|
カテゴリ:大分県
温泉熱を利用し、ワニの飼育を行っている地獄。別名「ワニ地獄」。別府地獄めぐりの一つ。
1923年(大正12年)から地獄から湧き出す温泉と蒸気を利用して、ワニの飼育を開始。現在ではアリゲーター科、クロコダイル科のワニを約80頭飼育している。1925年(大正14年)から1996年(平成8年)まで生きた世界最長寿のワニ"イチロウ"が飼育されていた場所で、園内には剥製がある他、現在3代目となるイチロウが飼育されている。 毎週土曜日・日曜日の10時には、ワニの餌付けイベントが行われている。 入場料は大人450円、小人200円(団体割引有)。7ヶ所の地獄を見学できる共通観覧券もあり、こちらは大人2200円、小人1000円(団体割引有)。 ![]() 鬼山地獄入り口。 ![]() 湯の噴出地と湯だまり。ドドドと轟音を鳴らしながら、凄まじい勢いで湯が湧き出ている。源泉の泉温は99.1℃。 ![]() 轟音を鳴らす湯だまりを背に、じっと立ち続ける不動明王像。 ![]() 鬼のモニュメント。1948年(昭和23年)からずっと、この石の上に座ってるんだとか。 ![]() 佐佐木信綱の歌碑。"湯ぶねのゆ ほのあたたかみわにの群 そが故郷を忘れたるらし"と記されている。 ![]() マレーシア・サラワク州の伝統家屋を再現した建物。中には鬼山地獄やワニにまつわる資料が展示されている他、初代イチロウの剥製もある。 ![]() 絶滅危惧種に指定されいる世界的にも貴重なワニ、ガビアルの骨格標本。鬼山地獄で飼育されていたそう。 ![]() 初代イチロウの剥製。鬼山地獄開園から間もない1925年(大正14年)から1996年(平成8年)まで飼育されていたクロコダイル種の巨大なワニで、71才で大往生。ワニの中では世界最長寿だったという。なお、イチロウと言う名前は、イチロウと同じ歳の漫画家である富永一郎氏が命名した。 ![]() ![]() 園内にいくつかの檻が設けられており、その中に1頭~数十頭のワニが飼育されている。 ![]() ![]() 三代目イチロウ。1992年(平成4年)生まれ。鬼山地獄を代表するワニだったイチロウの3代目。3代目なのにイチロウ…なんだかややこしい。クロコダイル科のイリエワニで、全長4m、体重500kg。園内のワニでは屈指の大きさ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 一番広い檻で飼育されているワニたち。冬季は湯が張られていて、数十頭のワニが湯の中でゆったりと生活している。これだけ沢山のワニを間近で見れるのは珍しい。時々喧嘩になって、恐ろしい唸り声と共に一瞬の騒ぎが起こることも。 ![]() ![]() ![]() 夏季のワニたち。檻の中の湯は抜かれており、大きな口を持ち鱗に覆われ、4m以上の巨体を持つワニがすし詰め状態になっている異様な光景。中に飛び込んだりしたら絶対に生きて帰れない。まさしく地獄と言うにふさわしい。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.06 21:00:00
コメント(0) | コメントを書く
[大分県] カテゴリの最新記事
|