Que sera, sera

昨日の話とはうってかわりまして、いかにも我が家風～な小咄を一つ。。。

あ、でも、受験直前で「そんな不吉な話も言葉も、見るのもイヤ！」という方は、ぜ～～～ったいに読まないでください。
不吉言葉満載ですから・・・。

これだけの不吉な出来事が起きても、合格する時は合格する、という話です。















実は。

息子の本命校入試の前夜のこと・・・
お弁当の下準備をしていたら、
冷蔵庫の上に置いてあったかき氷機が・・・

落ちてきた。

それまで一度も落ちてきたことがなかったのに。

それでも、
「もう～、こんな時に～（苦笑）」
と、このときは、一人、笑い流していたのですが。


翌入試当日。

息子と二人、受験校の待合室の椅子に腰掛けて、時間が来るのを待ってました。
すると、Ｎの先生から
「保護者の方は後ろの席に移動して、子どもだけにしてください～」という
かけ声がかかりました。
そこで、私は席を立ち、ふと息子の足元を見ると・・・

カバンに付けていたお守りが～～～！！
落ちていた・・・。

しかも、さらに目を少し移動させると・・・
そ、そこにはなんと、息子の受験票が床の上に！！

落ちる、滑る、こけるのたぐいの言葉を忌避していたわけではないのですが、
息子とは「落ちおさめ～」とか冗談を言いあえる心理状態ではあったのですが・・・。

いやいや、不吉な予兆現象なんてありえない～。

そう自分に言い聞かせ、忘れることにして、
そのまま待合室の外で行われた塾の激励会へ。

すると、寒い中、先生方から試験を受ける際のアドバイスや、気合いを入れるための熱いメッセージが続く中・・・
うちの息子、前にいるお友だちに

ひざかっくん

してやがる～～～（怒）！！！

そばにいたら、はっ倒しているところだ～！

あんなに気が抜けてて、大丈夫なのか？まさか、予兆現象は当たり？？
不吉な考えを頭から消そうとしつつも、
不安がぬぐえず、
学校から出る時にたまたまお会いしたＮの室長先生に
「だめかもしれません・・・（心の中で涙）」
と弱音を吐く私・・・。
去り際、「もうこの学校に来られないかもしれない・・・」と思ったら、うすら涙が。

そんなこんなで、家に帰ったら、オットが

「そういえば、さるえが台所で、
『いよかんが落ちてる～』っていってたぞ～。
『このいよかん、よく落ちるんだよね～』って（笑）」

わ～～～！！！

そして、試験が終わり、一人で帰宅すると言っていた息子から電話が。

「あのねぇ～、ＰＨＳを駅で落としちゃって～。
駅に戻ったら駅員さんが拾ってくれてたから、ちゃんと戻ってきたけど、
予定より家に着く時間が遅くなるから～」

この期に及んで、落とすな～～～！！！


その翌日は翌日で、夕食の時、
鍋を火にかけていたのを忘れ、ホットプレートでお好み焼きを焼くのに
専念していたら
台所の方を見た息子が
「なんか、台所が白いよ」

えっ？！
し、白いって・・・白いじゃなくて、煙が出てるんでしょうが～！！

あわててコンロの火を消すも、部屋中、煙だらけで
鍋は真っ黒焦げ。

皆が寝静まったあと、一人静かに鍋の「焦げ落とし」をしました・・・。


日頃から、前兆現象なんて、そういう非科学的な話はハナから信じない性格ではありますが、
まさか自分がそんなことでビビるなんて思ってもいなかったのですが、
この２日間ばかりは、さすがに、
「もしかしたら・・・」
と気が滅入りました。


だから、合格通知をもらった時は、そういう意味でも心底、ホッとしました・・・。
結構本気で、もうダメかも、と思っていたので（異常な心理状態だったのね・・・）。



これだけのことが起こっても、大丈夫な時は大丈夫。
どうか、どんなことが起ころうとも、動揺しないでどしっと落ち着いて、
何かが落ちたら
「これで厄払いができたぜ」
とでも思ってください。ものは考えようです・・・。

皆さまの分の厄払いを、我が家でしておきました。


地球に重力がある限り、ものが落ちるのは自然な現象ですし（←当たり前）。





変な話で失礼しました。


・・・それにしても、これを笑い話にできてよかった。