Que sera, sera

遊び回ったＧＷで親子ともども心がすっかりゆるみきっておりました。

そこにやってきた衝撃・・・
息子が、ＧＷ前に受けたカリテの結果を、遅まきながら土曜日に
持って帰ってきました。
カリテのカの字も口に出さなかった息子。
私も今朝になるまでカリテのことはすっかり忘れておりました。
が、朝になって思い出して、息子に「カリテの結果は？」
とさりげなく聞いてみたところ・・・
「え？えへへ・・・あのね、理科はね、よかったよ・・・」
その言い方は・・・また悪かったのね、社会。
なかなか成績表をもってこない息子をせかして成績表を見てみたら・・・

が～～～ん！

６年生のこの時期に、評価３って・・・

社会の点数のあまりの低さに、どこが社会の合計点なのか一生懸命
探すありさま。

最近、塾での一日の拘束時間もかなり長くなったし、
先生にもかなりハッパをかけられてるみたいなので、
せめて家では子供にストレスをかけるようなことはやめようと、
かたくかたく誓ってました。
がんばったところだけ見て、できていないところはなるべく口に出さないように
こころがけてきました。
自覚が芽生えるのを待とうと思いました。
でも、いくら苦手な歴史分野に入ったからって、３はないでしょう・・・。
テスト前にはそれなりに時間を割いて勉強してるはずのに。

社会と同じ授業時間数の理科の方は、
家での勉強時間は社会よりもずっと少ないはずなのに、
どういうわけか８割方点数が取れている。
これはいったい、どういうこと？？

息子を見ていて気がついたのは、
息子は法則性や規則性には興味があるけど、
「人間の営み」にはあまり興味がない、ということ。
だから、人間の営みに関するあれこれを「もっと知りたい、覚えたい」
という欲がないし、あれこれ想像して楽しむ感覚もない。
私が息子の年齢くらいの時には考古学者になりたいと思っていたほど
昔の生活に興味があって、学校の図書室の本を片っ端から読むほど
大好きだったので、
息子の感覚がどうも理解できない・・・。

以前、完璧に理系頭のオットがいっていたのだけど、
数学や物理は法則を１つ覚えれば、それを応用してたくさんの問題が
とけるけど、
いわゆる暗記科目（語学や社会、生物）は、１０の問題を解くのに
１０覚えないといけないから苦手、なのだそうです。

暗記科目が得意だった私なんかにしてみれば、
１０覚えたら１０の問題が確実に解けるんだからラクじゃない、と思うのだけど。

というわけで、

きっと息子はオットの頭をもらったんだわ

と納得したものの、
さて、そういう頭の息子にどうやって社会の勉強をさせたらいいのか
と考えたら、私にはさっぱり見当がつかなくなりました。

確かに、塾のテキストを見てみたら、史実の羅列で面白くない。
歴史に興味のない子が、あれを頭から暗記しろ、といわれても
絶対に覚えられない。
かといって、今から「歴史マンガ」を読んで興味づけしている時間も
なさそう・・・。
しかも、興味のない歴史については、マンガを読むのも大変みたい。

以前は苦手だった理科の生物分野については、
マンガ版「驚異の小宇宙人体」をきっかけに生体に興味を持ったおかげで、
自分で春期講習の生物分野の教材をひたすら暗記しまくって
克服できたのですが、
これもあくまで「自発的な行動」だったからできたこと。
社会はまだまだ「お母さんの顔色を見ながら、テキトーに取り組んでいる」
のが見え見え。


最近は得意の理科、算数に加えて、国語もなんとか平均なみには点数を
取れるようになってきただけに、社会の穴がひときわ大きく見えます。

どうしたらいいのかなぁ・・・せめて興味だけでも持ってくれると
いいのだけど。