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カテゴリ:映画 サ行
『ステップフォード・ワイフ』を観ました
1975年に映画化された、アイラ・レヴィンのスリラー『ステップフォードの妻たち』を 『イン&アウト』のフランク・オズ監督がニコール・キッドマンを主演に迎えリメイクした コメディ・スリラーです >>『ステップフォード・ワイフ』関連 原題:THE STEPFORD WIVES ジャンル:コメディ・スリラー 製作年度:2004年 上映時間:93分 監督:フランク・オズフランク・オズ 出演:ニコール・キッドマン 、マシュー・ブロデリック 、ベット・ミドラー 、グレン・クローズ 、 クリストファー・ウォーケン 、フェイス・ヒル、ロジャー・バート 【ストーリー】 ジョアンナはEBSテレビの敏腕プロデューサー。 米国で最もパワフルな女性の1人だ。 しかし、ジョアンナの番組に出演したことが原因で妻に捨てられた男が、 妻と愛人に銃を乱射したことが発覚。ジョアンナは辞職に追い込まれる。 夫のウォルターは、ジョアンナを気遣い、自身も副局長を辞職。 夫の優しさに打たれたジョアンナは、新しい人生を始めようと、 郊外のステップフォードに移り住む。そこは豪邸が並ぶ美しい住宅地。 人々もみんな幸せそうに見えた。 しかし、このステップフォードには恐ろしい秘密が隠されていた。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を スリラーや、サスペンスといった要素よりも、SFチックでもあるし、 ブラックコメディのような感じの映画で、まあ意味怖いけど笑える映画でした。 ドキドキハラハラを求めて観る映画ではありません ある番組でトラブルに見舞われ、会社を辞める事になった 元敏腕プロデューサーだったジョアンナ(ニコール・キッドマン)が 休養のためNYを離れ郊外の美しいステップフォードへ引っ越すが、 生活感のない街、まるで人形のように一糸乱れるヘアスタイルに、フワフワドレス、 どんなときでも夫に尽くす貞淑な奥様方を異様に感じ、 同じ時期に越してきた小説家のロバータ(ベット・ミドラー)と ゲイのロジャー(ロジャー・バート)と仲良くなり街の秘密を探ることになり、 おとぼけ三人組の探偵のように探りまくる様子が可笑しい ストーリー展開は、ドキドキするようなものではなく、始めの方で なんとなく秘密も分かってしまうし、やや強引な印象もあります。 SFチックな装置が出てきて、ピコピコ押しただけで解除できちゃうなんてビックリだし、 あのお粗末なロボット犬からはこんなハイテク装置、 ロボット人間は想像もできませんでしたよ ある意味、カモフラージュですか だけど、演じる俳優陣は豪華で見応えがあります 美しいニコールはもちろんのこと、気弱なニコールの夫役にマシュー・ブロデリック。 押しの強い恐妻ぶりを発揮していたベッド・ミドラーの後半の大変身ぶりは必見です! 『プロデューサーズ』の時から延長しているようなゲイ達者ぶりを披露しているロジャー ヴィゴ・モーテンセンとオーランド・ブルームのゲイ御用達アイテムを 持っているところなんか爆笑でした ゲイの人たちは、この『ロード・オブ・ザ・リング』組がお好みなんですね 奥様方の元締めを演じるグレン・クロースのゆる~いフィットネスとか、 その後の壊れ具合、男性協会会長を演じる怖いお顔のクリストファー・ウォーケンの 怪演が光ってました あと、なぜかフェイス・ヒルがマネキン的な奥様方に混じってました 男と女、支配し、支配されることなく、 お互いに尊重し合って共存できるのが一番ですよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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