テーマ:猫のいる生活(136702)
カテゴリ:『猫のいる生活』
グッスリと眠って眼が覚めると8時を廻っています。
パソコンを立ち上げ、2日間手が付けられなかった日記を書き始めます。 我が部屋猫〈かふん〉は、「引き違い戸」の隙間から出入りを繰り返します。 ベッドのド真ん中を占領して仕合せそうに眠っていた「猫神」が眼を覚まします。 今日は、「猫神」と一緒に病院に行く日です。 10時過ぎに「猫神」と一緒に車に乗り込みます。 お腹が空いて仕方がなかったので、カレー屋さんでブランチを食べます。 本当は何時もの喫茶店でモーニングセットを食べる予定でしたが、3週間前と同じように『誠に勝手ながら暫らく休業します。店主。』の張り紙がしてありました。 老夫婦がお二人で廻していた美味しい喫茶店でした。 再開されるのを心待ちにしています。 約束の時間の5分前に病院に到着します。 『30分待ち』の札がノブに架かっています。 スカサズ「猫神」が「喉が渇いた」と駄々を捏ねます。 二人で売店に向かい、飲み物を購入します。 名前を呼ばれて「猫神」と一緒に診療室に入いります。 何時もの通り「猫神」からカウンセリングが始まります。 「先週はどうでした?」 主治医が尋ねます。 「自分の中では、理性的な判断をしているのですが、感情が抑えられなくて『口』が勝手なことを言ってしまうことがあります。」 「猫神」が話し始めます。 「何か我慢していることがありますか?」 「一方で我慢していると、他の方向で感情が抑えられないことがあります。」 主治医が答えてくれます。 「先週は、余り会話がなかったので、感情が暴走してしまったのかも知れません。」 と「猫神」。 「原因に見当がついているなら問題はないですね。」 主治医が答えます。 「他には・・・。」 「薬がなくても良く眠れますし、人が来ても『それなり』に対応できるようになりました。」 「最近は反って外に出たくて仕方がない状態です。」 「今度、自動車学校に通おうと思っています。」 「猫神」が続けます。 「それは非常に良いことです。」 「でも無理はしないで、疲れたと感じたら充分休むことを心がけてください。」 主治医がアドヴァイスしてくれました。 続いて「杉の花粉」に交代です。 「最近、朝ベッドに座って動けないことがあります。」 「風邪も治って、充分に眠っているのに動けません。」 「杉の花粉」が話し始めます。 「体調は良いんですか?」 と主治医。 「1ヶ月くらいの間、微熱が続いて非常にダルイ状態でした。」 「そこで、内科で見てもらい、『肺炎用の抗生物質』を貰いました。」 「すると、腸内細菌が全滅したのか、モノが食べられない状況が続きました。」 「今は、微熱も取れて食事も普通に出来ますが、未だ感情が付いて行っていない様です。」 「杉の花粉」が続けます。 「微熱が取れたのは良いことです。」 「今は体調は戻ったんですね。」 と主治医。 「そうですね。」 「体調は戻りましたが、未だ身体のバランスが上手くいっていないのかも知れません。」 「少し様子を見てみます。」 と「杉の花粉」。 「身体は何時も語りかけています。」 「その声に気が付かないと以前の様に無理をして、症状が重くなってしまいます。」 「身体が発する『声』に充分に『耳』を傾けてください。」 主治医がアドヴァイスしてくれました。 今日も二人ともニコニコしながらお礼を言って退出します。 清算して二人で車に乗り込むとお昼を大分過ぎていました。 一度帰宅し「猫神」を降ろしてから何時もの「内科医」に向かいます。 血圧を測って貰うと『上が160、下が114』です。 三週間前と同じように下が低くなりません。 矢張り身体のバランスが少しおかしいようです。 今日は採決して、次に来院する時に『糖尿病薬』を微調整してもらうことになりました。 隣の『薬局』で二つの病院・医院の『薬』を処方してもらいます。 スーパーマーケットで食べ物などを購入して自宅を目指します。 既に午後6時を大きく廻っています。 帰宅して、「猫神」と弟と3人一緒に『野菜タップリお弁当』を食べ始めます。 猫神系一族のボス猫〈さしみ〉が、この二日くらい姿を見せないと弟が嘆いています。 「〈さしみ〉が家出したら、お前の性やからな!」 「猫神」が情け容赦なくプレッシャーをかけていました。 〈かふん〉が「杉の花粉」の前にチョコンと座ります。 最初に置いた『鶏肉』は唸り声を上げて食べていました。 次に『コンニャク』を置きます。 一所懸命に食べようとしますが、上手く食べられません。 他の一族系の猫が近寄ってきます。 『猫パンチ』を放ちながら『コンニャク』を死守する〈かふん〉。 そこまで守る価値があるのか『コンニャク』に!〈かふん〉? 今ひとつ理解に苦しむ我が部屋猫〈かふん〉です。 「猫神」、〈かふん〉と一緒に部屋に戻ります。 疲れ切って二人とも会話出切る状態ではありません。 「猫神」はベッドのド真ん中を占領して、うつ伏せに『触身仏(北森鴻著)』を読み始めます。 『杉の花粉』は頭を押さえてベッドに仰向けに引っくり返っています。 何も出来ません。 「うつ」がそうさせるのか「疲れ」がそうさせるのか? 今まで、ここまで『完璧な疲れ』を経験したことがありません。 そのまま、眠ってしまったようです。 気が付いたら午前1時前です。 『疲れ』は如何にか何処かに行ってしまったようです。 ベッドの真ん中で「猫神」は熟睡しています。 今日貰った何時もの『抗うつ剤』を少し余分に飲んでこうして日記を書き始めました。 『体調』と『精神状態』は、『危うい均衡』を保っているようです。 一緒に部屋に戻った〈かふん〉の姿が見えません。 冷房を強い状態で眠ってしまいましたので、〈かふん〉は、本棚に囲まれた一角のダンボールの中で丸まって、仕合せそうに眠っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月20日 01時55分54秒
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