草じゃ～」と言いつつ、ムシャムシャ食べだしたときは、正直ちょっと驚いた（笑）。　イタドリかどうかは確認しなかったが、今の子供も食べるんだ…、草。　入り組んだ住宅街を抜け、次に我々が向かった先は、　　新子ちゃんとタツヨシが、明日の敵討ちにやって来た港開地の入り口。今はまったく普通の住宅地で、酒飲んで暴れる常連客も、ハーモニカ吹いてる傷痍軍人も、当然ハリキリ娘も見当たらない様子（当たり前）。　位置的に言うと、タツヨシの家はここより北側（つまり、写真から見て真正面）にあるので、二人は外のあぜ道を、大回りしてやってきた事になる。　ちなみに、ここに出てくる外人達はアメリカ軍ではなく、スウェーデンかどこかの軍隊らしい。（詳しい国名は忘れちゃったなぁ。どなたか、ご教授願います）。　　さて。そろそろ参加者の疲れもピークに達しようかという頃、ようやく最終目的地が見えてくる。　旧カネボウ前にして、新子ちゃんが貴伊子ちゃんに初めて声をかけた踏み切りがあった場所…なんだけど、ここもなぜか写真が消失してしまったので、本編の絵だけで勘弁。　ついに、旧カネボウ内へと足を踏み入れる探検隊一行。目指すは、最終目的地「貴伊子ちゃんの家」。　しかしそこで、我々は衝撃の事実を知る事となるっ！！　…つーかコレ、前も書いたな（笑）。とりあえず、今回はこの辺で。

  April 8, 2011

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  マイマイ探検隊５　その３

  　小休止を終え、毛利氏庭園の駐車場を後にする一行。　ちなみにこの毛利氏庭園、今でこそ一般公開されているが、新子ちゃん達の時代はまだ私有地だったそうな。　詳しい説明は、コチラの公式ＨＰに丸投げｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝもとい任せるとして、思っていた以上にかなりすごい物らしい。中は博物館になっているそうなので、今度防府に行く機会があったら、見に行こう。　さて、そこから歩く事、距離にして数１００ｍ。早くも次の目的地に到着。　「ドカン知らんかったん？貴伊子は」の祠。参加した方々が我先にと座り、新子ちゃんと貴伊子ちゃんの気分を味わおうとする一幕も。　遠くにそびえる多々良山とゴルフ場について、解説される監督。本編ではものすごい山道を登っていった印象があるが、実は三角池からゴルフ場間での距離は、そんなに離れてないらしい。　あーしかし、これでドカンがあったら最高なのになー、なんて事を思いつつ、一行は次の目的地（といっても、目と鼻の先）、国衙の史跡公園へ。　と思ったら、やってんじゃん！！ドカン。　思わぬサプライズに、参加者から歓喜と快哉の声が上がる。　ドカン完成の瞬間。こんなときは参加者の皆さん、目をキラキラ輝かせてのぉ。　ちなみにこのドカン、一般的にはポン菓子と呼ばれているが、実はゴマ以外の穀物なら大概作れるらしい。　ならば、地元の麦を使った「マイマイドカン」とか作って、うめてらすか防府駅の売店で売ったらいい商売になるんじゃないかと、一瞬汚い大人の考えが浮かんだが、そもそも今防府で麦を作っている農家がほとんどない事に気づき、あっさり断念する。　ちぇ、せっかくのビジネスチャンスが…。　気を取り直して。　国衙の史跡をバックに、国庁についての説明。本編のラストカット、なぎ子ちゃんと千古が草笛を吹いていたのも、実はここだったりする。　とか言ってる間に、なんとアクシデント！史跡の囲いが取れた！！　つーかこれ、元から取り外しできるようになっていたようで、別に壊したわけじゃないんだと、一同一安心。まあ、誰が取ったかは、あえて言いませんが（笑）。　今回もひっそりと登場、ひづるのお墓。　どういう縁かは存じ上げないが、日露戦争で使われた戦艦の大砲の弾頭も、ここに奉納（？）されてたりする。　この弾頭を見ながら何気なく「そういえば、マンガとかで見る昔の大砲の弾って、全部球体でしたのね？それがいつ頃から、こういう円錐状に近い形になったんでしょうかねぇ」などと口にしてみると、近くにいた参加者の一人が「ああ、それはライフリングが発明されたからですね」と、事細かく説明してくださった。　いやはや、長年の疑問が、こうも容易く解決するとは。恐るべし、マイマイ新子(ｴ)。　そろそろお昼ごはん時かな、という頃、一行は午前の部最後の目的地へと移動する。　史跡から数十ｍ。バス停そばの商店。ちなみに道路をはさんだ向かい側には、ユニクロがあったりする。　車の陰に隠れて見えにくいけど、国衙の停留所もバッチリ健在。　もう数ｍ、南に進むと、　　水門のあった場所…なんだけど、なぜか写真に写ってないっ！！でも、山の形と道の作りで、だいたいココだって分かるよね？ウン。　ちなみにココは、千年前のなぎ子ちゃんになった貴伊子ちゃんが「多々良山、おんなじ形！」と言ってた場所でもある。　これを書いていてハッと気がついた。そうか、なぎ子ちゃんは新子ちゃんの空想から生まれた女の子だけども、実は貴伊子ちゃんの心の具体でもあるわけだ。　だから最後は、友達を想う二人の気持ちがシンクロして、一つになったのか。　一年以上も前から既に１０回も劇場で観ているのに、まだまだ気づかされる部分があるとは。まったく、本当にフラクタルな映画だ。　さておき、ここで午前の部は終了。一行は昼食を取るべく、すぐ近くの会館へ。　お待ちかねのお弁当タイム。原作に登場する、昭和30年代のメニューを再現したお弁当に舌鼓。クジラ肉が入ってなかったのが残念だけども、美味しいのでオールＯＫ。　近くのコンビニに、お茶を買いに行ったついでに撮影。かつて、なぎ子ちゃんの、否、えりゃ～人のお屋敷があったとされる発掘場所。実際に発掘調査がされたのは、本作のロケハンが行われた３、４年前頃で、昭和３０年代は手付かずだったそうな。　　と、小生がちょっと席をはずしている間に、会館内ではウィスキーボンボンが配られ、みんなで乾杯していたと、後から聞く。　い、いいもん！！今は禁酒してるから、別に欲しくなんかないもん！！（超強がり）　腹も膨れたところで、午後の部スタート。一行は一路、新子ちゃんの家のある方角へ！（その4に続く）

  April 7, 2011

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  マイマイ探検隊５　その２

  　さて、一行が辿り着いたのは、「リアルマイマイ新子」こと原作者・高樹のぶ子先生の母校であり、新子ちゃん達も通っていた松崎小学校。　ＨＰによると、明治６年に宮市町の芦樵寺を教場にして、前身である「宮市小学」が開校。　明治９年、現代の場所に移転。その際に、今の校名に変わったという。　なお、昭和３０年当時は木造だった校舎は、昭和５３年から５６年にかけて、現在の鉄筋３階建てに改築されたそうな。　で、こちらが当時の正門。今は別に場所に、新たな正門が設けられているそうな。　　学校について説明される片渕監督。グラウンドでは、少年野球チームと思しき生徒達が、一体何の集団かと訝るような視線をこちらに向けている。　いいんだ、別に疚しい事してるわけじゃないし。つーかこの中には、君達のＯＢ、ＯＧもたくさんいるんだよ。　新子ちゃんが緑のコジローと競争していた水路に沿って、次の目的地へと向かう一行。　　途中、アヒル小屋があったとされる場所や、二宮金次郎像を発見。新子ちゃん達も、アヒルの世話をしたり、二宮像に落書きしたりして遊んだんだろうか（ダメ）。　ちなみに、この奥の方に、ひづる先生が手紙を燃やしていた焼却炉があるそうな。卒業生の方によると、もともとこの水路脇に設置されていたが、ダイオキシンが発生するじゃなんじゃの理由で、移動したんだとか。　景色こそ変わってしまったけど、新子ちゃんが貴伊子ちゃんを尾行した道も、ほぼそのままの形で残ってます。　ちょうど写真の奥辺りが、新子ちゃんが農夫のおじさんに「あぶねぇでよー」と注意される場所。ちなみに、その農夫の声は片渕監督ご本人。　　で、本当はこの後、松崎と国衙の境の場所や、水路についての説明をされたのだが、持病の腰痛が悪化して蹲っているうちに、写真を撮り忘れるという大失態をさらしてしまう。　やはりロキソニンを持ってきとけばよかったと、後々激しく後悔。次の探検隊６では、必ず！必ずッッッ！！　さておき。次の場所に向かう途中、広場に咲いた白タンポポを発見。ちょっとした野草撮影会に。　そういえば、前に来た時は秋だったので、花など彼岸花ぐらいしか咲いてなかったような気がする。四季折々の美しい自然の、何気ない変化を楽しめるのも、本イベントの醍醐味の一つかもしれない。　ある意味これも、千年の魔法がなせる業か。　などと、いらん事を考えているうちに、一行はズンズンと進む。　国衙の北西隅跡を過ぎると、そこにあったのは…、　蔓のハンモックのモデルとなった木。本来なら、新子ちゃんの家を近くにある設定だが、監督がこの木の形を気に入り、本編に採用したのだとか。　そこから徒歩数秒、佐波神社に到着。　実はこの神社、見た目はこんなだが（失礼）、かなりすごい神社らしい。なんでも、この辺り一帯の御神体を総括した、いわばオールインワン神社らしく、後に登場する勝間神社も、ここに御神体が奉納されているとか。　　ジャンケンもってすっちゃんホイ！なんてやりながら、石段を登っていくと、　　なにやらお祭りの真っ最中。聞けば、「同期の桜」で知られる防府出身の作曲家・大村能章先生（１８９３～１９６２）の功績を称えたモノなんだとか。　うーん、不勉強なので、まったく存じ上げなかった。　こちらが、その記念碑。これも探検隊のイベントかと思って、普通に聞いてしまった（笑）。　　振舞われた桜茶と一緒に、熱々のコロッケを食らう。しかし、相変わらずデカい手だな、小生（笑）。　そろそろ移動。ちなみに写真の辺りが、シゲルとヒトシがダムを作ろうとしていた桑畑の場所。　次の場所へ。と、その前に、毛利庭園の駐車場で小休止。天満宮同様、なぜこんな立派なお屋敷が、本編に登場しなかったかというと…、　　おっと。今日はもうこんな時間なので、続きはまた明日。

  April 6, 2011

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  マイマイ探検隊５　その１

  　つーことで、去る４月２日と３日、「マイマイ新子」関連イベントに参加してきましたので、その報告を。　…というか、実は２日はほとんど写真も撮らず、ひたすら食ってばっかりいたので、実質３日の「マイマイ探検隊５」オンリーの感想になるけど、まあ気にしないでね。　いやでも、２日もすっごく楽しかったんだよ！オフ会のＢＢＱは超盛り上がったし、「メイキングオブマイマイ新子」では貴重なお話しもたくさん聞けたしで。　なにより、片渕監督自ら自身の次回作について、構想やら今調べている事柄やらを語ってくださったのは、「そんな事までやってらっしゃるんですか？！」と驚きつつも、単純に嬉しかったなぁ。　　　さておき。　午前９時前に、集合場所のルルサス防府に到着すると、すでに多くの人達が。　今回も前回同様、日本中からマイマイファンが終結。特に、震災で大変な時期にも関わらず、関東方面からもたくさんの方に来ていただき、スタッフでもないのに頭が下がる思いだった。　　主催者さまからの注意事項と、監督の挨拶のお言葉。そしてお約束の記念撮影を、開会式はつつがなく終了。　そんなわけで、マイマイ探検隊５スタート！！　（なお今回、前回同様に地図を付けようかとも考えたが、同じ事をもう一度やるのも芸がなく、また仕事の方がそろそろ忙しくなる事を考慮し、却下した。　かわりに、実際の防府の景色と、作中の絵を対比させたらどうなるのかと思い立ち、可能な限り本編に近いアングルで写真を撮影。ＤＶＤから画面を切り取り、並べてみる事にした。　版権等の問題でアウトになった場合、即削除しますので、その辺ご了承を。　地図に興味がおありの方は、前回の「マイマイ探検隊４（その１）（その２）（その３）（その４）」を参照にされたし）　　さて、我々が最初に向かった場所は、ルルサスからおおよそ徒歩3分、旧三田尻駅こと防府駅。　…いきなり分かりにくいな（笑）。　ともかく、ここからの眺めが、貴伊子ちゃんが始めて見た防府の景色なわけだ。　早速、次の場所へ。　もう少しキャメラがパンしたところが、庶務課の藤原さんがいた場所。なぜその場面をここに持ってなかったかというと、…観た人なら、分かるよね？（笑）　昨日のＢＢＱの胃もたれも気にせず（笑）、ズンズン進むぜ探検隊。　アーケード街前。貴伊子ちゃんを乗せたクラウンが通り過ぎる、ワンカットに登場。山口銀行も、当時と同じ場所に健在。左手のお寿司屋さんは、いつの間にか屋号が変わっていたりする。　そのままアーケード街を突き進む一行。そこに現れたのは…、　ご存知、ほうふ昭和館。「マイマイ新子」がきっかけで、当初はイベント的に開かれたものの、すこぶる評判がよかったため、そのまま通常営業に切り替えたそうな。　う～ん、地元の力になってるじゃないか、「マイマイ新子」！！　まあ、いきなり入り口前の出店に、ＡＫＢのプロマイドが燦然と輝いているのはご愛嬌として（笑）、さっそくみんなで入館。（つーか、ホントに誰だこの子？普通に知らない…）　　　昭和館というだけあって、館内はあちらこちらから「うわ、懐かしー！」「コレ昔、家にあったよ！」なんて声が飛び交うレトロアイテムの山々。　実はもう４、５回来ているが、ここだけは何度来ても飽きない。特に、写真には撮っていないが、昔のフィルムカメラの数々には、いつ見ても否応なくテンションが上がってしまう。あれを見るだけでも、入館する価値あり。　ちなみに、先程のお寿司屋さんの看板は、なぜかここに寄贈させている（笑）。　　古きよき時代を堪能し、一行が次に向かったのは、天神商店街。　新子ちゃん達が通った、松崎小学校まで続く水路。　しかし来るたびに思うのだが、千年前には、この水路の雛形が出来上がっていたのだから、日本の土木技術は、当時としては世界最高水準だったに違いあるまい。　ヨーロッパ等では、アントニ・ガウディが登場する１９世紀～２０世紀初頭まで、まともな水道網がなかった事を考えると、これがいかに驚異的な事かが理解できる。　　で、つぼみの綻びはじめた桜の木の下で、この辺りの水路の成り立ちについての説明と、この近くにバー・カリフォルニアのモデルになった建物があったという話を。　こういう話、建築マニアの人からしたらたまらんのだろうな。　さて、次はいよいよ防府天満宮へ…、と思いきや、時間の都合か、はたまた本編に登場しないためか、今回はスルー。　曰く、本編と原作に天満宮が登場しないのは、新子ちゃん達の遊び場が、学校より東側に集中してからなんだとか。子供達ならではの棲み分けみたいなのがあったのかね？　　先程の水路の脇道を通り抜け、辿り着いたのは…、　　「リアル新子ちゃん」高樹のぶ子先生の母校にして、新子ちゃん達が通った松崎小学校。　　しかし、そこで一行を待ち受けていたものとはっ！！　（その２に続く）

  April 4, 2011

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  「メイキングオブマイマイ新子と千年の魔法」明日発売！

  【送料無料】メイキングオブマイマイ新子と千年の魔法　日本映画史に燦然と輝く傑作アニメ「マイマイ新子と千年の魔法」のメイキング本が、いよいよ明日発売になる。　数々の制作資料はもちろん、美術設定、アフレコ台本、スタッフインタビューに、片渕監督が個人的に手がけられた同人誌まで収録と、まさにファン必携のマストアイテム。　詳しくはコチラ。　本編ＤＶＤともども、是非とも一家に一つずつ。マイマイ新子と千年の魔法　本当は今日中に「太平洋の奇跡」の感想書こうと思ってたけど、ブラウザの調子が悪いのか、よく落ちるので怖くて書けません。　なので、明日には必ず。そう、必ず…！！あぁ、一体いつになったら「マクロスＦ」の感想が書けるやら…。

  March 10, 2011

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  マイマイ新子イベント３連荘

  　「ファンタシースターポータブル２インフィニティ」が楽しすぎて止まらない昨今、いかがお過ごしでしょうか。　サクサクっとストーリーモードを終わらせてから、各ミッションに挑んだ方が効率的だと分かっていても、ついつい寄り道してしまう謎の魔力。おかげで映画レビューも遅々として進みません！！（超言い訳）　でもまあ、いい加減そんなていたらくを続けるわけにもいかんので、明日には「ヒアアフター」の感想書きます。ええ書きますとも。　べ、別に、アンタなんかに読んでもらいたくなんかないんだからねっ！！（ツンデレ）※メール便可能(160円)※17時迄のご注文は当日発送可【特典付き】新品PSPソニーファンタシースターポータブル2インフィニティ特典 プロダクトコード「キズナ インフィニティセット」付き　それはさておき。　先頃、日本アニメ史に残る傑作「マイマイ新子と千年の魔法」関連のご当地イベントが、ついに発表された。　その１。「マイマイ新子ＢＢＱオフ会in防府part３」　　　本作のラストカットの舞台でもある、防府市佐波川河川敷にて、お花見バーベキューがてら「マイマイ新子」について楽しく語らおうといった催し。公式ではないものの、片渕須直監督も参加される予定との事なので、ひょっとしたら、意外なエピソードや秘話が聞けるチャンス、かも？　日時：４月２日（土）　１１：００　　場所：場所：山口県防府市本橋町20付近　会費：２０００円　その他詳しい情報は、コチラを参照。　　その２。「片渕須直ナイト３　～メイキング・オブ・マイマイ新子～」　ＦＭわっしょいさんのスペシャル企画が、約一年ぶりに復活。後半の懇親会ともども、楽しい時間になる事ウケアイ。（ちなみに今回は、ＦＭわっしょいさんはノータッチとの事）　日時：４月２日（土）　１８：００～１９：００　メイキング・オブ・マイマイ新子 　１９：００～２０：３０　懇親会 　場所：ルルサス防府１階わっしょい広場マイマイ新子の部屋　参加費：３０００円　定員５０人　主催：「マイマイ新子」ともだち倶楽部さん　例によって詳しくは、コチラ。　＜追加情報＞　 その２．５。「？？？」　とある情報筋によると、４月２日（土）２０：３０以降の予定は空けておいて下さい、との事。　　ひょっとしてアレか、「ＯＶＡ版ブラックラグーン」の一挙鑑賞会とかっっ！！（絶対違）　　その３。「片渕須直監督と歩く『マイマイ新子と千年の魔法』探検隊５」　５回目を数える人気企画。片渕監督とともに、マイマイ新子の舞台となった防府の街を歩く、夢のようなイベント。みんなで歩けば、「マイマイ新子」がもっと面白く、もっと好きになる！！　日時：４月３日（日）　　９：００～１５：３０　（※雨天中止 ）　集合場所：ルルサス防府１階わっしょい広場マイマイ新子の部屋　参加費：１０００円　定員５０人　主催：「マイマイ新子」ともだち倶楽部さん　詳しくは、コチラ　小生はその２、その３に参加予定。その１に関してはちょっと様子見。…というか、昼間から酒が入ると、夜までセーブが効かなくなる可能性が（笑）。　ちなみに３月１１日（金）には、一迅社さんより「メイキングオブ　マイマイ新子と千年の魔法」が発売開始。こちらも要チェック！！　日本人なら一人一冊だって！！マイマイ新子と千年の魔法　追記。主催者さん側より、ツイッターにて要望がありましたので、一部情報を訂正しました。　詳しい情報は、ツイッターのハッシュタグ「#maimai_shinko」にて随時公開の模様。要チェキ（死語）。

  March 2, 2011

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  「マイマイ新子」公開１周年

  　昨日１１月２１日で「マイマイ新子と千年の魔法」全国公開からちょうど１周年。　　この一年、映画館に８回も観に行ったり、舞台となった防府へ三度も赴いたり、多くの人に出逢えたりと、この作品をきっかけにいろんな事があった。　公開当初はほとんどの館で早々に打ち切り、一時はＤＶＤ化さえ難しいと言われた本作が、気がつけば今なおイベント上映が続く異例のロングラン、また世界中で映画賞を多数獲得と、ようやく世間の評価が、作品の完成度に追いついてきた観がある。　本当にいい作品とは、いつの時代でも劣化することなく愛される作品であると、小生は思う。この先１０年、２０年後、本作がより多くの人々に変わらず愛され続ける事を、切に願う。　そのためにも、やはり次なる目標ブルーレイ化はぜひ実現させたい。なので皆さん、どうか署名にご協力を！！　　詳しくはコチラ。　そんなわけで、今日はこの辺で。次は２周年記念でお逢いしましょう（笑）。マイマイ新子と千年の魔法

  November 22, 2010

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  片渕監督の次回作について

  　「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督の次回作が、こうの史代原作「この世界の片隅に」に決定したとの事、らしい。　戦中の呉を舞台にした物語で、第13回（2009年）文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品だとか。　例によって詳しくはコチラ。　　実現すれば「マイマイ新子」に続いて、中国地方２県目か。じゃあ、次は島根か岡山？とにかく、監督は作家として非常に優れた方なので、きっとまた傑作を世に送り出してくれるに違いない。　それまでに、原作チェックしとくか。この世界の片隅に（上）この世界の片隅に（中）この世界の片隅に（下）夕凪の街 桜の国夕凪の街桜の国　　さて、明日は免許の更新に行かなならんので、今日はこの辺で。あー、面倒くせぇなぁ、なんで山口まで行かねばならんのだろうか。近場でできんもんかね。　

  November 13, 2010

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  マイマイ新子探検隊４　その４

  　（その３からの続き）　敷地に入ってすぐ、我々を待ち向けていたのは、ご覧のモダンな建物。時代を感じさせる丸い窓がかわいい。　配管のアーチをくぐり、いざ社宅へ。　途中にも、入り口と同じような家が数軒。いいなぁ、ああいう家住みたいなぁ。オール電化＆ネット環境完備なら（笑）。　旧カネボウ工場入り口前。今は主にポリエステルを作っている工場になっているとの事。本編ではこの辺りで紙芝居をやっていたそうな。　今も鐘紡のテントが。　そしてついに最終目的地、貴伊子ちゃんの家へ。　本編にも登場したモニュメント。ほとんど当時のまま。　かなり錆びついちゃってるけど、ブランコも健在。ということは位置的に…、　ここら辺にクマがいたわけだ。その隣の家には…、　ついに、貴伊子ちゃんの家発見！！　…って、空き地かい！！　うーん、本編どおりのシャレたお家を期待していただけに、ちょっと残念。参加者のどなたかが「コレ、ＡＲコードで家が出せたらいいんじゃね？」と仰られていたが、個人的にいいアイディアだと思ってしまった。　その手の技術に明るい方、次回開催のために一肌脱いでいただけませんか？　さて、終わり頃になってようやく止みだす、空気読めない子ちゃんの雨に軽くイラッとしつつ、全工程を終えた一行が向かった先は、　ご存知「ロックシティ防府」。　到着してすぐ、一般客はまず入れない会議室に通された我々を待っていたのは、両手でも抱えきれないほどの、記念品の数々。　完歩証。　シールにバッジ。わーい、なぎ子ちゃんだー。　さらに、ＦＭわっしょいアナウンサーの方のお母様が、一つ一つ手作りしてくださったという金魚。また、写真には撮ってないが、新子ちゃんの特別住民票も参加者全員に手渡され、歓喜の声が上がった。　その後、監督のありがたいお言葉をいただき、無事に全工程終了。クタクタの身体にこの上ない満足と充実感を秘めたまま、帰路に着いた。　さて今回、防府の町を実際に歩いてみて思ったが、このイベントはいわゆる「聖地巡礼」の類ではなく、新子ちゃん達が確かにここに存在し、遊び、駆け回り、笑いあっていたという事を、確認するためのものだったのではないだろうか。　きっと今も、誰かが草笛を吹けば、青い麦の海を元気に走る新子ちゃんと貴伊子ちゃんが、牛車の屋根を満開の卯の花で飾ったなぎ子ちゃんが、防府の町のどこかにいるに違いない。　緑のコジローや金魚のひずるのように、我々が想う限り、彼女達はこれからもあの町にいる。そんな事を人知れず考えてしまう小生は、やはり相当なロマンチストか？それともただの変態か？多分、その両方だろう。　本作の感想にも書いたが、この映画は美しい。その正体が、今回のイベントで少しだけ垣間見えたような気がする。　そんな美しい作品に出遭えたことは至上の喜びであり、それについて語らえるたくさんの方々と出遭えたことは無上の喜びである。ましてその人達と、作品の舞台となった土地をともに歩けるとは、もはや比喩する言葉すら見つからない、幸福な時間であった。　改めて、片渕須直監督と制作スタッフの皆様、本作の完成にご尽力くださった全ての人達、それから本イベント、前日の野外上映会、その他「マイマイ新子」に関わった全ての人達に、最大の敬意と感謝の捧げます。　みなさん、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。　…相変わらず、何のまとまりもない締め方だけども、とりあえず、これで「マイマイ新子探検隊４」報告は終了。　それではみなさん、次回「探検隊５」でお会いしましょう！！　　にょろーん。　

  October 7, 2010

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  マイマイ新子探検隊４　その３

  　（その２からの続き）　お弁当を食べ、おやつのポン菓子までいただいて、ご満悦の一行。　お腹もいっぱいになったところで、いざ午後の部へ、出発！　…と思った矢先に、突然強くなる雨！！ユニクロで着替えを買って来られたばかりの片渕監督も、あわてて合羽を取り出す。　スケジュールの都合で見られなかったけど、この先に新子ちゃんの家が。一升瓶いっぱいのお米を背負った新子ちゃんは、この道を真っ直ぐ走ってタツヨシの家に向かったわけだ。　で、こちらがタツヨシの家、があったとされる場所。近所迷惑なんで、間違ってもドアを叩かないように。　一段低くなっている箇所から向こうが、千年前には海だった場所。手元の資料によると、千古の家があった場所は、ここから東（写真から見て左手）にずっと行ったところ、らしい。　続いて。　監督が歩いてらっしゃる辺り、旧山陽本線をたどって行くと…、　新子ちゃんと貴伊子ちゃんが、千年前の女の子（なぎ子ちゃん）の姿を思い描いていた場所、勝間神社に到着。　もともとは国府の守護神として信仰されていたそうだけど、今は鳥居と柱に使われたとされる石材が残るのみ。　新子ちゃんの時代からそうだったところを見ると、この一帯が埋め立てられた頃かその後に、御神体ごとどこかに移動したのか。それとも取り壊されたのか。うーん、謎だ。　ざっぶ～ん、ざっぶ～ん（笑）。　再び移動。　ん？赤いの（違）　かつてはここに、もう一本線路が通っていたとか。今はまったく面影なし。　本当は途中にもうひとつ、菅原道真公が大宰府に下る際に立ち寄られたとされる「お旅所跡」があったのだが、思いっきり写真を撮り忘れてしまった…。　　それはさておき。いよいよ一行は、最終目的地前まで到着。　奥のお店と元お店の間が、バー・カリフォルニアのあった港開地へと続く道。位置的に、入り口は反対側になるとの事。　旧カネボウ入り口。ここにかつて、新子ちゃんがはじめて貴伊子ちゃんに声をかけた踏切があったという。　ついに、貴伊子ちゃんの社宅のあるカネボウ敷地内に足を踏み入れる一行。　だがそこで、我々は衝撃の事実を知る事となる！！！　（その４に続く）

  October 7, 2010

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  マイマイ新子探検隊４　その２

  　（その１からの続き）　小雨のパラつく中、防府天満宮に辿り着いた一行は、雨宿りをかねて道の駅「うめてらす」の店内へ。（ちなみに写真は前日のモノ。晴れてるとこんな感じ）　店内の巨大モニターでは、マイマイ新子と防府の名所を巡るＰＶが。しかも、ナレーションは「ひずる先生の中の人」脇田美代ＫＲＹアナ（美人！）とあって、参加者から「このＤＶＤ欲しい！」との声もチラホラ。　その後、コーヒーでも買おうと店内をプラプラしていると、公式サイトにあったマイマイグラスを発見。　なんでもこちら、片渕監督の同級生の方が一つ一つ手作りされているそうで、実際に見ると、その綺麗さと可愛らしさに思わず見とれてしまう事ウケアイ。これで縁側でカルピス飲みたいとか、思ってしまった。　残念ながら当日は品切れで、予約待ちの状態だったが、追加予約する方も数人。小生は値段の都合であきらめた…。　雨が少しやんだかな？というところで、次の目的地へ。　　ちなみに、地図上にある「天満屋」はお土産屋さんで、某百貨店とは何の関係もないとの事。　こちらが新子ちゃん達が通っていた松崎小学校。　本編にも登場する旧校門は、横を流れる川と同様、ほとんどそのまんま。　当時はこの川で、子供達はエビやタニシを獲って遊んでいたとの事。ピチピチ跳ねるエビを、網で追い掛け回す新子ちゃんとシゲル、アタフタする貴伊子ちゃんの姿が目に浮かぶようだわ。　この道を、新子ちゃんは緑のコジローと競争しながら毎日登校してたわけだ。　本当は、この道沿いの金網から二宮金治郎像が見え、その奥にひずる先生が手紙を燃やしていた焼却炉があったそうだが、その写真がどこかに行ってしまった…。今度から写真は、ちゃんと保存してからツイートしよう。　途中の十字路。この道を、新子ちゃんは下校中の貴伊子ちゃんを尾行していて、ちょうど写真の奥のところで「危ねぇでよー」と注意されたわけだ。　直角の川について、解説される片渕監督。足元悪いですから、気をつけて！！　ズンズンと進む一行が、次に向かった場所はここ。　ジャンケンモッテ、スッチャンホイ！でおなじみ、佐波神社。ということはこの下には…、　シゲルとヒトシが、ダムを作ろうとしてた桑畑が。つーか、角度が悪くて何も見えんな、コリャ（笑）。　しかしよく見ると、なんと「おじいちゃんのハンモック」を発見！！　本当は、新子ちゃんの家のすぐ近くにある設定だけども、監督がこの２本の木の形を気に入り、本編でもモデルにしたとの事。　いいなぁ、夏場にあそこで足プラプラさせたいなぁ。裸足で川の水バシャバシャさせたいなぁ（遠い目）。　さておき移動。（実はこのとき、小生の腰痛はピークを迎えており、正直立ってるのさえ相当キツイ状態に。なんとか根性で最後まで乗り切ったが、途中で何度リタイアしようと思ったことか…　涙）　女の子たちがポン菓子を食べていた祠のそば。　もはやお馴染み、国衙の史跡公園。昨日の巨大スクリーンの骨組みが残る公園と、多々良山、史跡、そして片渕監督が揃った、奇跡の一枚。　しかしこうして歩いてみると、新子ちゃん達がどの道をどうやって走り回り、遊んでいたかが、手に取るように分かるのが面白い。　改めて、片渕監督と本作に関わった人達の防府に対する愛を感じ、目頭が熱くなってしまった。　オッサンが一人でウルウル来ている間に、一行は次の場所へ。　ここからの道は、二人が発掘現場（なぎ子ちゃんのお屋敷があった場所）に行く一連のシーン。ここ、今でも国衙の停留所よ。　水門。新子ちゃんと緑のコジローの競争が再び始まるのは、この少し向こう。　なぎ子ちゃんが撫子の花の種を植えさせた築地は、この辺り。新築…？　そこからぐるりと回って、　直角に曲がった川。ちょうどこの辺を歩いている頃、ツイッターの新子ちゃんＢＯＴから「大きなよ、お屋敷かね」とのツイートが。　偶然か必然か、まるで次元を飛び越えて、我々と新子ちゃんが一緒に歩いているかのような気分を味わえた。　きっと新子ちゃんが、ゾロゾロと集団で歩き回る我々を見かけたときには「ねぇ、何しよってんですかー？」と、声をかけてくれるに違いない。　そんな事を考えているうちに、午前の部最後の目的地、発掘現場に到着。　実はここ、昭和３０年当時はまだ何にも調査されておらず、実際の発掘作業が行われたのは、ロケハンをはじめた２００７年頃だという。　もしロケハンが、もう少し早かったか遅かったかすれば、本作になぎ子ちゃんは登場しなかったかもしれない。これも何か、縁のようなものを感じるな。　ここで午前の部は無事終了。国衙会館にて、お弁当タイム。　原作に登場するお弁当のメニューを、可能な限り再現。クジラのカツも入ってて、かなり美味。特に焼き味噌おにぎりは絶品。今度作ってみるか。　本日はここまででご勘弁を。次回は、ついに午後の部へ。　（その３へ続く）

  October 6, 2010

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  マイマイ新子探検隊４　その１

  　さて、昨日の「マイマイ新子野外上映会」に続き、「マイマイ新子探検隊４」の報告を。　　朝９時前、ルルサス防府に到着。すでに数人の方が。　あとで知ったことだが、なんと本イベントには「ハートキャッチプリキュア！」のキャラデザで知られる馬越嘉彦さんが参加されていたとか。　ということは、このメンバーの中にえりか様の生みの親がっ！！つまり、小生の義理のお父様がっ！！！（バカ）　それはさておき、もしどなたか存じ上げていれば、挨拶の一つもできたものを。なんとも残念。　ともかく、片渕監督の挨拶ののち、いよいよ「マイマイ新子探検隊４」、スタート！！　参加者の証、マイマイシールを帽子に貼るなう。　低くなる雲に一抹の不安を覚えながら、まずは最初の目的地、防府駅へ。　無事に到着。…まあ、徒歩１分だしね。ちょうど写真の辺りが、三田尻駅を降りた貴伊子ちゃんが最初に見た景色。向こうから、庶務課の藤原さんが走ってくるわけだ。　小雨の振り出す中、次の場所へ移動。　途中、「新子ちゃんの中の人」こと福田麻由子ちゃんお気に入りというかまぼこ屋の紹介が。ここ、確かに美味しいんだけど、ちょっと値段が…。　続いて、アーケード入り口。貴伊子ちゃんとお父さんの乗るタクシーが横切るシーンで、ワンカットだけ登場。お寿司屋さんと山口銀行は、５０年経った今も健在。　ほうふ昭和館。マイマイ新子がきっかけで設けられたとあって、館内はレトロなアイテムがいっぱい。　このカメラ欲しいわー。今持ってたら、逆にオシャレだよな。　この辺の映画、ＤＶＤ－ＢＯＸ出ねぇかなー。　懐かしさ満載の昭和館を後にして、一行は次の目的地へ。　その途中、偶然か意図してか、伝説的アニメーター・故・金田伊功さんが在防中、足繁く通ったとされる模型屋を発見。氏のファンと思しき参加者が多数、ガラス越しに店内を覗き込む一幕も。　後に掲載する、新子ちゃんが通っていた松崎小学校へと続く川。　バー・カリフォルニアのモデルになった建物があった場所。春の探検隊３の時は現存していたそうだけど、今は撮り壊れてしまってた。うーん、残念。　ちなみに、板の隙間から面影が垣間見たとか。撮っときゃよかったかも。　雨足の強くなる中、ようやく一行が辿り着いたのは、ご存知防府天満宮。道の駅「うめてらす」の中で雨宿りを始めた一行を待ち受けていたものとはっ！！　（その２に続く）

  October 5, 2010

• マイマイ新子野外上映会in国衙　その2

  　（その１からの続き）　無事にアニメーターワークショップが終了し、会場の外に出てみると、そこには「マイマイ新子」の劇中曲で美麗なスキャットを披露されたMinako”mooki”Obataさんの御姿が！！　今まさにミニライブが始まる直前、あわててケータイで録画する事に。　なお、あとで確認してみたところ、本件の他に数本ツイッターに投稿した動画が、すべて途中で切れており、軽くイラッと来てしまった。　できればここに、完全版をそのまま添付したかったのだが、どうやらサイズがデカすぎてムリのようなので、一度ニコニコ動画に投稿し、それを貼り付けるという、極めてまどろっこしい方法に打って出る事にする。　他の動画も、様子を見ながらうｐしていく予定。まあ、観たい（聴きたい）人がいれば、のはなしだけど。　その後、片淵監督とmookiさんによるトークショーを経て、まちかどフェスタは無事に閉幕。急いで野外上映会会場で、国衙史跡公園へと向かう。　もっとも、急いで、といっても、前イベントまで約１時間半、上映開始まではさらにもう２時間あるので、実際には小雨の降る中、ゆっくり歩いていったのだが（関係ないか）。　途中、早めの晩飯を食おうと入ったラーメン屋が意外に美味く、しかも替え玉が一玉無料でお得だねぇとか思っていたら、買ったばかりの傘を置き忘れてしまったのはナイショ。　　（ところで、ここから先の写真についてだが、なぜか小生のケータイのフォルダから一掃されており、どこを探しても出てこない。多少、ツイッターの方に添付してあるので、どうしても見たい！！という方は、そちらを参照にされたし）　さておき。　会場入りすると、国衙の史跡前には本編でおなじみの「ドカン」が。我々世代には懐かしい代物だが、集まったチビッコ達は当然初めてのようで、ポン菓子が出来上がるたびに（爆発音がするたびに）ワーキャーと騒いだり、なぜか逃げ出したり、耳をふさいで待ち構えたりと、微笑ましい反応をみせてくれた。　１８時になり、そろそろ辺りも暗くなり始めた頃、我々の願いが通じたのか、空を覆っていた暑い雲が切れ、西日が顔を出す。それとほぼ同時に、公園に設置された巨大スクリーンの前にmookiさんが登場。本日二度目のミニライブが始まった。　多々良山をバックに、美しい歌声を披露してくださったmookiさんに、集まった１０００人近いお客さんから、割れんばかりの拍手が贈られる。　その後、監督と岩瀬プロデューサーが登場。この地で野外上映ができる感無量の胸の内を語られると、我々の胸にも、何か熱いものがこみ上げてきた。おそらく、この時点で泣きそうになったファンの方も、数人いらしたに違いない。小生がそうだから（笑）。　そしていよいよ、お待ちかねの野外上映会開始。今回は、DVD出力をプロジェクターで投影する方式だそうだが、監督曰く「おかげで、今まで上映したどの回より、音も映像もきれい」とのこと。　確かに、野外用スピーカーによる音響は素晴らしく、映像もこの上なく美しいが（ちなみに、今回は珍しく字幕付き）、やはりこの場所、スクリーンに映っている山や景色が、周囲を見渡せばそこにあるというこの環境で観るというのが一味違う。　ラストの天の川のシーンは、スクリーンの星空と実際の空との境目が消え、新子ちゃん達の世界が我々のいるこの世界まで広がってきたような、感動的な錯覚さえ起こしてしまった。　小生の拙い文章力で、この感情と感動を表現するのはとても不可能なので、できればツイッターのハッシュタグ「#maimai_shinko」を検索して読まれたし。　とにかく、「マイマイ新子」が好きでよかったと、心から思える時間だった。　何人かのツイッター利用者の方にも声をかけていただき、非常に有意義な一日となった。　ただ一つ残念だったのは、上映終了後、会場のあちこちに飲み残しのジュースのカップやペットボトル、コンビニの袋がそのまま投げ捨てられていた点。　せっかくみんなが気持ちよく、楽しい時間を共有できたというのに、こういう輩が数人いるだけで台無しになってしまう。ましてそれが、自分達が住む土地の、誇れる場所であるならなおさら。　会場でポイ捨てしたヤツ、全員タツヨシの父ちゃんの木刀でシバキ回す！！！　さて明日は、いよいよ「マイマイ新子探検隊４」について。体力が残っていれば…、がんばって書きます。…多分。

  October 4, 2010

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  マイマイ新子野外上映会in国衙　その１

  　そんなわけで、去る１０月２日の『「マイマイ新子千年の魔法」野外上映会in国衙』、そして３日の『片淵須直監督と歩く「マイマイ新子と千年の魔法」探検隊４』に参加してきましたので、誰も頼みゃあしないのに、その報告をうｐしてみます。　ちなみに、今回は体力的な都合上、何回かに分けての投稿となりますので、どうかご了承を。　さて。まずは「片淵監督のアニメーターワークショップ」が開催されるルルサス防府へ。　１０時３０分のスタートより少し早めに防府入りし、天満宮へ参拝。今回のイベントの成功と、何やらかんやらお願いしてくる。　しかし、その結果があんな事態を招くことになろうとは…（詳細はまた後で）。　ちなみに今回のイベント、防府商業高校と地元商店街の皆様が連携して行う「天神まちかどフェスタ」という催しの一つとして企画されたもの、とのこと。　ために周囲には、土曜日にもかかわらず、露店にイベントにと精を出す学生たちの姿が。　中には、「マイマイ新子」のなぎ子ちゃんのコスプレもとい衣装をまとった女子生徒もいたりして、おっさん達もといマイマイ新子ファン達の格好の撮影対象となっていた。　中には、この方の御姿も（笑）。　そしていよいよ、監督によるアニメ講座の始まり。商業高校の生徒たちに、アニメーションの作り方を、かなり専門的な内容も交えながら説明される片淵監督。　ボールが落ちてはねる様子を、アニメーションで表現する手法に、苦戦する生徒たち。自由落下と加速度の計算なので、微積分が必要、だと思う。多分（忘れちまったなー）。どっちにしろ、相当高度な数学力がいるはず。　今はコンピューターでやるのが主流だそうだが、なんと片淵監督は、今回の例題のためにわざわざ手動で計算されたとの事。やはりすごい人は、何もかもが違う…。　昼休憩。向かいのたこ焼き屋「和屋（なごみや）」さんで、半月焼きランチを食す。　ちなみにコチラのお店、１７時から男性９００円（女性８００円）で５０分たこやき食べ放題とのこと。興味のある方は、是非。　　午後の部スタート。続いては光源の授業。が、外でブラバンの演奏が始まってしまい、ほとんど聞こえない…。　なぜか小学生による「暴れん坊将軍」が鳴り響く中、フォトショップを使って昼の絵を夜に変える技術をレクチャー。学生ならずとも、非常に参考になる内容だった。　その後、「多くのアニメーターが一番こだわっている道具は、実は消しゴム」なんていう裏話や、高校の先生と思しき方のサムいジョークも飛び出しつつ、ワークショップは無事に終了。　風がだいぶ強くなってきたなー、と思いながら外に出てみると、そこで我々を待っていたのはっ！！！（その２につづく）

  October 4, 2010

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  帰宅～

  　つー事で、マイマイ新子野外上映会in国衙＆マイマイ探検隊４を終え、無事に岩国まで帰って参りましたー。　イベント中、ずっとツイッターで実況みたいな事してたけど、めっさ疲れた…。あと、めがっさ腰が痛い…。くっそー、ロキソニン持って行っときゃよかった。　とにかく。本イベントに携わった全ての皆様、本当にお疲れ様でした。　そんなわけで、また後日ちゃんとした感想まとめて書きます。なので、今週の「オーズ」と「ハトプリ」の感想は、だいぶ遅れるかも。　じゃ、今日はもう寝まーす。　ちなみに、↓は今回撮った写真、の一部。

  October 3, 2010

• いよいよ明日は「マイマイ新子と千年の魔法」野外上映会 in 国衙

  　明日は待ちに待った『「マイマイ新子と千年の魔法」野外上映会 in 国衙』、そして明後日は『片渕須直監督と歩く「マイマイ新子と千年の魔法」探検隊４』が開催される。　　日本全国のマイマイ新子ファンが集うであろう本イベントに、小生も参加すべく、この前からいろいろと準備中。計画していたニコニコ生実況は、いまいちやり方が分からなかったので断念したものの、ツイッターの方で可能な限り報告していく予定。そのためにケータイの予備バッテリーも買っちゃったし。　で、ここへ来てまさかそんなオッチョコチョイな方はいらっしゃらないだろうと思いつつ、一応、明日と明後日のスケジュールを貼っておく事にする。　つーか、主に自分が忘れないためなんだけど（笑）。　　基本、サイトの丸写しなので詳しくはコチラを参照。＜10月2日（土）＞片渕監督のアニメーターワークショップ【会場】　ルルサス防府（地図）1階　マイマイ新子の部屋等　※見学出来ます！　【スケジュール】10:30　片渕監督によるアニメーター ワークショップ（約90分）14:00　片渕監督、Minako“mooki”Obataさんによる挨拶とミニライブ14:30　サイン会※このイベントは、天神まちかどフェスタとの協働事業です。天神まちかどフェスタは、山口県立防府商業高等学校が、商店街等と連携をとって開催する、まちなかイベントです。「マイマイ新子と千年の魔法」野外上映会 in 国衙【参加費】　入場無料（敷物が必要な方は御持参下さい）【会場】　周防国衙跡史跡公園（地図）※雨天の場合は、松崎小学校体育館（地図）（入場制限有）【スケジュール】16:30　開場　／　平安時代の体験、ポン菓子実演販売などがあります！17:30　ミニライブとトークショー（登壇者：片渕監督、Minako“mooki”Obataさん）18:30　上映スタート＊このイベントは、本作のふるさと防府PR実行委員会が、特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと実施の「防府市子どもの職業体験づくり事業」の一環として（探検隊は除く）、子育て支援特別対策事業費補助金を受けて開催するものです。＜10月3日（日）＞片渕須直監督と歩く「マイマイ新子と千年の魔法」探検隊４【参加費】1,000円（昼食代込）【定員】先着60名（県内・県外者合計）【スケジュール】　9:00　ルルサス防府1階「マイマイ新子の部屋」集合・受付　9:30　出発15:30　解散【コース（約8km）】ＪＲ防府駅てんじんぐち（北口）　→松崎小学校（新子たちの小学校）　　→佐波神社（新子たちの遊び場）　　　→史跡周防国衙跡（国庁石碑がある史跡公園）　　　　→国衙会館（国司館跡至近・昼食）　　　　　→船所・浜の宮（平安時代の港跡）　　　　　　→カネボウ跡地ほか　　オマケ。防府天満宮の地図。この機会に、参拝されてみては？　なお、当日はあいにくの天気との予想なので、傘か合羽を用意しておくと吉。まあ、雨雲なんざ千年の魔法で吹き飛ばしてやるけどねっ！！　それじゃみなさん、当日はよろしくお願いします。　明日、ここにおるみんなで笑おうや！！

  October 1, 2010

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  舞台挨拶とサロンシネマと８度目の鑑賞

  　つー事で、先日広島サロンシネマにて催された、「マイマイ新子と千年の魔法」追加レイトショー及び片渕須直監督＆岩瀬智彦プロデューサーによる舞台挨拶に行って来ました。　仕事から帰宅後、大急ぎで準備。車を走らせ、開場１時間ほど前にサロンシネマに到着した時には、前回同様、既に数人のお客さんが。　二日前に急遽決まったにも関わらず、中には今回のために、博多や東京から新幹線で駆けつけたという熱烈なファンの方も数人。また、今回の一週間限定上映ですっかり千年の魔法にかけられてしまい、当日の朝の回も含めて毎日通ったという新たなファンの方も。　で、１階席、２階席ともにほぼ満員の会場にて、小生自身８度目となる本編鑑賞。先週「スクリーンで観るのは、これで最期かも」とか書いたばかりなのに、もうここまで来たら、何だかんだであと２、３回は観るんじゃないかという気がしてきた（笑）。　上映終了後、いよいよ片渕監督と岩瀬プロデューサーが登場。割れんばかりの拍手に迎えられ、壇上に挙がられた御二人の口から、先日カナダのモントリオールで開催されたファンタジア映画祭にて、「マイマイ新子と千年の魔法」が最優秀アニメ賞を受賞したとのご報告が。　詳しくはコチラを参照。　さらにこの日、来場した山口県防府市役所職員の方より、「青木新子特別住民票NO：１０００」が監督に手渡され、図らずして貴重な瞬間が重なった場面に立ち会えた喜びに、会場がさらに大きな拍手に包まれた。　その後、監督への質問コーナーに移行。真っ先に手を挙げた小生のしょーもない質問にも、苦笑いしながら優しく答えてくださる監督だったが、同時に昨今のアニメ業界の現状を憂う発言も。　また、ブルーレイ発売に関しては、現状ではかなり難しいとした上で、「みなさんの要望が強ければ」「自分としても、あの麦畑の広さを高画質で観ていただきたいんですけどね」との見解を述べられ、まったく可能性がゼロではない事を示唆。会場に応援を呼びかける一幕もあった。　しかし改めて考えてみたが、本作の一体何が、ここまで我々を駆り立てるのだろう。映画を鑑賞するために、わざわざ遠方まで出かける気持ちは分からんでもなく、現に小生自身、「アップルシード」は新幹線で岡山まで出向いて鑑賞したクチである（他の用事のついでではあったが）。　が、いくら監督の舞台挨拶があるとはいえ、もう既に何度も観ているはずの映画を追いかけさせる（上記の東京のファンの方は、今回で３７回目だという）、その根源とは。　きっと小生ごときでは解明しきれない、数値や論理を越えた何かが、本作には秘められているに違いない。そしてそれこそが、この度の受賞をはじめとした国内外での評価に繋がっていると、小生は思う。　少なくとも小生が知る限り、こんな映画は今まで一度も観た事も聞いた事もない。まったく持って、不思議な映画である。　舞台挨拶終了後、監督自らサインを書いてくださったアートカードと、持参したDVDを家宝にしようと決めつつ、会場を後にした。　ちなみに現物はコレ。　８月には徳山で上映会もあるそうで、小生と本作の腐れ縁はまだまだ続きそうである。　ともあれ片渕監督、手土産の一つも持たず、申しわけございません。そして、遠いところ、お疲れ様でした。　でも、あんまり無理なさないでくださいね。　マイマイ新子と千年の魔法【送料無料選択可！】アップルシード/APPLESEED ［Blu-ray］ / アニメ

  July 31, 2010

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  N3-2とラ王とマイマイ新子

  　…なんか「バカとテストと召喚獣」みたいなタイトルだな（笑）。　つーか、バカテスの２期なんてどうでもいいから、早く「かのこん」の２期作ってくれって！！　さておき。今日は帰宅早々、個人的な事情で某銀行に電話口でブチギレ倒し、気力を使い果たしてしまった。（詳細は、気が向いたら書くかも。書かないかも）　で、レビュー書くのもダルいので（パーフェクトダメ人間）、買ってからしばらく放ったらかしにしていた「ナインティナインナイツ２」を、チマチマやる事に。　　「戦国BASARA３」と発売時期が重なったせいか、びっくりするぐらい知名度が低いけど、百体単位の敵をバッタバッタ倒しまくる爽快アクションで、システムも洗練されてるし、「無双」より面白いって人絶対いると思うんだ。　惜しいなぁ。こういう良作が、人知れずひっそり消えていくの。　ところで、プレイ中によく止まるのは仕様なんかな？小生の部屋が暑すぎるから、だよね？★新品(XB360)ナインティナインナイツ2　「日清ラ王」生産中止。　あー、そういえば最近コンビニでも見かけなくなってたし、そんなに売り上げ減少してたのか。カップ麺好きとしては、美味しかったのはもちろん、なんつーか「ワンランク上」みたいな存在だっただけに残念だなぁ。う～ん。　しかし生産中止になると、無性に食いたくなるのは、なんでだろう（笑）。多分、今からまとめ買いするファンが激増すると思うんで、早めに確保しとくか。そばじょーぐ～じょーとーやっさ～！！【沖縄限定】日清ラ王沖縄そば6箱まで送料500円日清ラ王　【みそ】×12個【ケース販売】6箱まで送料500円日清ラ王　【しょうゆ】×12個【ケース販売】6箱まで送料500円日清ラ王　【しょうゆ】×12個【ケース販売】　ところで、例によって「マイマイ新子」の話し。　広島オタクマップさんによると、サロンシネマで先週の土曜日から一週間限定上映されている「マイマイ新子と千年の魔法」が、たいへん高評価を受けているらしい。　一般公開時、広島県内ではバルト１１でのみの上映、しかも多分にもれず早々に打ち切られたので、今回初めて本作を鑑賞する方も多いと思われる。お隣の山口県が舞台の、この稀代の傑作アニメを、広島県民の方々にも快く受け入れていただけたようで、一ファンとしても、山口県民としても非常に嬉しい。　で、それを受けて明日の上映最終日、追加のレイトショーが急遽決定。そしてさらに、上映後には片渕須直監督の舞台挨拶、さらにさらに、２月に大阪シネ・ヌーヴォのみで配られた幻のアイテム・特製アートカードが配布されるという。　開演は２１：００から。料金は大人８００円ととってもお得。気になってるけどまだ観てない方、観たけどもう一度劇場で観たい方、またとないチャンスです。明日の夜はご家族、お友達を連れてサロンシネマへ！！　小生も都合がつけば、監督へのお土産持って馳せ参じます！！会場で小生に気づいた人、先着１名限定で一杯おごっちゃう、かも。マイマイ新子と千年の魔法　

  July 29, 2010

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  サロンシネマにて、７度目の鑑賞

  　つー事で、「マイマイ新子と千年の魔法」７度目の鑑賞のため、広島サロンシネマさんの１週間限定上映に行って来ましたー。　コチラが、今回お世話になったサロンシネマさんの外観。どうよ、この場末感。館名さえで表示されてません。　始めての人だったら、間違いなく気づかないで通りすぎる事ウケアイ。つーか、小生もこの前「いばらの王」鑑賞のため数年ぶりに訪れたけど、思いっきり通り過ぎてしまった（笑）。　さておき。開演一時間ほど前に到着すると、既に数人のお客さんが。小生ぐらいか前後と思しき年齢の方から、かなりご年配の方、さらには親子連れと、客層はさまざま。最終的に、約８０席ある１階席が８、９割埋まった（２階席の入りは確認できなかったけども、結構入ってた様子）ので、まずまずの成績と言える。　ちなみに外観はアレだけど、中身はスッゴイ綺麗なんだよ、念の為。特に座席は、日本でも屈指の広さと座り心地なんだとか。ヨーシ、フォロー終了。　　で、感想。さすがに７回目ともなると、そんなに目新しい発見もないと思っていたが、前の鑑賞からしばらく経っていたせいか、少し新鮮な気持ちで鑑賞でき、ために細かい気づきも多々。　例えば前半の、新子が貴伊子の家までついて行くシーン。今まで何気なく観ていたが、必要だったとはいえ、よくあれだけ何の盛り上がりもない場面を、それもあんな最初の方に持ってこれたなと、片渕監督の判断と勇気に改めて感服してしまった。　それから、今さら気になったが、なぎ子がお供の者と牛車に乗って出かけるシーン。あれは、どちら発信で「出かけよう」と言い出したのだろうか。　う～む、また後でＤＶＤ観て考えよう。　どんな大作映画でもエンドロールが始まった瞬間、客のほとんどが席を立つのが当たり前となった昨今、会場のライトが点くまで誰一人帰ろうとしなかったのが印象的だった。　本作を大きなスクリーンで観るのはこれで最後かもと、ちょっと感慨に耽ってもみたが、できれば明日以降の上映も、今日かそれ以上の客入りがある事を祈りつつ、帰路に着いた。　　　ＤＶＤ発売は我々の悲願であったが、やはり本作は映画館で観てこその作品だと、改めて思った。機会のある方は、是非劇場で鑑賞願いたい。マイマイ新子と千年の魔法　でもやっぱり、ＤＶＤもよろしくねっ！！　ところで、以前ツタヤで本作のポスターを譲ってくれとお願いしたらアッサリ断られた、という事を書いた気がするが、当然サロンシネマさんにも同じモノが。　ダメ元で「譲ってくれ」とお願いしてみたところ、員数が少ないので余ったら、と条件付であっさりＯＫしてくれた。ヒャッホーーイ！！　小生の後にも数人、ポスターくれという人がいたので、もしかしたら相当高倍率かもしれんが、こうなりゃ何としてもゲットする所存。こりゃ、来週は決戦だって！！　

  July 24, 2010

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  溜まったレビューとサロンシネマ

  　夏バテなのか何なのか分からんけども、とにかくここ最近、頭の回転効率が目に見えて悪い。おかげで１週間前から溜まった映画レビュー４本も、まったく手付かず。　これじゃ、わざわざ「インセプション」先行上映で観に行った意味ねぇじゃんかよぉ！！クッソー、なんか、文章書くのが早くなって、且つ上手くなる方法ないんかしら。　そんなわけで、楽しみにされてる方…がこの地球上にいればの話しですが、もうしばらくお待ちください。アー、誰かこの脳みそをもうちょっとマシなのに取り替えてくれ！！　ところで、前にも当ブログでお伝えしたように、明日から広島のサロンシネマさんにて、「マイマイ新子と千年の魔法」が１週間限定で上映される。　１０：４０開演で、料金は８００円金一（中学生以下は５００円）との事。　広島の皆様、おそらくこれが「マイマイ新子」を大きなスクリーンで観られる最後のチャンスです。是非、この機会に劇場へ足を運んでみてください。　小生も明日、７回目の鑑賞へ馳せ参じます。　詳しくは、コチラを参照。マイマイ新子と千年の魔法　もちろん、ＤＶＤもよろしくね！！

  July 23, 2010

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  「マイマイ新子」ＤＶＤ、いよいよ明日発売ッッッッ！！！

  　嗚呼。果たしてこんな嬉しい事が、近年あっただろうか。　日本アニメ史、否、日本映画史に残る稀代の傑作「マイマイ新子と千年の魔法」。そのＤＶＤがついに明日、満を持して発売される。　長かった…。ここまで本当に長かった…。　思い起こせば、地元山口以外での驚くべき低認知度、上映館の少なさ、興行不振、早期上映打ち切り等、本作を取り巻く環境は、決して順風満帆とは言いがたいモノだった。　配給会社から早々に見放され、一度は「ＤＶＤ化は不可能に近い。ブルーレイなんて夢のまた夢」とまで言われたが、日本全国の熱烈なファン、有志の方の尽力により、ラピュタ阿佐ヶ谷さんをはじめとした全国のミニシアターを中心に、上映を拡大。それと同時にネットを中心に徐々に評判が広がり、気がつけば昨年１１月後半から今日まで、半年以上ほぼ途切れる事なく日本全国どこかの映画館で上映されるという、異例とも言えるロングランを記録。そして見事、今回の運びと相成った。　当ブログを一目見ればお分かりいただけるように、一方的にとはいえ長い間応援してきた身としては、実に感慨深い。もはや感慨を通り越して、目から変な汁と光線が出そうな勢い。　ついでに耳から謎の電波が、鼻から高圧スチームが、口からストナー・サンシャインが発射されそうな勢いである。胸がいっぱい過ぎて、メガ・スマッシャーが放出されそうな勢いである。　もちろん出ないけど。　まあ、とにかく、明日の発売が楽しみだーーーー！！！　…と思いきや、実は山口限定なのか、ナント本日、無事にゲットできてしまった。　ぃやっほーーい！！　２つあるのは、自分用と実兄への誕生日プレゼント用。ついでに明日には、楽天で予約しといた、友人の誕生日プレゼント用のが届く予定。さらに来月、来々月にはもう２枚。一人でどんだけ売り上げに貢献する気だよ、小生（笑）。　ちなみに特典のカットフィルムはコチラ。　分かりにくいけど、シゲルが足でドジョウ捕まえるシーン。まあ、当たりの方？もう一方のは、兄貴が来たら開ける。一応、向こうのだしね。　そして、他県のファンが血涙流しても手に入らない、山口県限定アイテム「うちのええタオル」がコチラ。もちろん２枚！！ヒィーーハーー！！　どうだ、羨ましかろう。ケーッケッケッケッケ！！（外道）　まあさておき、せっかくフライングで手に入ったＤＶＤだけど、もう気持ちがいっぱいで、今日は本編観れそうにないわ。とりあえず、今は映像特典だけ消化しとこう。　つーか、これでも色々思っちゃって、充分泣きそうになるけどね（笑）。Bungee Price DVD アニメマイマイ新子と千年の魔法 【DVD】

  July 22, 2010

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  マイマイ新子、防府市特別住民票発行！！

  　ついに今月２３日発売される、全人類待望のＤＶＤ「マイマイ新子と千年の魔法」。それに合わせ、ナント主人公である青木新子ちゃんに、物語の舞台である山口県防府市から特別住民票が発行されたという。　さらに！　発売日には防府市役所にて松浦正人防府市長も参加されるセレモニーを開催。　さらにさらに！！　当日より、シリアルナンバー入り住民票１０００枚を配布。　詳しい配布場所はコチラとコチラを参照。　ちなみにセレモニー一番乗りの人には、ナンバー０００１がもらえるとか。（訂正：０００１は、原作者の高樹のぶ子に贈られるとか）　スッゲ！！スッゲ欲しいソレ！！　行けない距離じゃないし、当日行こうかな、防府。あーしかし、仕事終わってマッハで電車乗って、果たして余ってるかどうか…。「うちのええタオル」だって、予約開始と同時にほぼ瞬殺だったし。　防府在住の兄夫婦に頼むか？いやしかし、それでは確実性に欠ける。　クッソー、なんかうまい方法使って、早急に且つ確実に手に入れられないモノか！？どうすればっ！！一体どうすればっっっ！！！　　正直、松浦市長には他にやる事がたくさんあるのでは？と思うけど、宣伝のためとはいえ、やっぱりこういうのはファンとして嬉しいね。あー、セレモニーも行きたいけど、行きたいけどッッッ！！！（血涙）マイマイ新子と千年の魔法　余談。特別住民票を発行されたキャラリスト。　「らき☆すた」とか「クレヨンしんちゃん」は有名だけど、鉄腕アトムや釣りキチ三平にも発行されてたとは。全然知らんかった。　しかし、「『アザラシに住民登録を認めるするなら、我々にも認めろ』と市役所に対して在日外国人労働者がデモ活動を行った」って記事には、悪いけど「そりゃそうだな」と思ったわ。　まあ、こんなのが罷り通るってのは、我が国が平和な証拠だよ、ウン。　ところで我が岩国が誇る「日本一有名な企業戦士」島耕作には、住民票は発行されないの？社長島耕作の成功するビジネス英会話社長島耕作の地球経済学（基礎編）社長島耕作の地球経済学（世界恐慌「日本人の覚悟」編）

  July 16, 2010

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  マイマイ新子、広島サロンシネマでの上映決定！！

  　隣の山口県が舞台なのに、上映館が驚くほど少なく、結局観に行けなかったとお嘆きの広島県民のみなさん、朗報です！！　「マイマイ新子と千年の魔法」、広島サロンシネマでの上映が決定しました～！！　７月２４日から１週間、毎日１０：４０上映。ＤＶＤ発売の翌日から公開ながら、ナント料金は大人８００円均一！！　おそらくこれが、大きなスクリーンで「マイマイ新子」が観られる最後のチャンスです。何度も観たというファンの方はもちろん、未見の方、友人・家族に観せたい方、この機会にぜひご来場を。小生も７回目の鑑賞に、必ず馳せ参じます！！　なお、サロンシネマには専用駐車場がありません。一応、周囲に提携駐車場はありますが、ご来場には路面電車が便利です。（この前「いばらの王」観に行った時も、おかげでエラい目にあった…）　詳しくはコチラ。　地図はコチラ。　マイマイ新子と千年の魔法

  June 29, 2010

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  マイマイＤＶＤと実況について

  【23%OFF！】マイマイ新子と千年の魔法(DVD) 【発売日お届け！2010年7月23日発売】　気がつけば、全人類待望の「マイマイ新子と千年の魔法」ＤＶＤ発売まで、とっくに１ヶ月を切ってしまっていた。　密かに発売カウントダウンでもしようかと計画していたのに、なんというオッチョコチョイぶりだ、小生。そりゃ、降水確率７０％なのに、合羽忘れて原付出勤するわな。（まあでも、そのうちやるとは思う、カウントダウン）　で、自分用はもちろんとして友人、親戚、兄弟用にと最低５枚は購入する予定の本ＤＶＤ。金もないのに何故人の分まで？という意見はこの際聞かなかった事にし、ナント我等が山口県内の指定店舗のみ、「うちのええタオル」なる限定アイテムが手に入るという。　詳しくはコチラ。　　なるほど、あのツタヤのポスターは、これを意味していたのか。自分用のはこの前楽天ブックスで「プリキュアオールスターズＤＸ２」のブルーレイと一緒に予約したんで、他のは近所のセブンイレブンかツタヤで買うとしよう。　これで他県の連中が血涙流しても手に入らない限定アイテムがこの手に！！しかも複数！！　どうだ、うらやましいだろ～ケ～ッケッケッケッ（鬼）。　さて、問題はその金をどこから捻出するかだが…。映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!【特装版】【Blu-rayDisc Video】　ところで、夏の終わり頃に開催が噂されている「マイマイ探検隊４」。せっかくハイビジョン撮影可能なケータイを買ったので、参加した時のためにこんな企画を考えてみた。　名づけて、　「探検隊４、ワシがニコニコ動画で一部始終実況しちゃるけーのぉ！！」（仮）　その名のとおり、探検隊の行く先々をケータイで撮影実況し、防府の魅力を余す所なく紹介。涙あり、笑いあり、ハプニングあり。ポロリもあるよ（嘘）の一日、刮目して待ちやがれって！！　…と思ったら、最近の高性能ケータイの宿命か、バッテリーの持ちが恐ろしく悪く、またケータイからニコ動に動画を送る方法も知らない事に今さら気づく。　バッテリーは予備パックをいくつか用意し、動画は生じゃなくとも後々撮影したものをＰＣで編集すればよい、気もするけど、具体的になにをどうすればよいか、まったくさっぱりんこ。　どなたか、この辺に詳しい方おられませんか？知恵をお貸しくださいませ。

  June 28, 2010

• マイマイポスター

  近所のTSUTAYAにて発見。い、いつの間にこんなポスターが！！？ 試しに店員に「余りがあったら譲ってくれ。言い値で買う」って言ったら、あっさり拒否された。チクショー。 ついカッとなって、「リベリオン」と「劇場版パトレイバー２」をレンタル。明日、指の手術が終わったら見よう。

  June 21, 2010

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  ＤＶＤ「マイマイ新子と千年の魔法」７/２３発売決定！！

  　　決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　ＤＶＤ発売決定！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　７月２３日！！　　７月２３日！！　　ＤＶＤ発売日、　７月２３日に決定！！　注：現在、喜びのあまり正気を失っております。エサを与えないでください。マイマイ新子マイマイ新子と千年の魔法　サントラ

  May 10, 2010

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  吉祥寺バウスシアターにて「マイマイ新子」舞台挨拶

  　突然ですが、緊急告知です。　本日４月２３日、吉祥寺バウスシアターさんにて、「マイマイ新子と千年の魔法」の舞台挨拶が行われます。　片渕須直監督と、主人子・青木新子役の福田麻由子さん登壇で、開催時間は午後８時３０分（午後９時の本編上映前）。　さらに！　その模様を「ニコニコ動画」の「マッドハウスチャンネル」にて生中継！！　さらにさらに！！　Twitter連動USTREAMでも生放送！！Twitterで壇上の出演者に、直接質問できるコーナーも実施！！　さらにさらにさらに！！！　何やら重大なサプライズ発表が！！　詳しい内容は、コチラのクリック。　吉祥寺近郊にお住まいの方、これを機会に是非ご鑑賞を。マイマイ新子【送料無料】マイマイ新子と千年の魔法　サントラ　追記：生放送は、無事終了いたしました。参加されたみなさま、お疲れ様でした。　ところで、告知どおり番組中に重大発表が。　DVD「マイマイ新子と千年の魔法」　　ついに発売決定いたしました！！！！！！！！　長かった。ここまで来るのに、本当に長かった…（感涙）。それもこれも「マイマイ新子」を応援してくださった、皆様のおかげです。本当にありがとうございました！！　詳しい事は、5月10日頃に公表との事。販売開始の暁には、ダース単位で購入し、知り合いに配って周る所存（布教？）。あー、今から待ち遠しい！！

  April 23, 2010

• gif動画について

  　「マイマイ新子」本格応援仕様に磨きをかけるべく、数日前からフォトショップでgif動画を作成。試行錯誤の末、本日ようやく完成！！　我ながら渾身の出来で、これから今まで以上に「マイマイ新子」を多くの人に知っていただけるに違いないとほくそ笑みながら、さっそく楽天フォトに登録…しようと思ったら、５００ｋ以上の画像が登録できないのを、たった今知る（涙）。　しまった…、容量なんてまったく考えてなかった。つーかそれ以前に、楽天フォトにｇｉｆ動画は登録できるのか？楽天ブログでも、動画を張ってるところを多々見かけるんで、多分可能とは思うけど…。　あーしかし、また一から作り直しか…。だいぶ心が折れたけど。そういや、その前に「シャーロック・ホームズ」の感想書かなきゃだな、ウン。　　じゃあ、まだ耳が痛いんで、焼酎飲んで寝ま～す。

  March 17, 2010

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  しつこく、しつこくマイマイ新子について

  　明日から東京はシネマ・アンジェリカさんにて「マイマイ新子と千年の魔法」の上映が始まる。おそらく、世間に「マイマイ新子」を大々的にアピールできる、これが最後のチャンスに違いない。　そこで、小生も微力ながら応援すべく、約２時間かけて当ブログを本格応援仕様に改良。気がつけば、予定していた「キャピタリズム」の感想を書くのを、コロッと忘れていた次第。　今の興行成績だと、ＢＤはおろかＤＶＤ化も難しいという本作。繰り返すが、これはアニメ史、否、映画史に残る傑作であり、「ガンダム」以来の次世代アニメの指針となるべき作品である。にもかかわらず、世間的にほとんど知られないまま消えていくには、あまりに惜しすぎる。　他県の上映情報も一応掲載しておきましたので、近場に御住まいの諸兄姉は、この機会に是非一度、鑑賞を。冗談抜きで、映画の見方が変わります！！【ポイント10倍】クレカで全国送料無料!!マイマイ新子と千年の魔法 サントラ　今週の「コミックバンチ」　新連載、真田幸村マンガ。なんかバンチは、コミックビームからのコンバート多いな。同じ雑誌内で、伊達政宗二種類出て大丈夫なのか？確か幸村の娘って、片倉小十郎の息子と結婚するんじゃなかったっけ？　まあでも、竹谷州史さんの絵は好きなんで、ちょっと期待。伊達の鬼軍師片倉小十郎（1）伊達の鬼軍師片倉小十郎（2）　「グ・ラ・メ！」　小龍包対決。メッチャ美味そうだったけど、小生、一回だけフォアグラ食わせてもらった時、ビックリするぐらい不味かった思い出が…。あと、くるみちんの尻がムダにエロ（以下略）。全商品 送料無料&ポイント3倍！！【漫画】グ・ラ・メ！～大宰相の料理人（1-11巻 最新巻）漫画全巻ドットコム【48026】　「リーダム」　これからまだまだ面白くなりそうな感じなのに、来週で最終回か…。ちょっともったいないなぁ。まあでも、そろそろ「２５１」の続きも読みたかったんで、いい頃合かな？　つーか２５１、ユーノス・コスモとかマニアックな車、やってくれんかしら。少年リーダム～友情・努力・勝利の詩（1）全商品送料無料！【中古】【漫画セット】レストアガレージ251 (1-30巻続刊）

  March 12, 2010

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  片渕須直ナイト２と、6度目の鑑賞について

  　つー事で、さる６日に防府で行われたFMわっしょいさんの公開生放送企画「片渕須直ナイト２」に参加してきましたー。　前回は地元・県内者が多かったのに対し、今回は参加者の半数以上が県外、一番多くからはなんと千葉県からと、中には、ファンの間では相当有名な方も多数来ておられ、まさしく日本全国のマイマイ新子ファンが一堂に会したという趣。　これは勘なのだが、会場の前側、監督が座られれいた席の真ん前に陣取った小生の、席の隣におられたのは、おそらくあの杉本晃志郎さんではなかっただろうか。気づかなかったとはいえ、途中何度か生意気な態度を取ってしまい、大変申しわけございませんでした。この場を借りて、お詫び申し上げます。　さて。内容は前回同様、監督のインタビューに終始するかと思いきや、番組冒頭からいきなり小生にマイクを向けられ、かなり面食らう。「今日のマイマイ探検隊３、いかがでしたか？」みたいな事を聞かれたが、そもそも参加できなかったので、なんなら思いっきりボケ倒してやろうかと思ったが、大したネタも思いつかず、中途半端な返しになってしまったのが今も悔やまれる。　が、それを汲んでくださったのか、その後監督の口から「じゃあ、探検隊４もそのうち…」とのお声が。思わず「是非、よろしくお願いいたします！！」と最敬礼してしまう。怪我の功名とはこの事か。会場からも「おお～」と歓声が上がり、一応の着地点を見たので良しとしよう。　その後、他の方の多種多様な感想と、興味深い見解が飛び出し、（個人的には）非常に面白い放送となった。６時～７時の番組終了後も、プロジェクターで貴重な資料を、監督の解説とともに拝見するという贅沢な一時を。特に、絵コンテを繋げたテスト動画は、本編ではカットされたシーン等が多分に含まれており、会場全員の目がキラキラに。　「これ、ＤＶＤの特典映像になりませんか？」と冗談で、若干本気で言ってみたところ、向かいの席の方に「オーディオコメンタリー付きで観たいですよね」と賛同していただき、片渕監督を苦笑いさせてしまった。　　そして９時からは、ワーナーマイカル防府にて「マイマイ新子」アンコール上映。小生同様、そのまま公開生放送から流れてきた人を含めても、中後側の席はほぼ満席。ご当地とはいえ、アニメでこの成績は優秀すぎる。　と、あと５分ほどで始まる、という時になって、会場に片渕監督とひづる先生役の脇田美代ＫＲＹアナが。お二人ともスタスタとこちらに向かってこられたか思うと、ナント！！小生の前の席に。脇田アナ、いつもテレビで観るよりガチで綺麗だった。ふいにこちらに一礼されたが、緊張で頭が真っ白に。　「今日は、サイコロは持っておられないんですか？」という小生の微妙なボケにも「あ、ハイ。今日は…」と、笑顔で返してくださり、なんと出来た御人だと、改めてファンになってしまった。　だって、ビックリするぐらいいい匂いするんだよ、脇田さん（笑）。ひづる先生と同じか、それ以上にエエ匂いなんだって！！　…話がそれた。　個人的には、お土産に持ってきた「金冠黒松」を、監督がこの上ない笑顔で受け取ってくださった事が、一番印象的だった。できれば、他のファンの方ともっと交流を深めたかったが、…できれば、何人か誘って飲みに行きたかったが、小生ごときが声をかけても誰も相手にしてくれまいと思い、勇気を出せなかったのが心残りといえば心残り。まあ、それは「探検隊４」が開催された時の課題にしよう。しかしその際は、きっと今回以上に、もしかしたら世界中からファンが集まるに違いない。　それでも、帰りの始発の待つため、ヒマを潰していたマクドやファミレスで何人かに声をかけられたので、まだいい方か。本当は次の日「ハート・ロッカー」を観に行く予定だったが、そんな体力が残っているはずもなく、笑点が始まる時間まで爆睡。心身ともにきつかったが、いろいろ貴重な体験のできた、充実した一日だった。　マクドで徹夜はもうゴメンだが、また参加したい。そしてできれば、７度目の鑑賞も。とりあえず、そんな感じで。マイマイ新子と千年の魔法　サントラ金冠黒松・純米吟醸「村重」淡麗辛口1800ml山口県より送料・税込み価格☆※【購入に際する注意点】を必ずお読み下さいませ☆仙台宮城の菅原酒店がお届け♪

  March 8, 2010

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  明日は片渕須直ナイト２

  　本当は「マイマイ探検隊３」にも参加したかったけど、気がついたら受付終了してた…（涙）。　ともかく、また片渕監督のお話が直接聞ける日が来ようとは。しかもその後、ワーナーマイカル防府でアンコール上映。わーい、久しぶりにマイマイ新子が観られるぞ～！今から待ち遠しいぜ。　つー事で、明日は岩国の酒「五橋」持って駆けつけまーす。五橋　本醸造原酒　1.8L　　オマケ。今週のコミックバンチについて。　表紙は「アタック！」。先日買ったビージャン同様「ペプシ」のタイアップ。くノ一がペプシってどうよ？とも思ったが、スポーツしてる人が炭酸飲んでていいのか？せめてポカリスエットかゲータレードにしとけよ。◎2箱まで送料500円◎　サントリー　機能性飲料 ゲータレード 2L×6本［ケース販売］　「グ・ラ・メ！」　「つぶやく」って、やっぱりアレの事ですか？あと、ｉｐａｄって、もう売ってるの？全商品 送料無料&ポイント3倍！！【漫画】グ・ラ・メ！～大宰相の料理人（1-10巻 最新巻）漫画全巻ドットコム【PC家電_127P5】　「ウッドストック」　新東陽駅って、新岩国駅の事か？言っとくが、岩国にまともなライブハウスはないぞ。せめて周南ぐらい行かんと。全商品 送料無料&ポイント3倍！！【漫画】ウッドストック（1-7巻 最新巻）漫画全巻ドットコム【PC家電_127P5】　つーか、小生には「旅人」と「さよなら群青」の良さが、いまいち分からん…。人気あるの？アレ。

  March 5, 2010

• 力尽きました…、

  　今さらながら、当ブログ「マイマイ新子」本格応援仕様にすべく、フォトショップで悪戦苦闘。約２時間の格闘の末、ご覧の通りとなりました（詳しくはＴＯＰへ）。　つーか、慣れないことしたおかげで、いろいろ限界が来ました。なので、予定していた「パラノーマル・アクティビティ」の感想は、また明日。

  February 17, 2010

• 5度目～

  つーことで、通算5度目の「マイマイ新子」鑑賞、行って来ましたー。 さすがに朝9:40からの回だと、客は小生含めて10人ほど。それでも「Drパルナサスの鏡」よりは入ってたけど。 ラピュタ阿佐ヶ谷さんでのレイトショーも、延長が決定。さらに北海道と佐賀での再上映も決定と、ようやく逆襲が始まった観がある。 マイマイ祭りは、これからが本番。自称・マイマイ新子応援団岩国支部代表の戦いは、まだまだ続く。

  January 23, 2010

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  多分最後の「マイマイ新子」鑑賞について

  　次の土曜日、５度目の「マイマイ新子」鑑賞を計画中。他県からすれば奇跡に近い、ＭＯＶＩＸ周南での約２ヶ月に及ぶロングラン上映も、ついに次の日曜日で終了。日曜は広島に「劇場版リリカルなのは」を観に行く予定があるので、おそらくこれが最後の劇場鑑賞になりそう。なんとも名残惜しい…。　が、何故か最後の最後で、問題が一つ。「マイマイ新子」の上映が朝９時４０分～１１時２０分。「サロゲート」が１１時３０分～１３時０５分。さらに「Ｄｒパルナサスの鏡」の開始が、何故か１７時。約４時間の空き時間、何しよう。ファンタシースター？　しかも日曜は日曜で、朝８時出発。小生、いつ寝るんだろ？　全然関係ないけど、「けいおん！」６巻７巻をレンタルで。　何度かライブハウス行った事あるけど、荒んでる所は壁に血文字みたいなのが染み込んでるような所あるからねぇ（笑）。ホンマにクラウザーさんみたいなのが「キミ、棲んでるの？」ってぐらい、いっつもいるのが。いや、いい箱でよかったよ。ウン。　小生、部活らしい部活なんてした事ないんで、ああいうの観るとちょっと羨ましいんだよなぁ。この年になって「ああ、なんかやっときゃ良かった」なんて思う事、よくあるし。　まあ、団体行動できないんで、どっちにしろ無理か。　そういや２期も決まったそうで、今度こそちゃんと観よう。この辺で放送されれば、の話しだけど。　つーか「らき☆すた」の２期マダー？けいおん! 1【Blu-rayDisc Video】けいおん! 2【Blu-rayDisc Video】けいおん! 3（初回生産限定）【Blu-rayDisc Video】けいおん! 4（初回生産限定）【Blu-rayDisc Video】けいおん! 5（初回生産限定）【Blu-rayDisc Video】けいおん!（6）（初回限定版）(BD) ◆20%OFF！けいおん! 7（初回生産限定）【Blu-rayDisc Video】　

  January 21, 2010

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  「マイマイ新子」原作本について

  マイマイ新子　読みたい本が山積しているものの、自称・マイマイ新子応援団岩国支部代表としては抑えておかねばなるまいと思い、遅ればせながら購入、拝読する。　貴伊子よりシゲルがメインだったり、タツヨシが意外と普通だったり、ひづる先生の苗字が村上と判明したり、そもそも女優の高千穂ひづるに似てるのが由来のあだ名だったりと、新たな発見が多々。読み終えてからもう一度鑑賞したら、また違った見方が出来るかもしれない。　ところが、肝心の岩国ニューセントラルでの上映が、何故か先週の時点で終了している事に、今さらながら気づき愕然。先月末からはじめて、もうおしまいか。だから朝９時からやっても、誰も来ないと、あれほど言ったのに。アホすぎる…。　ああしかし、山口県内ならもうしばらく上映してるからいつでも観に行けるぜ～と高をくくっていたが、今になって急に消失感というか、今まで当たり前に会えていた友人に会えなくなるような、言いようのない寂しさに苛まれてしまうのは、何故だろう。　そうか、他県のマイマイ新子ファンは、こんな想いをずっと抱えていたのか。理解しているつもりだったが、想像以上にヘヴィだな、これは。　よし、こうなりゃいっその事、また防府に乗り込んで、ついでに上の兄夫婦を連れて行くか。…なんて思っていたら、先週上映終了したはずのＭＯＶＩＸ周南が、ちゃっかり土日限定で２週間の期間延長してやがる。最終日の客入りに、味をしめたか？いずれにしろ現金な連中だ。　明日「かいじゅうたちのいるところ」を観に行くついでに、５度目の鑑賞行っちゃうか？あーでも、今さら一人で観てもなぁ。一緒に行ってくれる人がいれば、一人か二人おごっちゃうのに。　マジでどなたか、明日一緒に行きません？ＭＯＶＩＸ周南に。多分小生、開演前まで「ファンタシースターポータブル２」やってるんで、それらしい怪しいオッサンがいたら、気軽に声かけてね。見た目は怖いけど、よほどの場合を除いて、酒さえ入ってなければ安全だから。　　

  January 16, 2010

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  ４度目の「マイマイ新子」鑑賞へ

  　ＭＯＶＩＸ周南での「マイマイ新子と千年の魔法」の上映が本日までと知り、慌てて車を走らせる。初鑑賞時は無料鑑賞券を使ってしまったため、売り上げに貢献できなかった事をしばらく後悔していたが、今回はその罪滅ぼし（？）と援護射撃の意を込めて、４、５年ぶりに１８００円払っての鑑賞と相成った。（ちなみに、最後に１８００円払って観たのは「ヒトラー最後の１２日間」だったと思う）ヒトラー～最期の12日間～スタンダード・エディション / ブルーノ・ガンツ　驚いた事に、１７２席ある場内は、お子様連れからお年寄りまで、ざっと見でも９割以上が埋まった嬉しい状態。最近では公開初日から一桁、場合によっては広い場内に小生ひとりぼっちなんてのも珍しくない中、本日終了である事を鑑みても、この成績は奇跡としか言いようがない。　正直な話、本編より先に、この客入りに軽く泣きそうになってしまった（笑）。　上映存続署名運動（http://www.shomei.tv/project-1385.html）の発起人でもあるライター・廣田恵介さんが仰るように、確かにまだまだ優秀な興行成績とは言い難く、楽観できないのもまた事実。しかし先日、ご当地「ワーナー・マイカル・シネマズ防府」でも入場者数が１万人を突破と、本作を取り巻く環境は、徐々にではあるが好転しつつある。　何も今さら、日本映画の何か記録を塗り替えるほど大ヒットしてくれとまでは言わないが、せめて一人でも多くの人の記憶に残る作品であってほしい。随分臭い言い回しだが、心からそう願う。　そのためにも、一人でも多くの人に認知を。そして、一軒でも多くの映画館で再上映を。自称・マイマイ新子応援団岩国支部代表の戦いは、まだまだこれからも続く。　さて。さすがに４回も観ていると、もうそんなに書く事なんてないだろうと思っていたが、ところがギッチョン、４回観れば４回とも捉え方も泣きポイントも変わっていくのが、本作の魅力の一つである。　特に今回は、下記の方のブログを拝読した後だったので、バー・カルフォニアのシーンが今まで以上にグッと来てしまった。（http://nenkansyokudou.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-bf9d.html）　読んでみてハッとなったが、なるほど、確かにひずる先生にしても、タツヨシの父ちゃんにしても、実際の絵ではなく、あくまで「噂話」としてしか登場していない。そう考えると、結婚相手について額面通りに受け止める必要がなくなってくるし、ヤクザの親分や金髪の女、用心棒のダンナの態度も、見方が変わってくる。　散々考察してきたつもりだが、まだまだ余地が残っていたとは。やはり小生のような凡人では、頭のいい人には敵わない。　しかし、何一つ難しい部分もなく、文字通り子供が観ても理解できるぐらいにシンプルな内容なのに、掘り下げれば掘り下げるほど、またそれと同じぐらい、それこそ、映画一本がそのまま作れそうな考察対象が現れるのは、何度観てもすごい。　初鑑賞時のレビューで「フラクタルな映画だ」と評したが、我ながら言い得て妙な表現だ。繰り返すが、これは現在アニメ界において、原点回帰にしてエポックメイキング的事件である。　　それにしても、改めて考えてみると、まだ公開から２ヶ月も経っていなかった事に、今さらながら驚いた。もう随分と長い間、かれこれ半年以上、本作に（一方的に）関わっているような気がしていたが、時間がゆっくり経過しているような錯覚すら憶えてしまう。防府で片渕監督に直接お逢いしたのが、遠い昔の事のようだ…。　これも、千年の魔法が為せる業なのか？それとも、単なる老いか？多分、後者だろう、ウン。　　そんなわけで、明日は「マッハ弐！！！！」の感想を。　マイマイ新子【送料無料】マイマイ新子と千年の魔法 【CD】【送料無料】trick＆tweet / コトリンゴ

  January 11, 2010

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  しつこく「マイマイ新子」について

  　正月気分もようやく抜け、そろそろ２０１０年も本格起動し始めたかと感じる昨今。自称「マイマイ新子応援団・岩国支部代表」としては、「お前は選挙期間中の創価学会か」との謗りを受けようとも、去年に続いて今年もガシガシ「マイマイ新子と千年の魔法」をアピールしていく所存ですので、何卒よろしく。　さて。先日の好評ぶりを受け、本日よりラピュタ阿佐ヶ谷さんにて「マイマイ新子」アンコール上映が開始。前回は１週間限定上映だったのに対し、今回は約３週間と期間を延長。また入場者には、ファンの間で幻のアイテムと噂される「マイマイエコバッグ」が配布されるとの事。　他にも、短期間ながら静岡や青森での上映もスタートするので、近郊にお住まいの方は、是非この機会にご鑑賞を。　なお、詳しくは公式サイトを参照。（http://www.mai-mai.jp/theater.html）（ちなみに小生は、そのエコバッグを２つ持っている。いいだろ～）　で、だ。何故、小生を含む多くのブロガーや、批評家・ライターさん達がここまで熱心に、本作を薦めるのか。ひょっとして、こっそりマッドハウスから何かもらってんちゃうの？と訝る方もいらっしゃると思う。　もちろん、そんなわけはない。　例えば、ちょっと考えてみていただきたい。小生が去年観た映画の本数は１１８本。その中には当然、箸にも棒にも引っ掛らんような、屁か糞みたいな映画が、多々ある。具体的なタイトルまでは言わないが、「スノープリンス」だとか「曲がれ！スプーン」だとか、そんな「大コケ」した映画よりも、「マイマイ新子」は認知されておらず、興行収入も何分の一というのが、現在の哀しい現状。　本作でも語られているし、今週号の「グ・ラ・メ！」にも書いていたが（そういや「ディケイド」や「電王」でも言っていたが）、「存在するとは知覚される事」、すなわち、この世の全てのモノは、人に記憶され、認識されて、初めて「そこにある」と認められるわけだ（どっかのセカイ系みたいな言い回しだが…）。　つまり今現在、「マイマイ新子と千年の魔法」という、稀代の傑作アニメ映画は、多くの人にとって「この世に存在してない」のと同義になっている。そこそこ名の知れたタレントだか何だかが顔出ししてる、要所要所におサブい御涙頂戴劇かましてるだけの、三流四流のカス映画よりも、多くの人にとって。　はっきり言うと、それがたまらなく悔しい。ようやくジブリやポケモン以外で、ヲタク以外を相手に戦っていけるだけのポテンシャルを秘めた作品が登場したのに。　「ガンダム」から３０年、ようやく真の意味で次世代の旗印となり得る、原点回帰にしてエポックメイキング的作品が誕生したというのに。　それを知覚し、且つそれに触われる環境が極端に少ない。そこが小生には（そしておそらく、多くの「マイマイ新子」ファンにとって）、たまらなく悔しいし、哀しいし、憤りさえ憶えてしまう。　もっと単純に、ぶっちゃけて言ってしまえば、この作品について、より多くの人と語り合いたい。ブログ上でもいいし、チャットでもいいし、できれば実際に逢って、酒でも酌み交わしながら、誰かととことん一晩中語り合いたい。「最後の最後に、貴伊子が山口弁で喋るじゃない？もうあの頃には、貴伊子にとって山口が故郷になってるんだよ」とか、「貴伊子のお父ちゃんが勤めてる工場って、カネボウの事なんだぜ」とか、「タツヨシの父ちゃん、実は結構最初の方に出てるの気づいた？」とか、「２回目以降だと、手紙燃やしてるひずる先生の背中が怖いのなんの（笑）」とか、「実際の高樹先生のお父さんって、もっと痩せ型で、いかにも学者さんって感じの人だったらしいよ」とか、「個人的にはさぁ、（なぎ子に『明日も遊ぼうね』と言われて）千古が『ウンッ！』って返すのがたまらんわけよ。『ハイ』じゃなくて『ウンッ！』。あれこそ身分を越えた、掛値なしの友情の証だと思うんだわ。あそこで毎回、ウルッと来ちゃうんだなぁ。オッサンだからか？」とか、そんな話しを。　正直、今、そんな人が岩国にいたら、小生はその人を迷わず「盟友（ポンヨウ）」と呼んでしまう。２件３件平気で奢っちゃう上に、タクシー代まで出しちゃう。ガチで。普通の映画ならそんな事ないのに、この映画だけは、本当に誰かと徹底的に語りつくしたい。何だったら、アメトーーク！！で「マイマイ新子大好き芸人」特集をやっていただきたい。　だからこそ、もっともっと、多くの人に知っていただきたい。昨日の「もののけ姫」の件でも書いたが、ちょっとやらしい話しすると、宮崎監督や高畑監督が一言「あれは良かった」と言っていただければ、事態は少しでも好転するはず。　いくらこんなヘボブログでコツコツ書いていても、事実、焼け石に水だし、そもそもそんな余裕はもう残っていない（それでも、やらないよりはマシだから書くけども）。それよりも、もっと発言力、求心力のある人にちょっと声をお借りすれば、覿面の効果があるに違いない。　で、これは小生からの提案なのだが、どうだろう、そういった各界の著名人にラピュタさんのチケットをお贈りして、一言いただくというのは。　まるで権力に阿るような、実に姑息な手段ではあるが、やらないよりはマシだ。例えば、某しょこたんがブログで「新子たんギザカワユスーーー！！！！！！ナギ子たんバッカルコーン萌えぇぇぇぇ！！！」と書いてくれたなら、それだけで認知度はグッと上がるはず。　なにをバカな、と思う人もいろかもしれない。しかし数年前、某女優がテレビで「泣けました」と一言言っただけで、一気に３００万部売れた小説が、事実あった。（個人的には、原作も映画もつまらなかったが）　最初からそうしなかった広報の怠慢、と切り捨てる人もいるが、今さらそれを言い出しても始まらない。とにかく、今は一人でも多くの人にこの千年の魔法を届けられるよう、尽力するべきである。小生も微力ながら、出来る限りの手を尽くしていきたい。　もちろん、署名もまだまだ受付中なので、ご協力をお願いします。　http://www.shomei.tv/project-1385.html　　そんなわけで、また明日ね。マイマイ新子【送料無料】マイマイ新子と千年の魔法 【CD】　全商品 送料無料&ポイント3倍！！【漫画】グ・ラ・メ！～大宰相の料理人（1-10巻 最新巻）【PC家電_113P5】漫画全巻ドットコム

  January 9, 2010

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  今年の映画総評、に見せかけた「マイマイ新子」考察、みたいなモノ

  　さて、２００９年も残るところあとわずか。今年の映画といえば、なんといっても「マイマイ新子と千年の魔法」に尽きる。　普段、映画は一発勝負と信じ、どんな傑作でも一度しか観ない主義の小生が、本日実兄と共に三度目の劇場鑑賞に出向いてしまった。もちろん、そんな作品に出会ったのは、生まれてはじめてである。　解釈が難しい作品だけに、当初は早々に公開を打ち切られ、興行的にも苦戦を強いられたが、先日のラピュタ阿佐ヶ谷さんでのレイトショーは全日程満席、さらに９日からのアンコール上映に加え、大阪はシネ・ヌーヴォさんでのレイトショー上映も決定と、ようやく周囲の環境が、本作に追いついてきた観がある。（詳しくは「http://www.laputa-jp.com/」「http://www.cinenouveau.com」の参照）　この現象、どこかで見た事があるなと思ったら、ちょうど「ガンダム」の放映打ち切りが決定した時に似ている。本当の良作とは、得てして正当な評価が遅れるモノなのかもしれない。　では、本作が何を為したか？と聞かれれば、おそらく十人十色の答えが返ってくるに違いないが、個人的見解を述べさせてもらうと、それは「徹底的に当たり前にこだわった」点だと思う。　先日の「アバター」のレビューでも書いたとおり、物語とは、特定の場における人々の営みを、ある部分の時間だけを切り取り、ダイジェストで見せる事だとすれば、本作は「山口県防府市」という場から、「昭和３０年代」という時間を切り取るために、そのディテール、すなわち時代背景や資料検証もちろん、人物像を可能な限り掘り下げるという、考えてみれば基本中の基本を、徹底的に行っている。だからこそ、作中で語られない部分にまで（作品そのものが）能動的にイマジネーションに働きかけ、スクリーンに映る以上の印象を、観客に与える事ができる。　「当たり前」「基本中の基本」と言ったものの、今やこれが出来ていない作品が、アニメも映画も実に多い。記号化された「萌え」や「泣き」を「斬新なアイディア」みたいなモノでコーティングし、あとは哲学じみた言葉遊びで誤魔化す事が通常化してしまった昨今、あえてそれらを捨て去り、手仕事にこだわった勇気には、無条件の敬意を表したい。　喩えとして適切かどうかはさておき、「グラップラー刃牙」の愚地独歩が使う「菩薩の拳」のように、周りがいかに斬新な技を開発するかに心血を注ぐ中、本作は長年、ただひたむきに、愚直なまでに正拳突きを磨き続ける事で辿り着いた、まさしく「至上にして至高の一撃」と言える。身に憶えのある業界関係者には是非本作を鑑賞していただき、考えを改めるか早々に廃業される事を、心から願う。（ちなみに、「菩薩の拳」については３５巻を参照）全商品 送料無料！ポイント3倍！！【漫画】グラップラー刃牙 （1-42巻 全巻）【PC家電_113P5】漫画全巻ドットコム　前述の「ガンダム」を再び持ち出すなら、時代の針を１０年進めたのが「ガンダム」だとすれば、本作は歪んだ方向に進み過ぎた時間を取り戻すための作品だと、小生は思う。「グラン・トリノ」「ウォッチメン」「ハゲタカ」と、今年も良作はたくさんあったが、本作の持つ潜在パワーには敵わない。まさしくエポックメイキングである。　この作品を分岐に、２０１０年以降のアニメ業界、映画業界がより良い方向へ向かてくれる事を、心から願う。　　…とまあ、１度目の感想の時も書いたが、小生の文章力ではこれが限界。ちょっと検索すれば、小生の駄文なんぞよりよっぽど面白い考察・感想を書いていらっしゃる方がたくさんいるので、まともな文章を読まれたい人は、そちらを参照に。　ちなみに、リンク集は↓がオススメ。よろしければ。　http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20091210/1260391531（サイト管理人様へ。いつも拝見させていただいております。無礼の承知で、勝手にURLを貼らせていただきましたが、もし気分を害されましたら即刻削除いたしますので、お手数ですがご連絡くださいませ）　そんなわけで、結局またしても、愚にもつかない文章を羅列しただけで終わってしまったが、この辺で多少強引に締めさせていただく。　それではみなさん、よいお年を！！マイマイ新子マイマイ新子【送料無料】マイマイ新子と千年の魔法 【CD】

  December 31, 2009

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  特にネタもないので、本日は山口弁でお送りします。

  　まあ、ホントは「パブリック・エネミーズ」の感想でも書こうか思うちょったんじゃけど、出かけんにゃーいけんようになったけー、明日に持ち越しますぃね。　そういや、ワシが住んじょる岩国でも、明日からえーやらやっと「マイマイ新子」が上映されるようになるんじゃけど、こんなー初日から９時の回一回しかやらんのんとぃや。　こんならー、はー、ぃよぃよトボケでよ。あれだけ「こりゃ大人向けなんよ。夕方からやらんにゃー、客が入らんのんよ」ってネットで言いよるのに、全然見ちょりゃーせんのじゃのぉ。　ラピュタ阿佐ヶ谷さんなんて見てみんさい。昨日なんか、はー午前中にはチケット完売したって言いよろうが。もちっと、モノを考えてやらんにゃー。　他の県じゃー観とうても観られん人、いっぱいおるっちゅーのに。これで、客が入らんかったけーちゅーて早々に打ち切りよったら、シバキあげちゃるけーの。　ほいじゃぁ、ワシァ今から「ヤマト復活編」観て来ますけー。山口自慢の縁起物！岩国蓮根を掘りたて泥つきのままお送りいたします。　掘りたて泥付き「岩国蓮根（レンコン）」3kg

  December 25, 2009

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  もう、正直ね

  　今日こそは「カールじいさん」の感想を書くべく、ＰＣの前で悪戦苦闘するも、さっぱり考えがまとまらずに結局断念。　理由ははっきりしている。分かりきっている。自分でも痛いぐらい、不思議なぐらい、ビックリするぐらい、明確に。　そう、小生の頭の中は、今「マイマイ新子」の事でいっぱいなのである（笑）。　朝起きてから、夜寝るまで。飯を食ってる時も、出勤中も、仕事してる時も、風呂入ってる時も、もちろんＰＣいじってる時も、映画観てる時も、ＤＶＤ観てる時も、「ＪＩＮ」観てる時も、「ベヨネッタ」やってる時も、気がついたら小生の脳内では、新子と貴伊子が麦畑を元気いっぱい駆け回る姿がオート＆エンドレスリピートされ、一人ニヤニヤしている自分を発見してしまう。　はたから見れば完全に怪しいオッサンだが、事実なんだから仕方がない。先日防府に行ってから、特に症状がひどくなっている気がする。とにかく、文字通り寝ても覚めても一日中「マイマイ新子」が頭から離れない。これは恋かっ？恋なのかっ！？　そんなわけで、今週の日曜日「ヤマト」と「レイトン教授」と一緒にもう一度観に行く予定。普段なら、同じ映画を二度観に行くなどナンセンスと切り捨てている小生なのに、こんな事は生まれて初めて。　今までに観てきたどんな映画よりも、観に行くのが楽しみだ。　正直、本当にどうなってしまったのかと思うぐらい、日曜日が待ち遠しくて仕方がない。多分、正月休みにも実兄を誘ってもう一度行くだろう。可能な限り、劇場で何度も観たいし、やはり可能な限り、いろんな人を誘い、この喜びを共有したい。　もはや中毒に近いな（笑）。　既に他県では、公開が終了しているところがほとんどだと言う昨今、今ほど山口県に生まれてよかったと思った事はない。もちろん、他県の人にも、この喜びを分かち合いたいので、（くどいようですが）署名の方、一つよろしくお願いします。　http://www.shomei.tv/project-1385.htmlマイマイ新子【送料無料】マイマイ新子と千年の魔法 【CD】

  December 15, 2009

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  片渕須直監督に会いに、防府へ

  　そんなわけで、昨日は「マイマイ新子と千年の魔法」の監督・片渕須直さんのトークイベントに参加するため、ない金はたいて防府市へ足を運んだ。　前半、防府市文化財郷土資料館にて行われた「防府にかかる千年の魔法展」。昭和３０年代の新子の時代と、千年前のなぎ子（清少納言）の時代。それぞれの時代の、数々の貴重な資料や模型を資料館職員の方々の解説付きで見ていくという寸法であったが、途中、監督自ら解説に乗り出し、職員から「防府在住者よりも、防府の事にお詳しいのでは？」と舌を巻くほどの知識を披露される一幕も。最後には、千年前に食べられていたと言う芋粥までご馳走になり、非常に有意義な時間を過ごさせていただいた。　ちなみに、資料展示自体は来年まで引き続き行われるそうなので、興味がおありの方は下記ＵＲＬを参照。　http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/8040bunka/siryoukan/siryoukantop.htm　そして後半は、地元ラジオ局「ＦＭわっしょい」による、公開生放送＆お食事付き座談会。ここでも「マイマイ新子」の制作秘話や、写真を見ながらのちょっとした裏話等、貴重なお話しを聞く事ができた。　特に驚いたのは、スクリーンに映画の背景が映し出される度に、隣の防府在住者と思われるグループから「ああ、あそこは○○じゃねぇ」「あの山がああ見えるけぇ、ここは○○じゃろぉ」との声が挙がった事。いかに正確に、且つ忠実に、防府の街並を書き写していたかが窺い知れる。　本当なら、今日行われた市内散策にも参加できれば、もっと詳しく、面白い話しもたくさん聞けたに違いないが、さすがに体力と金銭面と持病の腰痛の関係で断念。また、質問コーナーでは、地元に関する事に質問が集中したおかげで、小生が聞きたかった制作論的な部分を聞けなかったのが、心残りといえば心残りである。　　それでも、最後の最後に、どうしても監督ご本人に伝えたかったお礼の言葉を直接言う事ができたので、目的は達成したと言っていいだろう。「熱い言葉、ありがとうございます」と握手を返してくださる監督の手に、もう一回劇場へ観に行く決意を固め、防府を後にした。　さて、このイベントの最後、監督自ら本作の取り巻く厳しい環境について、痛めた胸を吐露される場面があった。ご存知のとおり本作は、上映館数が思いのほか少なく（北陸にいたっては、ほぼ０件）、加えて、すでにほとんどの館で公開が終了している状態。また、今公開している時間帯も、多くは午前９時の回一本のみと、大人のお客さんがとても入りにくい状況となっている。　既に７回以上鑑賞しているという、とあるライターの方によると、そういった回に行くと、朝からネクタイ締めたサラリーマンの方達が、わざわざ有給取ったり会社サボったりして、観に来てくださっているという。つまり、ネットでこれだけ話題になっているにも関わらず、興行的に苦戦している理由の一つは、こういった事が背景にあるんじゃないかと、分析されておられた。　現にある都内の映画館では、１１日の最終公開の回には、上記のような人で会場が満員になったという、摩訶不思議な現象が見受けられたと聞く。　これを受けて、東京のラピュタ阿佐ヶ谷にて試験的に、今月１９日から８日間限定で、夜間からの上映を開始してくださるという（下記ＵＲＬ参照）。　http://www.laputa-jp.com/laputa/program/mai-mai/　これが一定の成果を挙げれば、再上映してくださる館も増えるかもしれない。もしかしたら、今まで公開されてなかった地域にも波及し、再評価される可能性も出てきた。　それを支えるために、小生のような末端の者が出来る事といえば、やはり上映存続の署名が、一人でも多く集まるように呼びかける事しかあるまい。実は当初、小生は余計な事をしているんじゃないかと懸念していたが、監督にお逢いして、それが杞憂であったと気づかされた。　やはり、いい作品はちゃんとした評価をされなければならない。素晴らしい作品は、より多くの人に触れてもらい、愛されなければならない。（僭越ながら）小生の一方的な励ましに、監督の目が一瞬潤んだのは気のせいではあるまい。　　とにかく。別に何をもらってるわけでもなく、何らかの思惑があるわけでもない。ただ、この素晴らしい映画をより多くの人に届けたいその一念で、しつこく掲載する。　「マイマイ新子」上映存続の署名に、どうかご協力を。　　http://www.shomei.tv/project-1385.html　さて、もう一度鑑賞した際には、またレビューを書いてみたいと思う。じゃ、そういう感じで。【送料無料】マイマイ新子と千年の魔法 【CD】

  December 13, 2009

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