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今朝は
午前6時過ぎに眼が覚めます。
グッスリと眠って気分は意外に爽快です。
昨日の夕食の筈だった
「カツ丼」を食べ始めます。
我が部屋猫
〈かふん〉は未だ熟睡しています。
少し咳がおかしいので、
「抗うつ剤」「糖尿病薬」「抗生物質」を立て続けに飲みます。
タバコを吸って少しボーっとしていると、〈かふん〉が起き出します。
「引き違い戸」に隙間を作ると、
少し「杉の花粉」に甘え、そして外へ飛び出していきました。
着替えのために母屋に向かいます。
「猫神」は、夢の中の散歩に夢中になっているようです。
最近は早起きだった「猫神」ですが、
連日の『ゲームセンター』が相当疲れたようです。
「行ってくる」と声をかけ、ポンチョをディパックに放り込み、弟のスクーターに跨り出勤です。
怪しい空模様から、何時、雨粒が零れてくるか判らない天候です。
今日は非常に運の良いことに直ぐに座ることが出来ました。
何時も数分で終わる朝のミーティングに参加し、書類の整理を始めます。
一つ妙な書類を発見します。
良く確認すると
支払先と
金額が違っています。
大慌てで
『支払いを管轄する事務所』に連絡します。
『財務電算システム』は自動的に支払うための準備を着々と進めているようです。
明日が支払い期日の『書類』は
今からでは取り消しが出来ません。
折り返しの電話を待って、『歳出戻入』の手続きを始めます。
並行して何時もの銀行に連絡を入れ、
5時前になるが相談があると伝えます。
要領が良く判らないようでした。
「杉の花粉」も良く判っていませんので、仕方がありません。
それに、
3枚のファクシミリを送ってくれた『支払いを管轄する事務所』も
良く判っていないようです。
指示が
何回か錯綜します。
午後4時前に漸く、
『3枚のファクシミリ』に書かれた書類を用意できました。
直ぐに銀行に連絡を入れ、訪問を伝えます。
「杉の花粉」の通勤する事務所の最寄駅から、一つ戻った駅の近くに『銀行』があります。
職場の同僚に声をかけて、「折畳み自転車」に跨り、駅を目指します。
一駅分戻って、大型ショッピングセンターの駐車場を横切り『銀行』を目指します。
インターフォンで到着を伝えると非常口から迎え入れてくれました。
担当者に、
『作成した書類』と『支払いを管轄する事務所』から送られた『3枚のファクシミリ』を渡し、
『歳出戻入』を説明します。
電話では良く判らなかったと言う担当者でしたが、何とか
明日の支払いを止め、公費に振り戻す処理を納得してもらえました。
時間は既に5時を廻っています。
事務所に連絡を入れ、そのまま帰宅します。
何時もの列車に乗ることが出来ました。
部屋に戻ると、
「猫神」は
近頃、妙に気に入っている『布団に頭だけを突っ込んでうつ伏せに寝た振りをする』という格好で
出迎えてくれます。
部屋の中をウロウロと徘徊する〈かふん〉を抱き上げ、その背中に放ります。
流石に飛び起きました。
それから
途中「野菜タップリお弁当」を〈かふん〉を含む3人一緒に食べ、ズッと
お話をします。
お茶を飲みながら、TVドラマのことで笑い合います。
最近「杉の花粉」も「猫神」も滅多にTVを見ませんから、
お話は
自然、昔に見たドラマのことに限定されてしまいます。
年老いた夫婦が「昔を懐かしむ」茶飲み話そのものです。
「猫神」と「杉の花粉」に
代わる代わる玩具にされた〈かふん〉は
本棚の上に逃げ出します。
以前は、
更に奥の本棚の上のダンボールに乗って眠っていましたが、
『中身が一杯に詰まったダンボール墜落事件』を
引き起こし、寸での処で抜け出してから
〈かふん〉はそれ以上奥には進みません。
相当恐ろしい思いをしたようです。
時計の針が
11時半を指していたという覚えを最後に記憶がありません。
気が付くと
午前4時半です。
何時ものように
「猫神」の姿はなく、
〈かふん〉がベッドの隅で
身体をズドーンと伸ばしながらスヤスヤと寝息を立てていました。