テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:日々のできごと
今日、ご近所の方とちょっとした立ち話をした時のこと。
「そういえば、たぬきちくん(うちの息子)の学年でミシンの実習をやった時、ミシンの針が生徒の指に刺さる事件があったんだって?」 と、きかれました。そのご近所さんのお子さんは学年が違うので、 どこでそんな話をきいたのか、聞いたところ、 隣接学区の小学校(つまり他校)に子どもを通わせているお母さんからきいたのだそうです。 その他校のお母さんと、けがをした子どものお母さんは スポーツ少年団を通して付き合いがあり、 そのときにケガの話を聞いたのだそうな。 つまりケガの話は ケガをした子どもの母親→他校の生徒の母親→うちのご近所さん→私 の順にまわってきたのでした。 (あ~、ややこしい) ↑のご近所さん曰く 「ミシンのまわりで子供たちがふざけていて、うっかりそういう事故が起きたらしい。 で、ケガをした子どものお母さんは、どういういきさつでケガをしたのか、学校からの説明も十分になく(先生はケガの補償の説明に終止してしまったらしい)、 ケガをさせた子の親からも謝罪の電話一本きりで、 怒っているらしい。 最近の親ってそんなもんなのかしらね」 つまり、ケガをした子の親がケガをさせた側の対応に不快感を感じているらしい という話でした。 ほ~、そうなのか、最近の親ってそういうもんなのか・・・ で、私はついうっかり、 ・加害者(ミシンをかけていた子)が悪い と決めつけて考え、 ・息子の学年にそういう問題を起こしそうなグループがいる ・一般に「最近の親とはそういうものだ」といわれている という2点から、 ・ケガにいたる問題を起こしたのはそのグループの子なのではないか、 ・ケガをした子は無関係な子だったのではないか という推測をしてしまいました。 なぜなら、うちの息子も低学年の時にはそのグループにかなり嫌がらせを受けていたからです。 が・・・。 あとで息子に話を確認してみたところ、 「そんなことがあったみたいだよ。ケガをしたのはAくんだって」 ・・・ そこで私の認識は180度反転しました。 ケガをしたAくんというのは「問題を起こすグループ」の1人だったからです。 息子の話では、 ミシンをかけていた子のまわりでAくんがふざけていたようで、 何かの拍子で指を針の下につっこんでしまったようなのです。 そうなると、Aくんは純粋な被害者というわけではなくなります。 どう考えても指をつっこむ方も悪い それなのに、Aくんの親はミシンをかけていたお子さんの親が 丁寧に謝罪しに来ないからといって怒っている・・・ でも、ミシンをかけていた子だって、指がそこに入ってくるなんて考えてもいなかったでしょう。 これは変だな? 勝手な憶測で一方的に悪者にされてしまう、「ミシンをかけていた子とその親」もいい迷惑だ・・・ 声が大きい方が「正義」になるのだろうか・・・? と思ったところで、私は自分の思考をストップしました。 すべてが伝聞形なのに、この問題を判断する材料は私にはないし、 判断しようとした私がバカだった、 と、気づいたのです。 うわさ話とは、とかく尾ひれがついて、全く違う形で 広がっていくもの。その結果、現実とは全く違う形で「悪者」が仕立て上げられていくのは、怖いことだと思いました。 でも、頭ではわかっていたのに、自分も尾ひれをつけてしまうところでした。 この話から得たことはただ一つ。 「ミシンをかけている人のまわりではふざけない」と息子に話す これだけでした。 ただ、一つだけどうしても気になることがあります。 学校の先生はどれだけ事態を正確に把握できたのだろうか? そして、その情報をどれだけ当事者の親に詳しく説明したのだろうか??という点です。 なにか事件が起きた時、どれだけ正確な情報がこちらに伝わってくるのか。 うちの息子だって悪意はなくても間違って何かしてしまうことはあるはず。そのとき、親としてどう情報を収集してどの程度の対応をしたらよいのか。 その判断材料を事件の現場である学校から得られないのだとしたら、 これはちょっと問題だな、と、その点だけは心配になりました。 正確に伝わってないとすると、 うちだって知らないうちに「悪者」になっているかもしれないのですから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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