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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画 サ行
『スキャナー・ダークリー』を観ました
ドラッグが蔓延した近未来を舞台に、自らヤク中男となり“おとり捜査”を開始した刑事が、 やがて自分を監視する事態に陥り徐々に捜査官とヤク中男との間で自己崩壊していく姿を ダークでトリップ感漂う映像表現で綴ってゆく近未来サスペンスです >>『スキャナー・ダークリー』関連 原題:A SCANNER DARKLY ジャンル:サスペンス/犯罪/SF 上映時間:100分 製作国:2006年・米 監督: リチャード・リンクレイター 出演: キアヌ・リーヴス 、ロバート・ダウニー・Jr、 ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー 【ストーリー】 近未来のアメリカ。そこでは“物質D”と呼ばれる強力なドラッグが蔓延していた。 覆面麻薬捜査官のボブ・アークターは、物質Dの供給源を探るため自らジャンキーとなり ドラッグの世界へと深く潜入していく。 おとり捜査中は上司や同僚さえもその正体を知らなかった。 しかしある時、ジャンキーとしてのボブが何者かに密告されたため、 彼は自らを監視するハメになってしまう。 やがて、ボブの中で捜査官とジャンキーという2つの人格が分裂を始め、 次第に自らのアイデンティティを見失っていく…。 ここから先はネタバレを含みます。ご注意を キアヌ・リーヴスと、ロバート・ダウニー・Jrが共演している麻薬捜査ものってだけで、 他に何の情報もないまま鑑賞してしまったため、この恐ろしく手の込んだアニメ映像が ラストまで続くとは思っていなかったので若干残念でした。 実写のキアヌ&ロバート&ウィノナが観たかったわけです 薬物で人格が崩壊していく様子を描いているわけなので、 実際の俳優が演じた映像をわざわざアニメにペインティングしたという 奇想天外な感覚がピッタリなのかもしれません。 人物特定不可能なスクランブル・スーツ、得体の知れない虫などなど、 ぽわん、ぽわんとした酔っているような感覚が追体験出来る不思議な映画でした。 始終、ジャンキーたちの意味の無い会話とダラダラな生活を温かく見守るストーリーで、 やっとサスペンス的な要素でストーリーが展開するかと思いきや、 あっけなく終了しちゃって、ラストのメッセージも読んだけど、 う~ん、結局なんだったのかと言われると良く分かりません 友達を亡くして悲しかったってことでいいでしょうか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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