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カテゴリ:滋賀県
滋賀県大津市 『日吉大社①』の続き。
二宮橋。国指定重要文化財。走井橋からさらに川を下ったところにある。山王祭の時だけ渡れるようになっている。日吉三橋の一つ。 東本宮参道。 猿の霊石。日吉大社の霊石の一つ。少し離れて見てみると、猿が座っているように見えることからこう呼ばれている。 岩瀧社。御祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)、湍津姫命(タギツヒメノミコト)。 須賀社。御祭神は素佐之男尊奇魂。 東本宮楼門。国指定重要文化財。天正年間(1573年~1593年)に建てられたもの。西本宮の楼門と色も形状も似ているが、こっちの方が少し高さが低い。 東本宮の境内。 樹下宮拝殿。国指定重要文化財。1595年(文禄4年)に建てられたもの。西本宮、東本宮、宇佐宮、白山宮の拝殿と異なり、柱間が四方とも格子や格子戸になっている。 樹下宮本殿。国指定重要文化財。御祭神は鴨玉依姫神(カモタマヨリヒメノカミ)。東本宮の大山咋神の妻の神にあたる。1109年(天仁2年)創建。現在のものは1595年(文禄4年)に建てられた。真下に霊泉の井戸がある。格子や破風、懸魚などに金色の装飾が施されており、日吉大社にある本殿の中でも豪華な造りになっている。 新物忌神社。御祭神は天知迦流水姫神(アメチカルミズヒメノカミ)。大山咋神の母神にあたる。 亀井霊水。昔ここにあった池に霊亀が現れ、この水を占ったところ、閼伽井(仏様に捧げる水を汲む井戸)にするべしとの御託宣があり、亀井と名付けたという。 大物忌神社。御祭神は大年神(オオトシノカミ)。大山咋神の父神にあたる。 二宮竈殿社。御祭神は奥津彦神(オキツヒコノカミ)と奥津姫神(オキツヒメノカミ)。大山咋神の兄弟神にあたる。 日吉雌梛。男性が女性の幸せを祈る木。 日吉雄梛。女性が男性の幸せを祈る木。 東本宮拝殿。国指定重要文化財。1596年(文禄5年)に再建されたもの。 東本宮本殿。国宝に指定されている。御祭神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)。668年(天智天皇7年)創建。現在のものは1595年(文禄4年)に再建されたもの。造りは西本宮とほぼ同様。1868年(明治元年)から1928年(昭和3年)までは大己貴神が御祭神であったため、大神神社本殿と呼ばれていた。 東本宮本殿にある、木彫りの獅子(本殿に向かって右側)と狛犬(左側)。東本宮のみならず、樹下宮、西本宮、宇佐宮、白山宮にも同じものがあり、本殿を守護する役割を持っている。 牛尾宮遥拝所。八王子山に鎮座する牛尾宮の遥拝所。御祭神は大山咋神荒魂。 三宮遥拝所。八王子山に鎮座する三宮の遥拝所。御祭神は鴨玉依姫神荒魂。 八王子山登山口。ここから1km登った場所に、奥宮の牛尾宮と三宮と奥総社がある。所要時間は片道30分。時間があれば参拝すべし。 旧竹林院から撮影した牛尾宮と三宮。 神輿収蔵庫。山王七社の神輿が7基展示されている。神輿は7基とも国指定重要文化財。山王神輿は全国の神輿のルーツであることで知られ、桓武天皇が日吉社に寄進されたことから始まる。展示されている神輿は400年前に造られたもので、現在の山王祭では、これらを新たに造り替えたものが使われている。その山王祭の中でも、2トンもの重さがある神輿を牛尾宮と三宮に担ぎ上げ、夜に再び神輿を担ぎ、松明の灯りだけを頼りに急坂を下っていく様は非常に勇壮なもの。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.25 22:00:04
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