テーマ:猫のいる生活(136691)
カテゴリ:『猫のいる生活』
![]() 何で『こんなもの』を書き始めたの? と疑問に思われるかも知れませんが・・・。 実は「杉の花粉」が一番知りたい答えです。 今チョッとしたことが気になっています。 それを題材にエッセイ風に書いてみたい。 と思っていたのですが、「ある家族の肖像」を延々と書き連ねてしまいました。 それが伏線になって恐ろしい結末が・・・。 全く伏線になっていませんので安心して読み飛ばしてください。 取り敢えず、第一部完まで書き進みました。 時間は午前3時を過ぎています。 慌てて眠ろうとしますが、頭のチャンネルは、そう簡単に変わってくれるものではありません。 「抗うつ剤」を飲んで少しウトウトします。 外で「はな(犬♀)」が急に吼え始めます。 部屋から「はな!」と怒鳴ると何時もは治まるのですが、シーンとした明け方未明の時間に「杉の花粉」の声だけが響き、「はな」は鳴き止んでくれません。 外にでて「はな」の頭を暫らく撫でていると漸く「はな」は落ち着いたようです。 少し安心してベッドに横になります。 我が部屋猫〈かふん〉が目覚めます。 「杉の花粉」の上を中心にベッドの上を行ったり来たり。 そして「杉の花粉」の顔をなめる。 それを繰り返します。 「引き違い戸」に隙間を作ると外に飛び出していきました。 漸く眠りにつけます。 ウトウトしていると午前6時50分になっていました。 ボーっとした状態で着替えのため、母屋に向かいます。 昨日、実家に出かけた「猫神」はスヤスヤ寝息を立てて仕合せそうに眠っています。 彼女の寝相を良く心得た「猫神」一族系の「猫たち」は、ベッドの上には一人もいません。 それぞれが気に入った場所で勝手に寝っ転がっています。 顔を洗って用意をしていると列車が駅に着く時間になります。 大慌てで弟のスクーターに跨り駅に向かいます。 10分遅れで何とか職場に到着します。 朝のミーティングには何とか間に合いました。 今日は上司と女性の同僚が休みのために職場には、若い男性の同僚と二人っきりです。 クーラーを試運転と称してガンガンにかけます。 何時も10時から手伝って貰っている女性が現れ、若い男性は午後から出張です。 今日は絶対に休むことが許されない日でした。 以前であれば、体調を最優先していましたが、今日の酷い疲れは睡眠不足以外何の理由も考えられません。 相当無理をしての出勤ですが、時間とともに身体が回復していきます。 『「うつ」は「虚構の病気」』という主治医の言葉が甦ります。 「杉の花粉」の「うつ」は、少しずつ回復しているようです。 昨日に増してスローペースで仕事を始めます。 『財務電算システム』から「請求書」を入力すると、「請求書」は残り少なくなってしまいます。 でも、放ってある仕事は他にも山ほどあります。 ホットしながらも脱力感に見舞われます。 5時過ぎに「折畳み自転車」で駅に向かいます。 帰宅すると、「杉の花粉」の部屋で、昨日と同じように「猫神」が頭だけ布団に突っ込みうつ伏せで眠った振りをしています。 『吉本新喜劇』を見て育った「猫神」は同じことを最低十回は繰り返さないと笑いが取れない事を知っています。 本当に良く判らない「ネコ」です。 少しお話をして、『野菜タップリお弁当』を二人一緒に食べ、『ゲームセンター』に出かけることになりました。 寝不足の「杉の花粉」はツイ、ウトウトとしてしまいます。 「猫神」がシャワーを浴びて外出の準備をしている間に眠ってしまいそうです。 眠ったら命がありません。 パソコンを立ち上げ、暫らく放って置いた我が家の『銀行残高システム』を起動させ、インターネットバンクに接続します。 『携帯電話代』が2万円を超えています。 「猫神」は不安になると電話をかけまくる過去があります。 近頃は少なくなっていましたが、実家のお母さんや妹さんと良く話をしていることは聞いていました。 『電話に縋る』のではなく『会話を楽しんでいる』ようで悪い兆候ではありません。 一遍に眼が覚めます。 カードの引き落とし日と金額を『銀行残高システム』に入力します。 定期賞与が入金されていましたので、残高は比較的大きな数字になっています。 少し安心します。 外出の準備が整った「猫神」と一緒に駐車場まで行って車に乗り込みます。 バックに失敗してしまいました。 2万円くらいで相当動揺している貧乏性の「杉の花粉」です。 『ゲームセンター』は悪意のカタマリのようにコインが出ない設定になっていました。 2千枚を超えていたコインが2百枚まで減ってしまいます。 「猫神」は最後に大当たりを出して、千枚以上を確保したようです。 ニコニコと晴れやかな「猫神」とブスッと不機嫌な「杉の花粉」は深夜スーパーマーケットで夜食などを購入します。 帰宅すると二人とも疲れ切っており其々の部屋に向かいます。 半額になった『チキン照り焼きピザ(90円)』を食べベッドに横になります。 放って置かれた〈かふん〉がマトワリ付いて離れません。 頭を撫でて抱き上げると・・・。 外へ逃げていきました。 暫らくして帰ってきた〈かふん〉は、「杉の花粉」の横たわるベッドの隣で身体を丸めて眠り始めます。 そこで「杉の花粉」の記憶が途絶えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月01日 08時07分36秒
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