カテゴリ:日々のできごと
人生も四十〇年生きているといろいろな方に出会うもので。
若いときは、自分との違いを受け入れられなくて 自分が落ち込んでみたり、相手を恨んでみたり。 でも、最近、ちょっと客観的にものを見られるようになったかも しれません。 で、ときどき出会ってはお付き合いの仕方を考えてしまうタイプが ありまして。 それは、 他人の情報をよりたくさん持っていることが自慢な人。 つまりまぁ、ご近所のことをよく知っているおせっかいな おしゃべりおばちゃん、 みたいなタイプですかね。 ご町内のスピーカー、みたいな(^^;;;) ま、ご町内の気心が知れている時代には さして罪のない存在だったんでしょうが。 そういう方、まー、良く他人を見てらっしゃるのです。 家族構成からご主人、奥さんの職業、職場、趣味、子どもの成績、 生活のパターン・・・。 どうやってそんな情報を手に入れるの?っていうくらい(^^;;;) そういう方とおしゃべりしていると、最初は楽しいんですよね、 いろいろな情報がわかって。 でも、あるとき気がつくのです。 私や私の家族のことも、よそでこうやってしゃべってるんだろうなぁ、って。 そういう人に限って、他人に対して非常に批判的だったりするわけで。 あー、うちの家族もそういうふうに言われてるんだ・・・(^^;;;) と、警戒心。 それでも、人のことだけじゃなくて、自分のことも垣根なく話してくれる人はまだ「悪い人じゃないよな」とお付き合いもできるのですが。 ご本人に関する話を聞くと黙ったり、話をそらしたりされると・・・。 こうなるともう、警戒心MAX。お付き合いを極力避けるか、 ご近所に知られてもいい情報しか出せなくなります。 実は、私は逆に、若いころから本当に周りが見えていない人間で。 自分がやりたいことしか見えてなかったし、体力もないしで、 他人のやることまで気にかけるゆとりもなく。 いつも、自分が生きていくので精一杯。 それはそれで、人から見ると、なんて薄情な人!とひんしゅくを買っている のかもしれず、反省ーーーですが。 いろいろな人のことを気にかけ、たくさん情報を知っている、 ということ自体、悪いことではないと思うんです。 周囲によく気がつく、ということですから。 でも、その知りえた情報をどう使うか、というところに、 人間の品(ひん)のようなものが現れるのかなー?と。 黙っていてね、といわれなかったからといって、 何でもぺらぺらしゃべって良いのかというと・・・そういうことには ならない気が。 しかも、手元にある情報を正しく記憶して処理してから 口に出すなり行動に出るなりしてくれればいいんですが・・・ 間違って記憶していて、情報をもとに導き出された推測も間違っていて、 それが他人の批判だったりする場合・・・ もはや、何を信じてよいのか(^^;;;)。 でも、お付き合いをすっぱり絶つわけにもいかないこんな場合に使える 対応を表す優れた日本語がありますよねー。 聞き流す 若いときにはなかなかできなかったことですが、 最近はそれもありかと思うようになりました。 はっはっは。 オトナ??(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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