Que sera, sera

１週間、すごく落ち込んだことで、一つわかったことがあります。

それは

私は治療可能ながんにかかったとしても、

ストレスで死んじゃうんじゃないか、

ということ・・・。

ストレスが胃腸にきたらしく、
まだ胃のあたりがムカムカしてます。


予期せぬ出来事にこんなに弱かったとは、と
思い知りました。

もう一度、同じようなことになったら、
もっと冷静に対応できるか・・・？

って考えたんですけど、

やっぱり同じようにパニックに陥るに違いない、

というか、二度目の方がよりやっかいになるかも。


でも、自分が考えていたよりも、この病気のインパクトが
こんなに大きいんだ、とわかったのは、
一つ、大きな学びでした。

そして、自分が考えていたよりも、
克服して今なお、お元気に生活していらっしゃる人が多いこと、
そして、サポートの体制が整っている、ということも、
大きな大きな学びでした。


実は、まだ結果がわからなかったときに、
ＮＨＫスペシャル「がんワクチン～“夢の治療薬”への格闘～」
という番組の再放送をちらっと見ました。

もう治療法がないといわれた末期がん患者の方が
最後の望みをがんワクチンの臨床試験に託す、という
ところまで見たのですが、先を見ることができませんでした・・・。

「何をやっていても頭の隅で病気のことを考えていて
気分が晴れない」とおっしゃる患者さんの言葉が痛いほど
よくわかりました。
ご夫婦で、全国の神社仏閣を回られている、というのも、
本当によくわかりました。
いえ、実際、私も回りました・・・（汗）
八百万の神の国の人間ですから。


そして、日頃、翻訳の勉強の一貫として取り組んでいる、
臨床試験の仕組みが、実際の患者さんにはなんて残酷な仕組み
なのだろうということも・・・。
”症例数１”の重みが身にしみました。


ほんの一週間だけだったのに、
がん関連番組ってこんなに多いのか！と気づきました。
今まで、全然気づかなかった。

それだけ、身近な病気でもあるのですね。
身近な病気なのに、そのインパクトが大きすぎる・・・。


とりあえず、胃腸の調子が悪くなるくらい悩んだ結果、
一日一日を大切に過ごそう、と、
前向きな気持ちになったのは、収穫でした。