Que sera, sera

昨日、梅雨入りしました。

午後からすごい大雨で、おお～～、いよいよ梅雨だぁ、という風情。


さて。
昨日は雨だったので、もう一度、近所に住むＥちゃんに
遊びに来てもらおうか、ということに。

おとといのこともあったし、
今度こそ、上手に遊んでほしいと期待を込めて・・・


Ｅちゃんちに電話をすると、
「じゃぁ、今度はうちに来て～」とＥちゃんママ。
ついでに、同じ登校班のもう一人の女の子Ｅ２ちゃんもよぼうか、という話になりました。

ムスメ、喜び勇んで、Ｅちゃん宅へ。

そのうちＥ２ちゃんもやってきて、最初は３人、大喜びで遊びはじめたのですが、

Ｅ２ちゃんが、

エンたま（エンジョイ！たまごっち）を持って来て・・・

ムスメはのどから手が出るほどほしがっていたけど、
ハハが買いに行くのがめんどくさくて、
うちでは買い与えていませんでした。

さらにムスメにとっては間が悪いことに、
Ｅちゃんもエンたまを持っていて・・・

エンたまには通信機能なるものが付いていて、
二人とも通信機能を使うのは初めて。
そこで、二人でわいわいと盛り上がりはじめました。

今度は、ムスメの様子がみるみるおかしくなっていく・・・
最初は、ヘーキ！という顔をしていたのですが、
満面の笑顔を浮かべたと思ったらその笑顔が凍り付き・・・


うわ～～～～～～～んんん！！！

と大号泣が始まる。目からは外の大雨のごとく涙があふれ・・・


ありゃりゃ～～～。

ムスメは「私にも見せて」
とか、「ちょっとやらせて」
というひと言が言えないのです。

ムスコはヘーキでそういうことを言えたりして、それはそれで
冷や冷やものでしたが。

いつもはがんばって、外では「しっかり者」を演じているムスメですが、
ひとたび崩れると、もう立て直しがきかない。

ワンワン泣いて泣いて泣きやまず、

Ｅちゃん、Ｅ２ちゃんママさんたちは気をつかってくれて
「さるえちゃんは持ってないんだから、二人だけで遊んじゃダメでしょ。
もうしまいなさい！」
と、それぞれの子供たちに言ってくださいました
（もうしわけない～～～～～）

女の子ってそういう状況に敏感なんですね。
二人とも、もっと遊びたかっただろうに、すぐにしまってくれて、

Ｅちゃんなどは
「さるえちゃん、別のことしようよ。いっしょにあそぼうよ」
と何度も声をかけてくれる。

Ｅちゃんは本当に優しかった・・・。

それなのに、
ムスメときたら、わんわんおいおいが止まらない。

内心私はムスメに対して

「ほれみれ、仲間はずれがどんなにツライかわかっただろ！」

と、おとといの出来事を思い出しながら思っていたのですが（^^;;;）



ムスメ、悲しいのだけど、せっかく遊びに来たのに遊ばずに帰るのもイヤ。
遊びたいけど、大泣きをはじめてしまって、泣きやむタイミングを失って
しまったムスメは、
とにかく泣き続けるしかなかったようで、
しかたなく、私がムスメを抱っこしたまま、Ｅちゃん宅でＥ２ママさんと
お茶をいただきつつ、泣きやむのを待ちました。

そして、一時間後、復活・・・。時間かかりすぎだよ

あああ～～～。
みんなが持っているものはうちも・・・というのはなるべく
避けたかったのですが、
「みんなといっしょがいい」という気持ちをむげにするのも
よくないのかもしれませんねぇ。

私自身が「あえて流行に逆らう」みたいな性格だから
（↑そしてこの性格はムスコに遺伝・・・）、
みんなといっしょ、って好きじゃないのだけど
ちょっと直さなければいけませんね、この性格（爆）。

＋＋＋

ムスメが感じた「一人だけ置いてきぼりを食らったような寂しさ」って、
わからないでもないですが、
だからといって、他の二人は別にわざとムスメだけを仲間はずれに
しようとしたわけでもなかったわけで、
私から見ると、ムスメが大泣きした結果、二人の楽しみを奪って
しまったような形になって
非常に申し訳なかった、今回のこの一件。

Ｅちゃん、Ｅ２ちゃんママさんたちの機転を見て、
そうか、こういう事態になったら、こうすればいいのね～、
と、私も一つ学びました。