Que sera, sera

連続シリーズ、新人ちゃん・・・ですが（ーー;）

いよいよ最終章を迎えることとなりました。

グループリーダーさんが、新人ちゃんの言葉遣いについて
気になる、と言い出して、
先週末の終業時、注意したのだそうです。

そしたら。今週の火曜日から、ずっと口を利かなくなって
しまいました。


私たちグループメンバーはみんなイイヒトなので、

「注意を受けて”落ち込んで”元気がないのではないか」
と心配になり、

仕事上の接点があまりない私がこっそり話を聞いてみようか、

と申し出て、水曜日、別室に呼んで二人だけになって話を聞いてみたんですよ。


そしたら。


涙を浮かべながら。


「言葉遣いに文句を付けられて不愉快だったので、口を利かないことに
していました」

と・・・。


さらに。


言葉遣いを注意されたことだけでなく、これまでの仕事上のミスなどについて
指導を受けていたことについても、

「リーダーさんに自分のキャラクターを受け入れてもらえないことに憤りを感じていた」

とも。

仕事ぶりは以前書いたような感じで、
１年たってもどれ一つ一人でできる仕事がない状態で、
指導を受けることは仕方なかったのですが。

仕事ができないのに、「自分のキャラクター」って、なんだそれ？



他科のループリーダーさんが、陰でこっそり彼女の相談に乗ってくれていたらしく、
先週末のこともその人ににぶちまけて、私はいじめられている、というようなことを、
おそらく泣きながら訴えたようなんですが（そしてその周りには他科の
職員さんも何人かいたようなのですが）
そのときに、その他科のグループリーダーさんが

「あの人（うちのグループリーダさん）は、リーダーの資格がない人だから」

というような、批判的なことを新人ちゃんに吹き込んだようなのです。

そして、
「そんなところにいないで、うちのグループに移ってきて、楽しく仕事
したらいいよ」

と、アドバイスしてくれたそうな。

だから、そのアドバイスに乗っかって、転科する決意が固まったのだそうです。


もう、なんだろう・・・がっくり力が抜けてしまいました。

あれだけ、至れり尽くせりで、みんなで新人ちゃんの不十分な分をカバーし、
手とり足とり指導してきたのに、
結局それはすべて、

余計なお世話

でしかなかったのか・・・と。

でも、ここで彼女を批判しても話がこじれるだけだと思い、
他科に移りたい、という決意が固まっていたようなので、

にっこりと

「ほかの部署の人たちからも、新人ちゃんがしんどそうだってずっと
言われていてね、他科にうつしてあげたほうがいいかもしれない、っていう
話はずっと出ていたからね、その話、進めましょうか」

という話にしました。


ただ、陰でこっそり他科の人たちと転科の話を進めていた、
とか、
指導や注意をずっとうざいと思っていた、などということを全部ぶちまける、
とかいうことになると
うちのメンバーとしても複雑な（はらわたが煮えくり返る（ーー;））
思いがするだろうから、
話を進める筋道を間違えないように、と、
まずはうちのグループリーダーを含めたメンバーに、転科したい、
という希望を伝えて、これまでのことには一応お礼を言ってから、
話を動かそうね、ということにしました。


うちのメンバーには、私からも話を伝えておいて、話を切り出しやすいように
しておくから、ということで。


そして穏便に、円満に、かつ迅速に、




うちから出て行ってもらうことにしました。



その後２日間で、私たちの上司にあたるドクターにまで話が上がり、
ドクターの即決で新人ちゃんの移動が決まりました。


表向きは通常の人事異動ということで。


でも、”相談に乗ってくれていた”例の他科のグループリーダーさんは、
知らないんですよ。
新人ちゃんが、何一つ一人前の仕事ができない、ということを。
”指導”を”自分への批判””余計なお世話”としか受け止められない人だ、
ということを。
そして、そういう人を「いつでもうちにおいで」と自ら進んで引き受けてしまったということを。


でも、もう決まっちゃったから:P


うちの科は人員減で少し忙しくなりますが、
イライラで神経をすり減らして体力を消耗することがなくなるだけ、
ラクになるような気がします。



それにしても。


こんなに、どうにもこうにもダメな人ってのがいる、ということを、
この年齢になって、１年間じっくり学びました・・・。