テーマ:猫のいる生活(136699)
カテゴリ:『猫のいる生活』
グッスリと眠って眼が覚めると9時を廻っています。
我が部屋猫〈かふん〉は「引き違い戸」の隙間から出入りを繰り返します。 ベッドのド真ん中を占領して仕合せそうに眠っていた「猫神」が眼を覚まします。 今日は、休職について主治医と相談するために病院に行く日です。 10時過ぎに「猫神」と一緒に車に乗り込みます。 途中、「猫神」を自動車学校で降ろして病院を目指します。 約束の時間ピッタリに到着します。 診察室のドアノブには『60分待ち』の札が掛かっています。 少し早い昼食を取ることにします。 車で10分くらいの場所にあるファミリーレストランで『お昼の定食』を食べます。 元々はフリードリンクではなかったのですが、お代わり自由で、更に飲み物の変更も出来るようになっていました。 早速「コールドミルクティ」を注文し、渇いた喉に流し込みます。 嫌いなアールグレイです。 定食が到着するのを待って「ホットミルクティ」を注文します。 「直ぐに持ってきて」と。 食後、2杯目の「ホットミルクティ」を飲んでいると1時間が過ぎようとしています。 再び病院を目指します。 待っている患者の数が余り減っていません。 途中で我慢できなかった患者が2名キャンセルします。 憮然とした顔で帰っていきます。 我が主治医は診療時間が遅れるので有名な方です。 『薬』に頼ることなく、少しでも問診を長くして、『自分で回復する』ようにアドバイスをしてくれる処が気に入っています。 時間の調節は患者の仕事です。 『1時間くらいの遅延で我慢できないのは患者が悪い』と思ってしまう「杉の花粉」です。 お腹も膨れていますので冷静に判断できます。 結局、2人のキャンセルがあったにも関らず1時間半遅れで名前が呼ばれます。 何時もの様にカウンセリングが始まります。 「如何しました?」 主治医が尋ねます。 「最近疲れが酷い状態です。」と話し始めます。 「好きなパソコンでも1時間も遊んでいると、疲れて3~4時間眠ってしまいます。」 「休みが続いてしまいますので、職場で検討して少し休んだらどうかということで今日はお邪魔しました。」 「ここ1カ月の最低血圧は114~120。空腹時血糖値も200を超えています。」 「とても仕事が出来る状態ではありません。」と続けます。 「血圧や血糖値から考えると身体が常に緊張状態にあるようですね。」 「そこで無理をすると酷い疲れが出てしまいます。」 「先ず溜まった疲れを取ってください。」 「それから、パソコンなど頭だけを使う作業は極力減らしてください。」 「疲れが溜まってしまいます。」 主治医が答えます。 「犬の散歩などして血糖値など身体のバランスが回復するように努めます。」 「杉の花粉」が続けます。 「そうですね。適当な運動と『頭だけ使う作業』を少なくすることに心がけてください。」 主治医がアドヴァイスしてくれました。 『易疲労、高血圧、高血糖』という症状で、8月末までの休養を要するという診断書が出ました。 歩道修復工事なんて訳の解らない工事のため、大渋滞を引き起こしている国道を帰宅します。 部屋に戻ると午後3時を超えています。 ベッドに横になり休みます。 〈かふん〉が戻ってきて少し甘えたそうな振りをします。 ベッドの上で抱え込み、頭を撫で回します。 仕合せそうに眼を瞑る〈かふん〉を見ていると少しずつ疲労が回復していくようです。 暫らくジッとしていた〈かふん〉は、「猫餌」を食べると、再び外へ飛び出していきます。 〈かふん〉はワザワザ疲れ切った「杉の花粉」を癒しに戻ってきてくれたようです。 単にお腹が空いていただけかも知れませんが・・・。 午後5時過ぎに自動車学校の「猫神」を迎えに行くことにします。 再び大渋滞の国道に乗り入れます。 普段なら15分もすれば着く場所ですが、30分以上かかります。 自動車学校では疲れ切った顔をした「猫神」が待っています。 少し渋滞から回復しつつある国道で帰宅します。 部屋に戻ると二人ともグッタリの状態です。 着替えてベッドに横になると「猫神」は直ぐに寝息を立て始めます。 「杉の花粉」は少し横になってからパソコンを立ち上げます。 主治医からの忠告がありますから、1時間も経たないうちに蓋を閉めます。 暫らく新聞を読んで過ごします。 「猫神」が急に起き出し『眠れない!』と寝ぼけます。 眼が据わっています。 今日は初めて実際に車に乗って相当精神的に疲れているようです。 「クラッチが上手く切れない・・・ブレーキが・・・。」 未だ半分悪夢の中を散歩している「猫神」です。 「お風呂に入ってユックリして、『薬』を飲んで休んだら?」 「杉の花粉」が話しかけます。 我侭で天邪鬼な「猫神」ですが、「そうする!」と言うなり母屋に向かいます。 部屋に戻って『抗うつ剤』を飲むと、「眠れない。眠れない。クラッチが・・・。」と言いながら熟睡してしまいました。 〈かふん〉が戻ってきて、部屋を見回し、「猫餌」を食べて、直ぐに本棚に囲まれた一角にある『ダンボール』に向かいます。 今日もベッドの上は危険だと判断したようです。 何時の間にか「杉の花粉」も眠ってしまいました。 ※今日、『「うつ」人の考察:『世襲』について考える』をフリーページにアップしました。 お暇なら遊びに来てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月26日 08時18分36秒
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