金魚、再び。
我が家に金魚がやって来ました。と言うか、私が連れて来た訳ですが。高校生の頃に金魚を飼育したことはあるが、それ以降の金魚飼育。うーむ。既に、あれから17~18年振りか。月日が過ぎるのは早いわ…。で、金魚のお話。出所は、町内会のお祭りの金魚すくい。町内会だから、お祭りの寄付を募られる訳です。寄付と言いながらも、強制なんだけど。で、「1口1,000円で1口以上ならば何口でも可」ということなんですが、商店や町内会役員以外は1口しか払わないのが普通らしい。ただ、寄付金を払うと、ビール1杯の引換券とジュース1杯の引換券、それとくじ引き(商店街でコロコロと廻すやつ)券が1枚もらえる。「あんた、ビールを飲む?」と言われたが、私は下戸なので殆ど飲まない。父だったら喜んで飲みに行くんじゃないかと思ったが、面倒臭いらしく行く気が無いとのこと。それでは勿体無いなと思い、「じゃあ、行くか」となったのだが、飲めない酒を飲みに行くだけというのも面白くないので、「ここは一丁、金魚でもすくってやるか」と。で、水槽を引っ張り出したところ、ポンプ本体とエアチューブ、濾材、エサ、カルキ抜きが無いことが判明。無い物の方が多いのでは、飼うところの話ではない。「ポンプはどうした?」と聞いたところ、「壊れたから捨てたんじゃないか?」とのこと。捨てた覚えは無いが、探しても無い以上は買うしかない。と言う訳で、急いで買いに行く。ジョイフル本田とペットショップのかねだいでは、どちらの方が安いか分からなかったので、わざわざ八千代(八千代村上の方)まで行って来た(100mくらいの距離に位置しているので、両方とも見れるから)。家からは遠いが、国道16号を走っているだけで着くのだから楽チンだ。帰宅後、大忙しでセッティング。塩素を抜いた水を張り、フィルター類をフル稼働させてから出掛けた。立ち上げというレベルではないが、最低限、水温だけでも合わせておけるかなという判断で。で、金魚すくいをやった。1回100円。少子化と言えども、朝日ヶ丘は団地があるので、子供の数が多い。金魚すくいは人気のアトラクションらしく、私が行った時には2つあった舟の内、1つはカラになっていた。沢山すくったところで、水槽の水量から見ても過剰飼育になって落ちるだけなので、「取り敢えず2匹かな?」と思ったが、ちっともすくえねぇ。ピュー、ピューと逃げまくり。テレビで見た金魚すくいの極意とやらを駆使してみるが、あっちへピュー、こっちへピューで、すくうどころじゃねぇ。あっさりとポイが破れて終了。おっちゃんが「持って帰るならば1匹あげるが、要るか?」と聞くので、「当たり前だ」と。1匹100円計算。素赤の小赤なんて、ショップで買えば15円くらいで買えたが…。群れを好む性格をしている金魚を1匹で単独飼育するというのも可哀相だが、とにかく導入初期は落ちやすいので、まずは1匹でいいかな、と。取り敢えず、水槽の生物濾過を完成させたら、ショップかホームセンターを見て廻って、状態の良さそうな小赤を買って来ることにしよう。素赤の小赤2匹では区別もつかないので、3つ尾の小赤かコメットあたりにしようかな?と今から楽しみだ。何故、買う前はこんなに楽しいのだろう。8月2日(土)の夜に我が家へ到着。まずは塩水浴と絶食で、落ち着かせつつ体力回復をさせる。水槽投入時も、温度合わせと水合わせを実施。こんな時点では落とせない。1週間くらいは絶食だな、と思っていたが、3日目には底に敷いた砂利をツンツンと突っつき、水面に浮かんでパクパクしていた。この状況では、水質悪化も酸欠もまだあり得ない。と言う事は、どう考えてもエサを探す行動だ。「も、もう、エサを食べたいんか?」と呆れたが、白点も見当たらないし、背びれもピンと立っているので「まぁ、大丈夫だろうと」判断して、ごく少量を初給餌。パクパクパクとあっさりと完食。か、かわいいなぁ(*^^*)今日(月)の夜で9日が経過。アンモニア中毒で落とす訳にも行かないので、何度か部分喚水を行った。今度は亜硝酸中毒に注意しながら1ヶ月くらいを様子見の状況へ。取り敢えず、最初の1週間を無事に過ごせたので、まずまずかな、と。1日2回の給餌で、少量しか与えていない。しかし、既に、全長は3.5cm→4.0cmへと成長を遂げる。1日絶食をさせようと思った日もあったが、水草のアナカリスを食べまくられて茎だけにされてしまった…。食欲があるうちは元気なんだろうな、きっと。こいつは、長生きをさせます。