Que sera, sera

もうかれこれ、１ヶ月以上前のことだったか・・・。


ムスメが学校から帰ってくるなり悲しそ～～～～な顔をして、

「これ、こわれちゃった・・・」

と。


それは、近所でやっていた催し物会場で手作りした、
真珠のストラップでした。

２００円で、真珠６個とビーズを糸に通してくるっと輪にして、
ストラップを作ったのです。
親友Eちゃんと、色違いのおそろいで。


それを、ランドセルにつけて学校に通っていたのですが、
その日、学校の階段をとんっっ！とジャンプして降りたら、
その拍子に糸が解けたらしく、
真珠がばらばらっと落ちてしまったらしいのです。

薄暗い階段だったし、
勢いよくほどけてしまったようで、
探しても真珠１個とビーズ１個しか見つからず、
しょんぼり帰ってきたのでした。



・・・

そんなことがあってから約１ヶ月。


今朝、ムスメが突然、こんな話をしだしました。



「あのね～、こわれた真珠のストラップの真珠ね、全部戻ってきたの」



え？！いつ？？


「昨日ね～、紅白帽（体育や外遊びのときにかぶる）の中に３個入って
いたんよ～～～」


・・・？

「でね、ちょっと前にね、２個入ってたの」


「でね、（ストラップが壊れたときに）いっしょにいた、○○ちゃんと
△△ちゃんにきいたんだけどね～、知らないっていうんよ～」




一瞬、ストラップが壊れたとき、持っていたスクールバッグの中に
真珠が入っていたけど気づかなかったのか？とも思ったんですが、
紅白帽はあれから何度も洗濯しているから、壊れたときから入ったまま
というのは考えにくく。



誰かお友達が拾って戻しておいてくれた、としか考えられないのですが、

壊れたときにいっしょにいたお友達しか、このことについて
知らないはずだし～～～・・・

と、ムスメは首をかしげております。


あれだな、きっと。

階段から教室まで、真珠が転がって戻ってきたんだよ～。

真珠、ちっちゃいから時間がかかったんじゃない？？
階段、ジャンプしなくちゃいけなかっただろうし。



と、相変わらず、くだらないことしかいえない母親ですが（^^;;;）



フシギな話です。


実は、

クソが付くほどまじめなムスメは、ここのところ、
いろいろなことを担任の先生に期待され任されて、
その期待にこたえようと一生懸命頑張っています。
（ちょっと、要領の悪いムスメがいいように使われているように
感じられないこともないんですが、真相はよくわからず・・・）

だからなのか、このトシゴロによくいる「ふまじめ」な子たちの
行動に許せないものを感じることもあるらしく、
家でグチが出ることが多くなってきました。
「学校なんか週３日くらいでいいのに」なんて、つぶやいてみたり。
今までにはなかったことなのだけど・・・。


でも、そんなムスメの陰のがんばりを誰かが見ていて、
こっそり真珠を戻していてくれたのだとしたら・・・

そうじゃないかもしれないけど、そう思いたいなぁ・・・。