|
カテゴリ:CD-邦楽
by CASCADE
軽快なダンスロックと歌謡曲を組み合わせたような音楽が詰まった作品です。 緩急のついたサウンドにハスキーボイスが踊るように乗っかり、小気味良い音を 放出していきます。 「劣等歌」は重厚なサウンドとパンチの効いた歌声で、彼等の中では比較的パワーのある曲となっています。 グッと踏み込むように溜めを作りながら、淡々とパワーを放出していくようで、どっしりとした雰囲気が良いです。 「男はキザがいい女はウブでいい」はサクサクと進行していく軽いサウンドが心地良いです。 オンとオフがはっきりと、メリハリがついていて、ギター・サックス・ボーカルが踊るように絡む辺りも良い感じです。 「TOKYOダーリン」は軽快に流れていく疾走感が良いです。 ねっとりと絡みつくような唄い出しから闇雲に叫んでいくサビまでのボーカルも良いですし、それに伴って軽快に動くサウンドも良い感じです。 「insert freestyle」はさらりとそよぐ風のように流れていく、ポップなバンドサウンドが心地良いです。 各パート毎の見せ場も短時間の中に上手く組み込まれ、上手くコンパクトにまとまっていると思います。 「恋愛前線完全勝利」は緩急のついたリズムでグイグイと押していく進行が良いです。 曲中で威風堂々の一部をすっと取り入れる遊び心も見られ、独特の雰囲気漂う面白い曲となっています。 「カンニングmonkey」は踊るようにステップを刻むボーカルとギターが良い感じです。 ザク切りされた音のパーツが重なりながら進行し、サビ部分で一気に流れるように放出していく様も心地良いです。 「コングラッチェ」はシンプルなサウンドと構成で仕上がった、軽快な疾走感が良いです。 極端なまでに強弱をつけ、シンプルな楽曲に上手くインパクトをつけている気がします。 キャッチーなくらいの解りやすさと、軽いテイストのサウンドが魅力だと思いま す。 コンパクトにまとまっていて、手軽に聴ける距離にある音楽かもしれません。 独特の声でポップな雰囲気漂う、快適なスピードが心地良い一枚です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[CD-邦楽] カテゴリの最新記事
|