テーマ:猫のいる生活(136696)
カテゴリ:『猫のいる生活』
今朝は午前8時過ぎに目覚めます。
『よもぎ大福』をコソット食べ始めます。 本棚に囲まれた一角のダンボールの中でズッと眠っていた我が部屋猫〈かふん〉が飛び出してきます。 何故、『よもぎ大福』だと判るんだ?〈かふん〉! 3分の一が〈かふん〉のお腹に入ります。 その後、水の飲み、〈かふん〉は、『引き違い戸』の隙間から、外に飛び出して行きました。 ベッドのド真ん中を占領し、自分だけ毛布に包まって仕合せそうに眠っていた「猫神」は、恐るべきことに既に眼を覚まし、更に着替えています。 今日は「猫神」の自動車学校への入学式です。 親族一同で送っていこうかと思いましたが、彼女の両親姉妹は子育てで忙しく、「ネコ」までは手が廻らないだろうと「杉の花粉」が車で送ります。 本当なら前日に「巡回バス」の予約をすれば済むことなのに「猫神」は未だ少し独りで行動するのに不安なようです。 自動車学校に入学式の30分前に到着し、少し「猫神」とお話をして時間を潰します。 受付で「猫神」の名前が呼ばれます。 入学式が始まるようです。 緊張で固くなった「猫神」を残し「杉の花粉」は帰宅することにします。 自由奔放で我侭放題の「猫神」が緊張しているのは少し楽しく感じました。 『性格テストがあるが、少なくても普段、自分で思っている通りには回答するな!』 と車の中でキツク伝えてあります。 20年以上前になりますが、「杉の花粉」は『性格テスト』で『時々、如何しようもなく不安になることがある』などに○を付けてブラックリストに載った経験があります。 卒業検定が終わると3人ほどが別室に呼ばれ教官から指導がありました。 「君らはブラックリストに載っている。」 「このリストは、警察に引き継がれ、リスト掲載者に事故が多いと判断された場合、『性格テスト』で問題がある受講生は、その段階で入校を拒否する事になるかも知れない。」 「君らの安全運転に、将来入校出来ない人がでる可能性が懸かっている。」 「くれぐれも安全運転に心がけるように!」 不思議な励ましを受けた覚えがあります。 因みに、同時期に自動車免許証を取得した我が弟もブラックリスト掲載者だそうです。 彼は、『自分の前をユックリ車が走っているとイライラして追い越してしまいたくなる』に○を付けたようです。 どうもブラックリスト掲載者の事故発生率が高いようで、最近は『性格テスト』の段階で入校を拒否される人が出始めたようです。 「杉の花粉」は30キロオーバーで略式起訴されたくらいですが、我が弟は、運転を始めた3年以内に2台の車を再起不能にしていますし、止まっていた車に打つかって略式起訴されたことがあります。 『性格テスト』で入校を拒否することには、一理も二理もあると思っている「杉の花粉」です。 ですが、既に30万円を超える『学費』を支払っていますので、「猫神」が『性格テスト』で入校を拒否されると我が家の家計は悲鳴を上げてしまいます。 ただ、遊園地のゴーカートで、モタツク小さな子供が邪魔で『アオリまくって真剣に怒っていた「猫神」』です。 社会的損失を考えれば、素直に『性格テスト』を受けて、『入校を拒絶』された方が世の中のためなのでしょうが・・・背に腹は変えられません。 多大な不安を抱えながら「杉の花粉」は食料を近くのスーパーマーケットで調達し、帰宅します。 イキナリ〈かふん〉が飛び込んできて、「猫餌」を食べ始め、そして甘えてきます。 抱き上げて頭を撫でると嬉しそうな顔をしますが、直ぐに腕をスルリと潜り抜け、外に遊びに行ってしまいます。 一体何がしたかった?〈かふん〉! それからパソコンを立ち上げ、思わず日記『「うつ」人の考察:『靖国』と『戦争責任』を考える。』を書いてアップしてしまいます。 昨日のメランコリックな日記は如何したんだ! と怒られる方も見えるかもしれません。 『昨日の事?そんな昔の事は忘れてしまった。明日?そんな先の事は判らない。』 有名なハンフリー・ボガートのセリフを言ってみたいものですが・・・・。 単に直ぐに気分が回復しただけです。 「うつ」病に『欝々した考え方』は似合いません。 いや、似合いすぎるのか・・・? 何時も以上とは言いませんが、何時もくらいには元気な「杉の花粉」です。 その後少し眠っていたら、午後5時前に「猫神」から「迎えに来て」とシオラシク電話が架かります。 チョッと精神的にダメージを受けているようです。 そのまま部屋に戻してしまうと眠っている最中に暴れまくる可能性大です。 夜勤で疲れて眠っている弟を叩き起こします。 今、『ゲームセンター』にメダルを確保しているのは彼だけです。 少し可愛そうな気もしましたが、『夜中の事』を考えれば、自分が可愛い「杉の花粉」です。 弟の運転で自動車学校に着くとヤオラ「猫神」が乗り込んできます。 己の反射神経や運動能力を全く考慮せず、無謀にも『ミッション車』の免許証に挑戦した「猫神」です。 初日ですので、賢明な自動車学校は、『車』には乗せなかったようですが、ゲームセンターにあるようなシュミレーション運転に「猫神」は挑戦したようです。 「どうやってアクセルを踏んだら良いのか全く判らない!」 車に乗り込むなり「猫神」が話し始めます。 「ブレーキを踏んでる右足を離して、アクセルを踏むの!」 「右足でズッとブレーキを踏んでたら、アクセルが踏める訳がない!」 馬鹿にして素直に言ってのけた運転者(弟)は、後部座席からスコーンと頭をドツカレていました。 口も達者ですが、その口よりも手が早い「猫神」です。 正直なだけでは世の中は渡っていけないよ!弟よ! 弟もこうして成長していくようです。 『ゲームセンター』に到着して弟のメダルを皆で分け合います。 3時間も遊んでいると「杉の花粉」は異常な疲れを感じてしまいます。 「猫神」はモット遊びたそうでしたが、「杉の花粉」の様子を見ると直ぐに切り上げてくれます。 徒に「うつ」を長くやっている訳ではないようです。 夕食などを近くのスーパーマーケットで購入して自宅を目指します。 帰宅するなり「杉の花粉」はベッドに引っくり返ってしまいました。 ベッドに横たわったまま、1時間くらい「猫神」とお話をしていると漸く少し体調(精神状態?)が回復し始めます。 二人で一緒に夕食を食べ、疲れ切った「猫神」と共に、そのまま眠ってしまいます。 〈かふん〉は母屋で「猫神」一族系の「猫」たちと仲良く争って、弟の『猫缶』を貪っていましたので、未だ帰ってきていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月23日 07時56分47秒
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