テーマ:小学生ママの日記(28701)
カテゴリ:娘のはなし
ムスメとスーパーにお買い物に行ったときのこと。
ムスメが唐突に 「○○くんって2人かぞくなんだって」 といい出しました。 ○○くんは、1年生の時からムスメとクラスが一緒の、 大柄で「わんぱく」というコトバがよく似合う、明るくて元気のいい 男の子。 直観的に、なんとな~く、それ以上つっこんだ話を聞いては いけないような気がして、そのときは 「ふ~ん」 と受け流したのですが。 家に帰ってきてからも、ムスメはまたぽつりと話し始めました。 「あのね、○○くんのお父さん、○○くんが赤ちゃんのときに しんじゃったんだって」 ・・・そうなんだ。 何でそんな話になったんだろう?と不思議に思ってムスメに聞いてみたのですが、 「・・・なんでだったかなぁ、よくおぼえてないけど、 ○○くんがはなしてくれたの。」 ふーん・・・ 何ともいいようがなくて、その場もまた聞き流したのですが。 今度は夕食のとき。 「○○くんのおとうさん、さくらちゃん(のお母さん)よりも 早くしんじゃったんだね・・・」 さくらちゃん、とは、『カードキャプターさくら』というアニメの主人公。 3才のときにお母さんを亡くして、お父さんとお兄ちゃんの3人暮らし という設定でした。 「○○くんね、お父さんの名前もしらないんだって・・・ あかちゃんだったからね。 ・・・かわいそうだよね」 なんと答えたらよいものやら悩みました。 お父さんがいない=かわいそう とは思ってほしくないとも思いました。 大変なことはたくさんあるかもしれないけれど、それがイコール「かわいそう」 ではないと。 私「でもさ、お父さんがいない分、お母さんとすっごく仲良しかもよ。 ほら、さくらちゃんちみたいに。」 ムスメ「うん・・・」 納得したようなしてないような、複雑な表情のムスメでした。 考えてみれば、我が家には当たり前のように お父さんがいて、お母さんがいて、お兄ちゃんがいて、ムスメがいる。 ムスメにしてみれば、この中の誰かが欠ける、などとは考えたことも ないことだったでしょう。 私も、自分の両親、オットの両親が年齢を重ね、 病に倒れるようになって、そういうこともありうるかもしれない、 ということが少しだけ実感できるようになったものの、 今ここにいる家族が欠けるなどとは、確かに考えたこともなかったです。 日頃、小さなことに苛立ったり目くじら立てたり・・・ でも、つい忘れがちだけど、 何よりも、家族がみんな元気だ、ということが大切なことなんだな、 オットも大切にしてあげないとな・・・ と、再確認しました。 ・・・ だからって、やっぱり目の前には 些細な苛立つことがいっぱいなんですけど(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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