テーマ:今日のピアノ♪(726)
カテゴリ:趣味のピアノ♪
『のだめカンタービレ』ですっかりおなじみになった
ベートーベンのピアノソナタ『悲愴』第2楽章。 ピアノを買ったら、オマケに楽譜がついてきて、 中を見てみたら、↑の曲を発見。 ゆったりしたシンプルな曲だし、弾けるかな~?どれどれ~~~?? と見てみてびっくり! ああー!こんな演奏法、練習したことない・・・(T_T) メロディーと伴奏を片手で同時に弾くなんてーーー。 というわけで、しばらく こんなのムリムリ。私にはムリ、絶対にムリ・・・ と逃げていたのですが、 でも、やっぱり気になって気になって気になっていたところに、 調律師さんが来たときに試弾にこの曲の冒頭を さらさらさら~~~っと弾かれたのです。 おおおーーー!このピアノでこの曲を弾くと、こんなにキレイに響くんだーーー! というわけで、頭の中のピアノスイッチがオン!となり、 それ以来、取り憑かれたように練習を始めました。 ・・・始めました。 ・・・・・・始めたんですけどね。 まず、片手の薬指と小指でメロディーを弾きながら 同時に残りの指で伴奏を弾く なんて器用なこと、やったことないんです・・・。 こっちの指を動かすとあっちがうまく動かず。 あっちを動かさないでこっちを動かそうとしても、あっちもいっしょに 動き・・・ その上、左手をいっしょにつけようとすると、左手も 右手といっしょに動いちゃうーーー!!! しかも、手がちっちゃくてうまく鍵盤がおさえられないし、 小指も薬指も力が弱すぎて音が鳴らない。 ああ・・・若い頃、もっとマジメにチェルニーとかハノンとか 練習しとけばよかった・・・(号泣)。 でも、それでも、あの美しい響きを~~~~! の一心で、最初の8小節をクリアーー。 1週間ほどかかったでしょうか(泣)。 その後、何度も、 「ここまで弾けたんだからもういいや」 「こんな難しいの、私が弾けるわけがない。辞める!」 「もうだめだ~~~、なんで小さいときにもっとピアノを 練習しなかったんだろーーー」 と、何度も自己嫌悪に陥り、くじけそうになり、 あきらめよう、もう辞めようと思ったんですけど・・・ 今日、とうとう、最後まで到達しましたーーー。 苦節、3週間・・・我ながら、よく頑張ったー。 「エリーゼのために」以外ににベートーベンに挑戦するのは初めてでした。 そして思いました。 ベートーベンって、ほんっっと・・・努力のヒト、苦労人だわ・・・。 今まで弾いてきた曲は、山あり谷あり、難しくなったかと思うと 簡単になったり、と、苦労しながら弾き進んでも、ほっと一息ついて、 「よし!やるぞーーー!」と元気になれる部分があったのですが、 この曲は、 曲が進むにつれて、一本調子で 難しくなっていくーーー(泣) 最後まで到達した瞬間、頭の中が「歓喜の歌」でしたー。 (苦労に苦労を重ね、それをすべて乗り越えて、歓喜の歌へーーーー) ああ、ベートーベン。 もう少しこの曲を満足いくように弾けるようになったら、 次は「月光」に挑戦です・・・(<懲りてない(^^;)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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