Que sera, sera

またまたホタルの話をひっぱっちゃったりするんですが（^^;）

この間の土曜日、ホタル観察会に行ったときのこと。

ホタルの姿も見れたことだし、事前にホタルの習性などについての講演を
聞けたのもなかなかおもしろかったし、そこそこ楽しかったのですが。

日記にも「子供たちもそれなりに喜んだ」と書いたのですが。

このそれなりってところがちょっとくせ者でした。


ここのところの理科ブームなどの影響か、会場はたくさんの親子連れで大盛況
でした。小学生やそれより小さい子供たち、中には赤ちゃん連れの
親子なんかもいました。

さて。

ホタルの講演を聞いた部屋は、そこそこ大きな部屋だったのですが、
それでもあふれるほどの親子連れが集まっていました。

その部屋で専門家の先生のお話を３０分くらい聞いたのですが。

お話が始まっても、会場のがやがやがおさまらない。
あれ～？と思いつつも、話はマイクを通して聞こえてきたので、気にしないことに。

ところが、そのうちマイクが故障したらしく、スピーカーからの声が
途切れました。
そこで先生、「地声が大きいですから」と、マイク無しで話をはじめたのですが、

聞こえない。

私たちは最前列に座っていたのですが、部屋の端の方だったので先生からは
距離があり、ほとんど聞こえなくなってしまいました。
それでも会場のがやがやはおさまらない。
小さい子供たちも後ろの方で走り回っている気配。

そのうちに、部屋の電気を消してスライドの映写が始まったのですが、
すると・・・

小さい子たちが数人、前に出てきて、

スライドが映し出されているスクリーンに手を出して、影絵遊びをはじめ、

さらにしばらくすると、スライド映写機の前を横切る子どもが。


そして、いくらたっても親がその子たちを連れ戻す気配がない・・・。

ずいぶん時間がたってから親がその子たちを連れ戻すと、
次に違う子供たちが前にやってくる。
その子たちがもどると、また別の子たちが・・・。


そのうち、離れた席から我が子を呼び戻す親の声が。
「○○ちゃ～ん、戻ってらっしゃい！」

あの・・・講演中ですが。


そのうち、先生の立ち位置が悪く、私たちが座っている方向からスライドの画面が
見にくくなりました（息子が「見えませ～ん」といったけど、がやがやにかき消されて
先生の耳に届かず）。

それでも、私たちは床の上で姿勢を低くしながら座って
いたのですが、
後ろにいた子供たちが、前の方にやってきて、
息子と娘の後ろで、押すな押すなの大騒ぎ。

たまりかねた息子が小声で「いいかげんにしてほしい」
娘も「うるさくて聞こえない・・・」

イライラし始めたわが子二人を
「子どもだからしょうがないじゃん。もうちょっとだから我慢しようね」
と、なだめつつ（そこで私が何を言っても講演の邪魔になると思い、私はグッと我慢）
講演終了。

やれやれ・・・と外に出て、ホタル観賞に向かいました。


つづく