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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(山梨・長野編)
松本城のすぐ北にある旧開智学校は、明治6年開校の日本で最も古い小学校の1つです。
旧開智学校校舎。 昭和38年まで実際に校舎として使われていました。 旧開智学校は、現在教育博物館として公開されています。 内部には明治の小学生の制服や勉強道具、机なども展示されていました。 さらには明治から現在に至るまでの教科書も展示されています。 戦前の教科書に書かれた「水兵の母」 現在ではとても授業に耐えられる題材ではありませんが、話の内容は感動的ないい話で、思わず全部読みふけってしまいました。 100年以上の歴史を持つ校舎だけに、数多くの足跡も残っています。 明治天皇が訪問した際の休憩室。 明治の文明開化の時代に建てられた開智学校ですが、この洋風建築の設計施工を行ったのは意外にも日本人で、松本の大工棟梁であった立石清重という人です。 巨額な工事費のうち、約7割が松本住民の寄付で集められたそうです。 長野県と言えば教育県として有名ですが、開智学校を見ればそれも納得でした。市 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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