テーマ:たわごと(26743)
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不勉強にして
間違っているかも知れませんが、第一次大戦後の独国の、お話。 たしか 建造できる軍艦の総トン数に上限を決められて 実質的な軍事力を、ある意味、放棄。 そこに 莫大な賠償金支払いのため、ハイパー・インフレが起こり 通貨マルクが紙くず同然と、国内が滅茶苦茶になった。 で。 ユダヤの富裕階層が、独国経済を牛耳っては 困窮するゲルマン民族を尻目に、贅沢三昧、好き放題を繰り返しました、とさ。 本当か?どうか。 あたしに判るワケがなく そんなこと たぶん、ダレにも判らない。 ただ 一番の問題は、当時の独国民が、そう信じちゃったってこと。 産経新聞さんによると 中国の反対で、核拡散防止条約再検討会議の最終文書案から 被爆地の広島、長崎への訪問を世界の指導者に促す文言が、削除された。 ほんの 数十分前に読んだ、配信記事の文面からも 戦争加害者の日本が、被害者面をするな!って、中国の反対理由や その尻馬に乗って反対する韓国って文言が、削除された? 数年前の米国でも、原爆展を開催しようとして取り止めになった。 米国には 今も、第二次大戦の生き残りがいて 戦争で肉親を失った彼らにとって、大日本帝国は、帝国陸軍は、極悪そのもの。 そんな 諸悪の根源を駆逐できたのだから 東京大空襲も、原爆投下も、彼らには、「正義」の行動に他ならない。 だから 原爆で焼け死んで、可哀想ね、には、なっても いまだ、原爆投下は、残虐非道な行為とは、決して、ならない。 原爆投下にしても、東京大空襲にしても 非戦闘員、一般国民への大虐殺…失礼、戦勝国たる米軍の戦闘行為は正当化される。 米国が、そんなだから 中国が、原爆投下で被害者面するな!って言い出しちゃうと 世界に、表だって、意見できる国はない。 たぶん。 それが、世界のコンセンサスだから。 原爆の悲劇に関しては 世界と日本じゃ、相当の温度差がある。 そういうの 何となく判っていた。 判ってはいるんだけど、さぁ。 戦後 中国は中国で、先見の明を持った、とう小平さんが 日本は必ず復興するから 中国の将来のため、絶対的に、日本を敵視しちゃいけない、って政治をして。 日本は日本で ODAとか莫大な資金援助で、中国の経済発展に多大な寄与をしてきた。 なのに いまさら、どうして? そう 思うのは、あたしだけ? 今まで 中国や韓国の親日な態度は ただ、お金が無くって、日本の支援を充てにしていた、だけ。 日本の支援・援助によって、相応に豊かになると 自立できるかも?って、考えるようになって ようよう、日本に対する、ホントの態度が明らかになった? それが 悪いとは思わない。 あたしだって 困ったときには、どれほど大っ嫌いなヒトでも、アタマを下げる。 そんなで 急場を凌(しの)げれば、後は知ったこっちゃない。 困窮したときに助けて貰ったなら さすがに、面と向かって痛罵は、しないでしょうけど。 それでも 間違いなく、陰口を叩くに決まっている。 あたしは そういう人間だ。 だから 助けて貰っといて、余裕ができると面と向かって罵倒する。 そういう 中韓のやり口…失礼、感性も、判らなくはない。 ただ、ね。 実際に、そうされちゃうと 疑心暗鬼になる。 いま とっても親日なASEAN諸国も 豊かになった途端、いきなり日本の悪口を言い出すんだろうね、って。 なら 敗戦国日本が戦後してきた「おべっか」事業…失礼、諸国への援助って 何だったんだろうね、って。 そして やっぱ、敗戦国じゃ、何をやったって意味がない?って。 ナチスって、さ。 広場で、政治集会を開くたび、党員を聴衆の周囲に配置して だんだん、その輪を縮めていったらしい。 そうすると 必要以上に、聴衆同士がくっ付いちゃう。 アユの縄張り意識じゃないけれど あたしたちって、一定範囲内に他人が入るとイヤで、それが続くと不安になる。 そんな中 力強く、ヒットラーさんが演説しちゃう、わけ。 すると 計画的に不安を煽られた聴衆は、メロメロになる。 そういう ありとあらゆる心理戦を研究して、駆使して ナチスは党勢を拡大していった、とか。 ナチスは 端(はな)から、暴力を持って、独国を制したんじゃない。 きちんとした選挙制度に則って、第一党に躍進して 政権を取ってから、暴力で支配したんだ。 たぶん。 最初のころ、彼らの最大の武器は 一般国民の「不安」を、いかに操って、どう効果的に使うか?ってこと。 殴られたら、痛い。 銃で脅されたら、怖い。 けれど どうして、私は、こんなに不安なの?って。 その原因なんか ダレも気付かないんだよ。 そもそも 不安だってことすら気付かないヒトもいる? そうして いつも間にやら、軍国主義…失礼、民族主義が浸透していって はっと気付いた時には、ダレも、どうすることもできなくなっている。 それが 歴史だと思うのです。 安倍さんが、日本を軍国主義化するんじゃない。 為政者の直接的な言動で、その判り切った政策判断で 軍国化するほど、あたしたちは、バカじゃない。 ただただ 中国の、身も蓋(ふた)もない言動が 韓国の、相も変わらずな「告げ口」が あたしたち日本人の民族主義へと向かう萌芽となり、温床となる。 やっぱ、敗戦国じゃ何をやったって意味がない。 そう あたしたちを疑心暗鬼に、不安にさせちゃダメなんだ。 それは、ごくごく自然に やっぱ、勝たなくっちゃ!って。 中途半端に負けちゃったから、こうなった。 死んでも降伏しちゃいけない。次は!って、なる。 戦勝国である中国の言動を 第三国である韓国の「告げ口」を、敗戦国日本は止められない。 けど、それは同時に 理不尽だと感じる、あたしたちの思いも、彼ら中韓は止められないってこと。 歴史は繰り返す。 第一次大戦の後 ユダヤの富裕層が独国経済を牛耳って、好き放題にした。 それは事実で、真実か?なんて、実は、重要じゃない。 そう 国民が、みんな信じちゃったのが大問題。 だから ユダヤへの虐殺が、一定、肯定され、ダレにも止められなくなった。 これから あたしたちは、何を信じちゃうのでしょう? 事後でなく。 流れる歴史の真っ只中にいる、あたしたちに 何も出来ることはない。 反戦を訴えれば、あんたはサヨクか!って、揚げ足取りをされ 平和憲法の大切さをを説くと、その「お花畑」を嘲笑われる。 それは、ダレのせいでなく 無節操に、無責任に、能天気に、今まで、そうしてきた市民団体さんの自業自得。 きっと 歴史の真っ只中にいる、あたしたちに、何も出来ることはないんだ。 傍観者で居るしかない。 自分の人生なのに 主人公ではいられない。 これからの世界が、アジアが、日本が、どうなっていくのか? それを、ただ、眺めているしかない。 中韓の無礼には腹が立つ。 それは、それで仕方のないこと。 その原因や理由なんか、どうだっていい。 腹が立つから腹が立つで、いい。 けれど たった、ひとつ。 その あたしたちの腹立たしさは、どこへ向かう? そうして 感じる、あたしたちの疑心暗鬼や不安は、どこへ向かう? それで得られる 享楽と悲惨さは、ちゃんと天秤に乗るの? そう、たまに振り返っては 時々の、自分の立ち位置を検証することはできる。 能天気な理想主義者・平和主義者になるでなく、偏狭な民族主義者になるでなく 傍観者は傍観者として。 何もできないなら、あえて、何もしないなら せめて、間違っていると感じる方向には加担しない。 そうして あたしたちの未来は、あたしたち自身が責任を持って見届ける。 それこそが 民主主義国家たる、あたしたち国民に課せられた、唯一の「義務」だと あたしは、思ったりします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月22日 12時02分32秒
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