|
カテゴリ:カメラ・写真
遅ればせながら、ようやくデジイチデビューしました。 とは言っても8年前に発売した中古、しかもメジャーとは言えない超個性的なカメラだす。 SIGMAのSD9ってカメラ、知ってます? 『tamakazoらしいデジイチだす』 東京・夢の島公園 Canon EOS620 FUJICA EBC FUJINON 50mm F1.4 KONICA CENTURIA SUPER 400 (遥か昔に期限切れ) 何でこんなの買ったのか。理由はみっつ。 ひとつめ。SIGMAだけのFoveonセンサーに興味があったこと。 以前SD9のカタログの写真を見たときの、一皮剥けたような精緻な写真に驚いた記憶があり、それから一度は使ってみたいという思いがありました。Foveonセンサーの特徴は今さらツラツラと書く気もないし、その前に読んで感心してもらえるようなカッコいい技術的表現ができるほど日本国語が達者じゃないので、ご興味ある方はネットから調べてみてください、ということで。 ふたつめ。安かったこと。 50mmMACROのレンズとボディを合わせても諭吉っつぁん一人に毛が生えたくらい。フリマで買いましたからねぇ、こんなもんですよ。レンズが付いてこのお値段なら買いでしょ?電池ボックスの蓋が壊れていて、セロテープで押さえ込んであるというお茶目な状態ではあるのですけどね♪なにせフリマなもんだからあんまし気にしなーい。いつものことだし。いずれ何かから似た部品を引っぺがして直すことにしますよ。 みっつめ。tamakazoだから。 へそ曲がりなんですよ。わかるでしょ? ちょろっと使ってみましたが、SD9から吐き出される画像はやっぱしコンデジとは違いますね。ブログに貼り付けるのは小さくしているのでわからなくなってますが、オリジナルはやっぱしキレイ。カタログで見た写真には程遠いですが、その実力の片鱗は感じることができます。これが現行のSD14やもうすぐリリースされるであろうSD15はさらに進化してるんだろうな。ちと欲しくなっちゃいましたよ。 マイナスに感じる面も沢山ありますよ。 ボディはデカイしグリップは握りにくいし操作は複雑だし、操作面全般のユーザインタフェースはなっちょらんです。その上、最大の難点は何と言ってもメモリーへの書き込みが遅い。遅すぎる。1枚書き込むのに12秒ほど。当時のカメラの書き込みってこんなもんなの?バッファメモリに書き込むから実際は何カットかは連射はできそうですが、現行最新のEOS7Dなら12秒あれば100カット近く撮れてますよ。うわぁー、1対100ですよ、改めて技術の進歩を実感できる。もちろんデータ形式やメモリカードの性能とか、そういう性能を左右するファクターは同じじゃないので単純比較はできませんけどね。でもねぇ…。 あと電池が沢山必要。CR123Aが2本と単三電池が4本。コストパフォーマンス悪いです。 さらにはSIGMAオリジナルマウントなので、このレンズを他社ボディに付けて楽しむなんて芸はできないし、今さらこれのためにSIGMAのマウントのレンズを揃える気もないので、この組み合わせで壊れるまで遊ぶしかないですよ。M42レンズはアダプターを介して付けられるらしいのですが、絞込み測光に対応していないので露出補正で調整しなきゃならんらしいです。んな面倒なことようやらんな、きっと。わからんけど…。 ま、マイナス面も多いんですが、購入価格を考えると文句も言えないし、画像には惚れ込みそうなのでこれからチマチマと使っていきますよ。 でもこのカメラがワタシのメインになることはないでしょね。銀塩がメインストリームである状態はまだまだ続くでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[カメラ・写真] カテゴリの最新記事
|