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サンソフトが好き過ぎて・・・

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Mar 10, 2011
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カテゴリ:関連書籍
 リップルアイランドに関する記事の、一応ラストになります。もりけん先生のコミック単行本『リップルアイランド』(徳間書店わんぱっくコミックス)を紹介します。
漫画「リップルアイランド」表紙、裏表紙
 ↑表紙カバーの表裏です。ご覧の通り、2冊所有しております。このうち1冊は、以前書いたサンソフトの第1期例会名古屋会場で併売されていたもです。この本の奥付によると発行日は昭和63年2月20日。確か発売日は1月16日で、例会がその翌日の17日という見事なスケジュールでした。
 因みに、ゲームソフトの発売は23日なので、早速以前書いた記事内容に誤りが発覚。思い出と思い込みを頼りに書いているので、今後もあるかも知れません。ごめんなさい。
 もう一冊は、発売からしばらく後(多分、数年後)に書店で見付け、衝動買いしたものです。その時は当然、今のように稀少本になるとは思っていませんでしたが、そもそもこの本を書店で見かけたことが一度もなかったため、背表紙を見つけて嬉しくなって買ったんだったと記憶しています。

 ところが、保存状態はこの通りです。↓
漫画「リップルアイランド」曲がり
 他のわんぱっくコミックスと一緒に、大事に大事に段ボール箱に入れて放置されていたため、シミや曲がりが凄いです。仕舞った当時に、長期保存とか保存方法とかを考えるだけの知恵がなかったことが悔やまれます。

 でも、読むだけなら支障はありません。切ったり書き込んだりはしていません。↓
漫画「リップルアイランド」目次、第1話トビラ
 目次と第1話のトビラです。連載1回目のこのトビラは、なかなか衝撃的でした。これ以前から、もりけん先生の絵の可愛さには定評がありましたが、今回は更に等身も年齢も低いキャラがメインだったこともあり、一段と可愛くなっていたのです。

 それは、キャルの登場シーンからも顕著です。↓
漫画「リップルアイランド」キャル登場
 このシーンは都合6ページにわたってスラップスティックが展開されますが、その展開に合わせて更に絵がデフォルメされ、かつよく動くので、可愛さ増幅です。
 ここでキャルは、テンションの高い元気少女(若干頭悪い)というキャラで登場します。私はアニメなどには詳しくないのですが、確かこの時代の、今で言う「萌え」の最先端が、このような方向の性格付けではなかったかと思います。
 よく言われる事ですが、漫画とゲームではカイルとキャルの性格がまったく異なります。ゲームでの二人は漫画版と比べるともっとシリアスで物静かです。言い方を変えると、テンションが低いのです。
 まあどちらも独立した作品なので当然なのですが、やはり漫画版は、もりけん先生の作風が強く押し出されているという事なのでしょう。
 
 続く、第1話のクライマックスシーン。↓
漫画「リップルアイランド」第1話クライマックス
 ゲームでのキャルの登場シーンに準じた場面であり、作中の最も良いシーンのひとつです。このように、ギャグを重ねていくハイテンションな展開の後で、きっちり話を締めて、一話ずつ進んでいきます。

 ギャグといえば、このような「サンソフト繋がり」ネタもあります。↓
漫画「リップルアイランド」ギャグ積み重ね
 若い人のために一応解説すると、ここで出てきているのは、セガのシューティングゲーム「ファンタジーゾーン」のキャラクターで、このゲームはサンソフトによってファミコンに移植されていたのです(そして、もりけん先生はわんぱっくコミック誌上で攻略漫画を描きました)。
 このページの引きの後、次のページにはこのギャグのオチがあります。やはりサンソフトネタなのですが、あえて内緒にしておきたいと思います。

 それからこんなシーンもあります。↓
漫画「リップルアイランド」キャル水浴びイベント
 「水浴びヒロイン」がベタネタになるのは、もう数年後だったような気がしますが、それを先取りする展開です(さすがに、この文章はワザとです)。…将来これも規制対象になるんでしょうか?

 因みにこの作品は、ゲームのコミカライズで、攻略漫画ではありません。しかし、時々ゲームに準じた展開があり、まったく参考にならないというわけではありません。
漫画「リップルアイランド」ゲームに忠実な展開
 このページなど、回答そのものだったりします。

 そして、最大のクライマックス、ラスボスとのバトルシーンです。↓
漫画「リップルアイランド」ラストバトル
 ゲームに忠実に、ゲロゲールは名古屋弁です。ここは、ゲームでもかなり緊張感のあるシーンですが、漫画版でも迫力のある展開です。

 そして、物語はエンディングへと進んでいきます。ゲームでのマルチエンディングの最後の選択をなぞり、3ページに渡ってカイルとキャルの会話が続きます。このシーン、ゲームでもしっかり間を取っていて、カット割りも凝っていましたが(加えて、音楽とのシンクロも見事でした)、その精神は漫画版でも再現されています。

 ゲームでは余韻のあるラストでしたが、こちらは最後の「おしまい」のあとは、間髪入れず「マドゥーラの翼」が始まります。↓
漫画「リップルアイランド」おしまい⇒「マドゥーラの翼」

 …この流れで、次回の記事は「マドゥーラの翼」にさかのぼる事になるかも知れません。なかなか時間が進みませんが、どうぞお付き合いください。





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Last updated  Mar 10, 2011 05:12:43 PM
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もりけん@ Re:第一次サンソフト例会@名古屋1988年1月17日(その1)(02/04) サン電子をご贔屓くださいましてありがと…

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