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カテゴリ:日本酒
今晩は。独酌です。
日中は暖かくコートが邪魔なくらいの春のような陽気の東京でしたが、夜半になると冷え込んできて普通に冬です。 悩んでいても凹んでいても問題は解決出来ません。 自分に何がどれだけ出来るかは判りませんが、ギリギリの処まで足掻いてみようと決めました。 ![]() 一人でも多く引っ張りあげられたらと思っています。 …半分開き直りみたいなもんです。 さて、腹も据わったし減ったしで遅い夕食を。 食わ(呑ま)ないで寝れば身体に良いんでしょうけどねぇ…そこはそれ、 「一日ニ酒四合ト肴ト少シノ野菜ヲタベ、イツモシヅカニワラツテイタイ」 こんな人間ですから、出来ませんわ到底。 大体からして四合以上呑むし、大抵。 「到底」と「大抵」で韻を踏んでみました。 別に踏む必要はサラサラないんですけど。 何でこんな戯けたことを書いてるかというと、帰りに「寒ぃ~なぁ!」と思った時に俳聖の句を思い出したからです。 ![]() 酒を煮る 家の女房 ちょとほれた 【与謝 蕪村】 不幸にもこういう女房がいない独酌は自分で酒の支度をします。 ヨメに「お燗して」と言うと電子レンジの所へ直行しますもんで。 何回「湯煎で温めるのとレンジでチン!では別の飲み物になる」と教えても駄目ですねぇ。 「あーっ! 面倒クセェ~男だなぁー! 文句あんなら自分でヤレよぉ!」 …結末はいつも同じなので、最初から自分でやる方が賢明。 家事をやらない訳ではないが「食器洗い」と「弁当作り」は大嫌いだと公言している。ムスコの遠足などで弁当が必要な行事があると、前日の晩に真剣な表情で「雨よ降れぇ~!」と雨乞いしていた。料理は好きなのに何で弁当だけ? 酒の燗だとて同じように思えるのだが。 食器洗浄機を買うのに独酌が反対しているので、未だに手洗いな事への意趣返しか? 食洗機も随分と性能は良くなったようだが、どうしても洗い残しが出るしグラスが曇る感じは残る。それに一点物の酒器とかをブチ込まれても困る。 やはり手で洗うのが一番!(と独酌は思う)。 弁当の話をしたついでに言うと、弁当箱やタッパーウエアーのような奴を洗った時に指で擦って「キュキュ!」といわないと気が済まない性質である。 だから独酌家で食洗機はNGである…と偉そうに言うと当然、洗い物をする機会も増えるんですけどね。(^^; ![]() まあ、好きなようにやろうとすると代償も伴うってことですか。 昔と違って蛇口を捻ればお湯が出るから冬場の洗い物も楽なモンです。 それにグラスを洗ってもヨメは磨きはしないですからね。 ガラス製品は熱いお湯で洗って自然乾燥させた後に清潔な布巾で「キュキュ!」と。これをやる、やらないでは輝きに雲泥の差が。 それに素焼きの酒器などは、物によっては洗剤が使えない場合も。 ヨメにそんな事を言っても纏めてシンクへドボン!と沈められちゃうので、やはり大事な器は自分で世話しないとね。 …別に負け惜しみじゃないですよ。(TOT) それでも「酒を煮る」ヨメが欲しいオヤジに愛の手を! ![]() ポチッ!と応援お願いしま~すm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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