家庭内単身赴任？オヤジの手酌日記

今晩は。独酌です。

昨日10日余りも遅れて「節分」の事を書いたピントのズレた日記に幾つもコメントを頂きました。

広島のngreenさんからは、

7回洗えば鯛の味ですか…ふむ…。
広島育ちのくせして知りませんでした(^^ゞ
子どもの頃は節分の豆、
「5個しか食べられないじゃん！」などと思ったものですが、
いまは…。恵方巻きのほうがいいですよね。

とのコメントを頂きました。



…皆さんは節分に【恵方巻き】食べます？

本日２月１４日は『聖バレンタインの日』で、日本中のチョコレート業界が躍起となる日ですよね。
今年は日曜日に当たったので、イワユル【義理チョコ】の売上が激減したとの事。



ウチのムスコは「ま、日曜だから仕方ないよな…」と負け犬の遠吠えをしておりましたが、何にせよ日本のバレンタイン・ディーはお菓子屋さんが仕掛けた売上倍増大作戦なわけです。



『バレンタインには愛する人にチョコレートを』

ご存じだと思いますが、聖ウァレンティヌスとチョコレートには何の繋がりもありません。

『本日丑の日』



鰻屋さんが土用の丑の日に店先に張り紙するのと同じセールス・コピーです。

…で【恵方巻き】ですが、こちらも節分には何の関わりもございません。

オイル・ショックの頃、売り上げの落ち込みに悩んでいた近畿地方の海苔問屋や販売店などの関係者が海苔の需要拡大を狙って『巻き寿司早食い競争』を開催しました。
大阪海苔問屋協同組合がこの企画を丸パクリ。道頓堀で行った海苔の販売促進イベント『巻き寿司早食い競争』がマスコミに取り上げられた事などがきっかけとなり徐々に全国へ知られていきます。
これがたまたま節分の時期だったので商魂逞しい連中が、「おしゃ！いっちょ商売にしたろやないかい」と動き出します。

何の商売にしても２月は売り上げなどが落ち込む苦しい時期なので、スーパーやコンビニもこの企画に便乗。
数年後には本当の便乗商品である【恵方ロール】などのお菓子の類まで売られるようになりました。



これも「巻き」と言えば「巻き」なのかも知れないが…



こうなると何の意味があるのやら？

ま、他人様が良かれと思ってやってる事にケチをつける気は更々ないのだが、昔からの習慣ならともかく商戦に踊らされるのはちょっとなぁ…と思います。

「チョコをバレンタインの目玉商品に」と考えたのは上に画像を貼ったメーカーのどちらかだと言うのが定説ですが、20～30年前にサントリーが「バレンタインにブランデーを」というキャンペーンを張った事があります。
チョコが好きではない独酌は喝采を叫びましたよ。



「おーし！　他メーカーも続けぇー！」

…ところがメーカーの意気込みと独酌の希望の割りには全然ダメ。
丸で定着しませんでしたね。

それでも高校生の時に付合っていた彼女は小さなハート型のフラスコに入ったお酒をプレゼントしてくれました。



量が量ですからねぇ…二口くらいで無くなっちゃったような。
大学時代の彼女は普通サイズのボトルと煙草１箱（カートン）だったかな。
欠片もロマンチックじゃないが極めて実用的。

そして今年のヨメのプレゼント。



「マズゥ！」



「たまにゃチョコのひとつも寄越せって言うから買ってきてやりゃ…」

今日もまたこうしてヨメに怒られてるオヤジに愛の手を！

ポチッ！と応援お願いしま～すm（_ _）m