taspo哀歌
今日から関東地方でもtaspoが適用開始。しかし、自販機で買えない銘柄を吸っている私には、全く関係が無い。面倒臭かったので、taspoは申込すらしていない。taspoがどうのこうのというニュースもどこ吹く風。で、いつものお店へ買いに行った。勿論、ネットで注文→実店舗で受取・支払のパターン。例によって、ポイントを細かく稼ぐ。そうしたら、店頭で支払をする際に、「カードを作りますね」と言われ、勝手にお店の会員カードを作られた。会員カードと言っても、リライト可能なポイントカード(キャッシュカードやクレジットカードみたいなプラスチックの硬質カードではなく、ヤマダ電機のポイントカードみたいなペラペラのやつね)。名前も住所も何も無い。「持参人が名義人」という、ある意味、小切手みたいなもんだな。330円×4箱=1,320円の買い物をしたので、13ポイントが付いた。で、カードと一緒に注意書き(?)を貰った。 「お客様へ 趣旨が不明確で不要とも思える”taspo法”によりご迷惑をお掛けしております。 当店では少しでも、このお客様の不便さを緩和できますよう努力していきます。」と書いてあります。お上に楯突く不穏な文言が踊っています。”taspo法”?taspoは法律じゃないだろう。法律を言うならば、未成年者喫煙禁止法だろう。たった6条しか条文が無い法律。まぁ、これはあれだな。taspoに対する皮肉と、何よりも顧客の囲い込みが目的だな。私はtaspoの導入があっても、全く迷惑も不便も被っていないが、こういうお店の心意気と言うか気概は非常に気に入った。まるで、フィリップモリス(Philip Morris、以下PM)に抵抗する大阪のタバコ屋さんみたいだ。なんのこっちゃ?と思うかもしれないが、PMは不義理を犯した。PMは世界最大のタバコメーカーでありながら、厚労省の健康増進法部会で「禁煙施策に同意します」との発言をした。権力に転びやがった。挙げ句に、「喫煙が健康に及ぼす影響などを書いた小冊子」をパッケージに封入して販売をし始めた。それに対し、大阪南部のたばこ組合が、対象製品の返品を行うことを決めたらしい。というもの。なんとも頼もしい。上辺だけ従っている様に装っている、とも言える。タバコを作り続けているから、まだマシだとも言える。「すんませんでした」と言い、タバコ製造から撤退することを考えれば、作り続けているだけマシかもしれない。しかし、喫煙者は怒った。日和ったPMに怒ったのだ。「はい」と認めるんじゃねぇ、と。そこへ来て、更に、要らぬお節介とも言える小冊子だ。ナメんじゃねぇぞ、とでも言わんばかりのたばこ組合の対応。きっと、お決まりの台詞「南港に沈めたろか」とのお言葉も浴びせたに違いない。うむ。なんとも頼もしい連中だ。私は、こんなたばこ組合を熱烈に応援したい。しかし、ポイントカード。先日も書いた通り、これは財務省・財務局にバレたら、確実にアウトだろう。何と言っても「マイセン1カートン(3,000円)で30ポイント」「1カートンで60円分がたまります」「たばこ以外でもポイントが増えます」と書いちゃいけないことをハッキリと書きすぎだ。バレずに細々と続くことを祈るわ。(1)ネット注文で付与されるポイント(2)現金支払により付与されるお店でのポイントと、一粒で二度美味しい状況になった。どちらも、購入金額のたった1%だけれども…。(1)は1ポイント1円で、(2)は今年の11月30日までは1ポイント2円、12月1日以降は1ポイント1円で500ポイントから使える。うーん。微妙だな。11月30日までに500ポイントを貯めることが出来れば、500ポイント=1,000円となる。が、それまでに貯まらなければ、500ポイント=500円。これは、刻みタバコではムリだな…。酒も買えば貯まるスピードも違うのだろうけれども、私は酒を一切買わないしなぁ…。330円×4箱=1,320円=13ポイントこれで半月は保つから、1ヶ月では倍の26ポイント。7月~11月の5ヶ月で26ポイント×5ヶ月=130ポイント。ほ、程遠いな…。そもそも、どれくらいで貯まるんだろうか?500ポイント÷26ポイント=19.2ヶ月1年8ヶ月目に達成ということは、再来年の2月じゃないか。それまで続いているのかな?このサービスは。タバコを安く買う方法。他にもありました。(1)たばこ券を金券ショップで買う方法。(2)商品券を金券ショップで買い、百貨店でタバコを買う方法。どちらも金券ショップでは、額面の95%~97%くらいで買えるのかな?(1)のたばこ券なんて見たことも無いけれども、ビール券やお米券の様なもので実在するらしい。これだと3~5%くらい安く買える。こっちの方が効果的だね(金額は大したことないけど)。しかし、百貨店でタバコって売っているのかな?