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テーマ:徒然日記(22895)
カテゴリ:その日の出来事
今晩は。独酌です。
この世の終わりを告げる使者なのでしょうか? 審判が下されたのでしょうか? 阿鼻叫喚の世界・・・なんちゃって。 参加者が互いにトマトを投げ合うスペインで毎年恒例の祭り【Tomatina:トマティーナ】が昨日27日にバレンシア地方の【Bunol:ブニョール】で開催されました。 市庁舎から打ち上げられる花火を合図に、ゴーグルなどを装着した大群衆が一斉にトマトを投げ始めます。 今年、市が用意したトマトは120トン。 北京オリンピックで5位に入賞した男子水球チームも参加 したそうで、推定4万人が参加したのだとか。 これは町の人口の4倍にあたります。 会場付近の店は、入口を防水シートで密閉したりして「血の海」・・・もとい「トマト果汁」の流入を防ぐのだそうです。 祭りが1時間後に終焉すると、市職員と住民らは巨大なホースで道路を掃除し、トマトまみれの参加者らは近くの川に設置された仮設シャワーで返り血(いや、だからトマトだっちゅーの!)を洗い流します。 昔、近所の子供同士がふざけてトマトを投げあったのが事の始まりと言われてますが、詳しい事は判っていないそうです。また、何故「8月の最後の水曜日」に開催されるのかも不明だそうです。 実際の戦争をやってる所が直ぐ近くにあります。流石ラテン系、能天気。 でも人が銃で撃ち合うよりずっとマシか。 楽しいかも知れないけど、「食べ物だぞ・・・」とどうしても思ってしまう独酌です。 ヨメはトマトを食い物と認めていないので「参加したい!」と言ってます。 しかし、普通サイズのトマトを本気で投げたのが当ったらかなり痛いと思うのだけど・・・スペイン人は女性も頑丈なのかな? 確か、オレンジとか火の玉とかもっと物騒なモノを投げあう祭りもあった筈だから、それに比べれば幾らかマシなのだろうか? それでも道路を流れる「赤い河」を見る度に「どうにかなんないモンなのかなぁ・・・?」と思います。 だってどう見ても「トマトソース」だもん。 食うや食わずの人々が沢山いる中で、食べ物を粗末にしている人も沢山いる。スペインのトマト祭りの場合はイベントとして観光客を呼び込み利潤もあるのだろうが、日本やアメリカのように大量の食品を破棄している国・・・まして日本は食べ物を捨てられるような状況ではない筈。食料の自給率はお話にならないほど低いが、国民1人当りのGDP(名目国内総生産)は世界18位。 以前はヨーロッパ最貧国と言われたアイルランド。ジャガイモの不作などで食料不足になった時に国民の半数近くが国外に逃げたと言われる。しかし勤勉な国民性からか、現在ではすっかり立ち直りEUで第2位、世界でも第4位である。 勤勉さは日本人の数少ない取柄だった筈じゃ? 何にしても、とても物を粗末に出来る御身分ではない。 何時か本当に「餓え」に見舞われそうな気がして怖いのは独酌だけではないと思う。 こちらも「トマト祭り」の光景のようですが、こちらは2年前のワールドカップが開催された時、フランス戦の応援に市庁舎前に集まった韓国サポーターです。 トマトの赤ではなく、唐辛子の赤なんでしょうね。 流石にキムチは投げ合わないな。儒教の国だし。 って言うか、キムチ高いし。 どうせ能天気に平和なら、こっちの方面でお願いしたい。 今日は忙しくて酒もメシもお預けです。 なもんで纏りのない日記になってますが、悪しからず。 腹減ったぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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