Que sera, sera

先日、ムスコが学校で反復横跳びの体力テストを受けたそう。

「僕ね、中２の全国平均回数くらいは飛べたんだ」

ふむふむ。

「でもさぁ、同級生のほとんどは平均の半分から３分の２くらいしか
飛べてなかったんだよね～。もちろん、たくさん飛べる人もいたけど、
僕、結構回数を飛べた方みたいだよ」

ふ～ん。

「なんかさぁ、僕、この学校に入ってから、
『僕ってひょっとして運動できるんじゃないの？』って錯覚するんだよー」

うん、錯覚だね（爆）。
小学校はスポーツが盛んな学校だったから、
箸にも棒にもかからない存在だったもんなー。
スイミングなんか、女の子にも負けてたし。

・・・というのは私の心のつぶやきでしたが（^^;）


キミの通っている学校に入ってくる子は、
幼稚園から教育熱心で有名なところに通って
早い子は小１から進学塾に通い始めて勉強をしてきたような子が多いからねー。
１歳から「徹底的に遊び倒せる子に育てます」がスローガンだった保育園に通い、
小５になるまで、夜の７時をすぎても外遊びから帰ってこなくて叱られてたような
野生児の生活をしていたキミとは運動量が違うんだよ。

身に付いた学習習慣もだいぶ違うから苦労してるし（＜イヤミ）


若干、自虐的なものの言い方をしながらも、
ふと、そんな変わり者のムスコを誇り（埃ではない（爆））にも思う
自分に気づきました。人間、最後は体力だもんね。


で、ムスコに
「せっかく運動できる方なんだからさぁ、運動部に入ればいいのに。
マイナーな運動部に入ったらすぐにヒーローになれるかもよ」
と余計なひと言を言ってしまったのですが、

「そういうのとはちょっとちがうんだよね～」と切り返されました。

まぁね、集団行動がイヤなんだもんね。
協調性がキミの最後のネックなんだけど・・・。


そんなムスコ、２年生１回目の実力テストで
５０番ほど順位を上げました。

・・・ビックリ（＠o＠）

「春休みはみんな勉強してないからさ」と、ムスコはムスッとして
言ってましたが、

ということは、キミはがんばったんだよね。


ここのところ、
「勉強すれば成績が上がる」
という単純な法則を、人生で初めて発見したようです。


自信がなくて、学校辞めたい、死にたいと暴れていた半年前。

１年間かけて、最近ようやく、前に進むための手がかりを何かつかんだようです。