テーマ:猫のいる生活(136331)
カテゴリ:『猫のいる生活』
今朝は午前6時半に眼を覚まします。
精神状態が酷く不安定です。 昨日等、職場からの連絡に悩んでしまった所為か精神が爆発寸前です。 日記を書き始めます。 我が部屋猫〈かふん〉は、何時もの経路、「白いダンボール」から「本棚の上」、そして「パソコンの上に着地」して部屋をウロウロしています。 「引き違い戸」に隙間を作ると直ぐに飛び出して行きました。 「猫神」との諍いが拗れてから、「猫神」の態度が険しさを増しています。 食事もマトモに取れない状況では、何も言うこともできず、ストレスの中で不満が爆発寸前にまで拡大しています。 『何もしたくない』という「うつ症状」から、今までの自分に関る全てを打ち壊したい衝動が抑えきれません。 『何もかも嫌になり、勤労意欲など全く無くなってしまいます。』 『休職』前の状況よりも更に悪化して、前の職場で『病気休暇』を取らざるを得なかった最悪の精神状態に逆戻りです。 『職場復帰どころではありません。』 日記をアップすると、もう何もする気も起きません。 宅配された『野菜タップリお弁当』を食べて、ベッドに横になります。 「猫神」との問題(家庭問題)が「引き金」となって起こった「杉の花粉」の精神不安に、「職場復帰プロセス」が致命的な打撃を与えたようです。 『仕事を辞める』という考えに頭が支配されています。 それしか「うつ」から抜け出す方法が考えられません。 そのため、日記は、『必死に感情を押さえて書いた心算』ですが、結果として「職場を嫌う・・・辞める検討を始めました」という内容になってしまいました。 「今の状態で何かを決定するのは危険です。」 「後から後悔することになります・」 「猫神」に話しかける主治医の言葉が甦ります。 『早急に結論を出してはいけない!』 荒れ狂う破壊衝動に支配された精神状態の中で、ただその言葉を念じています。 9月11日に予定されている通院の際に、「職場復帰プロセス」に必要な書類を持っていって、主治医からアドヴァイスを受けるしかない。 その後に『如何するか』決定すれば良い。 精神を逃避させ、『今は兎に角眠ることが必要』と2倍の『抗うつ剤』を飲んでベッドに横たわります。 眠ります。 〈かふん〉が戻ってきて、ベッドの上を徘徊しているようです。 眠ります。 何もしたくない。 何も考えたくない。 ただヒタスラ眠ります。 食事をするのも面倒です。 〈かふん〉が擦り寄ってきて、鼻の頭を舐め始めます。 〈かふん〉を抱きしめると逃げ出して、ベッドの隅で丸まったようです。 眠ります。 ただヒタスラ眠ります。 夜中の1時過ぎに弟が部屋に飛び込んできます。 「猫神」が腹痛を訴え、ベッドでノタウチ廻っているというのです。 慌てて母屋に行き「猫神」の様子を見ます。 「車に乗って病院へ行けそうか?」 「猫神」が首を横に振ります。 119をダイヤルし救急車を手配します。 父親が脳梗塞と極度の糖尿病だったため、何度も救急車のお世話になっています。 意外に冷静に自分の行動を見ています。 救急車が到着し、一番マトモな緊急病院へ向かうようにお願いします。 弟に家の戸締りをキチンとして、何時でも『車』を出せるように指示します。 病院に到着すると緊急の診断に続いて迅速な検査が始まります。 4年程前は下手をすれば『耳鼻科医』が宿直待機していた市民病院です。 それが、今や『ER』と表示された緊急医療体制が敷かれています。 世の中も進んだものと考えながら、「待合室」で待たされます。 20分もすると点滴を左手にくっ付けた「猫神」が横たわるベッドに案内されます。 未だ、お腹を押さえて苦しがっています。 1時間もすると『CT』や『レントゲン』、『血液検査』の結果が出て、ドクターが現れます。 「『CT』、『レントゲン』、『血液検査』の結果、どれを見ても異常は認められません。」 「白血球数からしても炎症の恐れもありません。」 「便通は本当にありましたか?」 「猫神」が「朝に少しですがありました。」 か細い声で答えています。 「この『レントゲン』を見てください。」 「大腸がハッキリと写っています。」 「便が溜まってガスが発生し大腸を圧迫したため、腹痛が生じたと考えられます。」 「一度、『かん腸』をします。」 看護師が飛んできます。 ボーっとしていると「猫神」が「何をしてるの!早く出て行け!」と怒ります。 『もう直っているんじゃないの?』 そう思いながら、少し元気になった「猫神」のベッドから、病院の玄関を出てタバコを吸い始めます。 弟に電話して『車』を廻すように頼みます。 彼は40年近く住んでいながら『市民病院』の場所を知りませんでした。 非常に健康な弟に半ば呆れながら、道を伝えます。 「猫神」のベッドに向かいます。 「待合室」の前のソファに毛布に包まれた女の子が座っています。 眼を合わせずに通り過ぎた瞬間。 「おい。おい!」 聞きなれた声が聞こえます。 「猫神」でした。 此処の処、殆ど食事をしていない「猫神」は、何時もより幼く見えてしまいました。 「ワザと無視して通り過ぎようとしただろ!」 少し怒っています。 「そんな格好で座っているなんて普通は思わないでしょう。」 「『見てはいけないモノ』だと敢えて見なかった。」 疲れているのか、それ以上は何も言いませんでした。 弟の運転で自宅に戻ります。 「猫神」は、『かん腸』で少し痛みは治まったようです。 それ以上に、また『便』が原因の腹痛だと判り安心したようです。 帰宅すると午前3時です。 其々の部屋に戻ります。 締め出された〈かふん〉が飛び込んできます。 一頻り甘えた後、再び本棚を経由して『白いダンボール』で眠り始めたようです。 疲れ切った状態で、パソコンを立ち上げ、『日記管理画面』にアクセスすると2通のコメントが書かれています。 『辞めない方が良いと思います。まずあなたでは民間企業で勤まりません』 少し悩みます。 ベッドに横になります。 再び悩みます。 この「コメント」を、そのまま放置して置くのは「杉の花粉」の精神上非常に問題が残ると、再び『日記管理画面』にアクセスします。 始めは、ヤンワリと抗議しようと考えていたのですが、「嫌味タップリの非常に厭らしい『完全に切れた文章』」になってしまいました。 迷わず、日記をアップし、そのままベッドに横になります。 『如何にでもなりゃ良い』 完全に捨て鉢な気分です。 それでも、何時しか眠ってしまったようです。 〈かふん〉は、『白いダンボール』から出てきませんでした。 ※後日、『お詫びの書き込み』をいただきました。 『私の辞職は勿体無い』というのが主眼の「私」を非常に気遣っていただいた『コメント』だったようです。 ご自身の経験を書いていただき、『言葉が足りず真意が伝わらなかった』と謝っておられましたが、それ以上に失礼なのは、私が、その方宛に書いた日記です。 早速、日記の内容を変更いたしました。 そのため、当時、疲労困憊と完全な精神失調状態で書いた「嫌味タップリの非常に厭らしい『完全に切れた文章』」は、もう残っていません。 あの日記の失礼をお詫びすると共に、その日記を読んで不愉快な思いをされた方に謝ります。 大変、失礼なことをいたしました。 本当に申し訳なく思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月03日 10時24分58秒
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