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カテゴリ:城跡と史跡(山梨・長野編)
大菩薩嶺で予定より時間が大幅に早かったので、天目山によってみたものの、さらに時間が余っていました。
少し足を延ばして、立ち寄ってみたのが甲府です。 思えば甲府に来るのは5年ぶりくらいでしょうか、甲府駅の北側はすっかり変わって歴史公園として整備されていました。 甲州夢小路と時の鐘 甲府駅北口 甲府城の本丸石垣は線路の向こう側の南口、そして遥かなる大菩薩連嶺 以前は何だか工事が行われていたのを覚えていますが、すっかり変わってしまった駅前広場にあって、ひときわ目立つ洋風の木造建築がありました。 藤村記念館(旧睦沢学校校舎) 元々躑躅ヶ崎館 (武田神社)にあったのを、移築したものです。 そう言えば躑躅ヶ崎の西曲輪に木造の洋風建築が廃屋みたいに建っていたのを思い出しました。 藤村記念館は旧睦沢村の睦沢学校の建物で、明治8年(1875年)に建てられたものです。 てっきり「とうそん」記念館だと思っていたのですが、当時の山梨県知事であった藤村紫朗に由来しており、「ふじむら」記念館と読むようです。 藤村記念館の先には、甲府城の山手御門の櫓門がありました。 こちらは以前からあったのですが、甲府城の遺構の中で唯一駅の北側にあったため、当時は異彩を放っていました。 歴史公園として整備されると、何だかこじんまりと収まった感じです。 今回は甲府城には行っていませんが、甲府に来ると必ず立ち寄っているところがあります。 甲府駅の北側、武田通り沿いにあるのですが、こうも周りが変わってしまっては、見つけるのが大変でした。 甲州ほうとう「小作」の甲府北口駅前店 再開発前はすぐにわかったのですが、周りに埋もれてしまった感がありました。 まずはビールを注文した後、今回は猪肉ほうとうにしてみました ほうとうは武田信玄が野戦食としたのが始まりとされており、吉田うどんと並んで山梨の郷土料理百選にも選ばれています。 座布団には武田菱があり、メニューにも「風林火山セット」や「信玄セット」などが並んでいました。 甲府では「風林火山」の旗印が売っており、せっかくなので買ってみました。 ★時代劇小物 ◆ 戦国武将 幟 武田信玄 風林火山 ◆ 兵は詐をもって立ち、利をもって動き、分合をもって変を為す者なり。 故にその疾きこと風の如く、その徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く、知り難きこと陰の如く、動くこと雷の震うが如くして、向かうところを指すに衆を分かち、地を広むるに利を分かち、権を懸けてもって動く。 迂直の道を先ず知る者は、これ軍争の法なり。 ~孫子「軍争編」~ 当時としては斬新な旗印を使った武田信玄でしたが、武田信玄自身は孫子を読んでいなかったとも言われています。 風林火山(2008年10月 恵林寺にて) 甲斐の名将武田信玄の旗印レプリカ(卓上タイプ)「風林火山」旗
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最終更新日
2022/02/02 11:46:52 AM
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