。二週間ぶりの更新でございます。
この間、付け根部分の問題をどうやって解決するかあれこれ考えていました。 2/12のブログにも書きましたが、何が問題かって2/12の製作途中の写真と見比べてみて下さい。 ①のクォード・ガントラクターのパーツと円盤の位置関係が全く違います。 このパーツは第90号での取り付け位置が前過ぎたと言う事でデアゴ自身が後に修正を加える事になるパーツですが、そもそもの問題として円盤が小さめのために取り付け位置を修正するだけでは解決にはなっていないのです。 円盤の大きさの話とは別ですが、②の部分は大きい切り欠きがあるのですがデアゴでは控え目になっています。 円盤を延長拡大する方法を色々考えたのですが、僕のスキルでは実現不可能なため諦めました。 円盤の修正については腕に覚えがある方々にお任せするとして、僕は円盤には手を付けない方法で進める事にします。 先ずはパーツを比較してみます。 元は同じパーツであるにもかかわらず左舷と右舷ではかなり違いが見られます。 左舷用のパーツは良く出来ていますが、右舷用は組み立て工程の関係から分割されていますし少し大きめです。 細かいディテールが省略されていたりして一見すると右舷の方が手抜きのように思えますが、実はそうではなさそうです。 右舷の設計者はこのパーツが円盤に乗っかるようにするための苦肉の策としてパーツを分割し、小さめの円盤に届くようにするためにパーツを少し大きめにしたように思えてなりません。 左舷の設計者はこの点を放棄してしまった訳ですね。 右舷の設計者の意をくんで、右舷用のパーツを左舷に利用する事にしました。 第90号の右舷用のパーツに省略されているディテールを追加し(③)、円盤に乗っかるように一部を削っています(④)。 第99号のパーツは元々右舷用のためディテールが省かれてしまっているため使えなのでタミヤのパーツを加工する事にしました。 ⑤のはみ出して見える物は、厚みがあり過ぎる円盤に対して高さを調整するために底面に貼り付けたプラ板です。 ⑥はパーツ加工で欠損したピンを取り付けるための凹みです。 ⑦の部分は円盤に届くようにプラ板とパテでパーツを延長しました。 プロップとは形が変わってしまいますが妥協も必要と判断しました。 ここで突然ですがついでに周辺のパーツ解析もしておきます。 「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.65 パンサー ドイツ中戦車」 「タミヤ 1/20 グランプリコレクションシリーズ No.4 J.P.S.MkIII ロータス78」 それでは話を続けましょう。 改造したパーツが乗っかるように円盤側も加工しなければなりません。 乗っかる所の配管を少し削れば良い話ですが、この配管は一体形成されているためにパイプに見えません。 純正の配管は撤去し、ついでに先に解析したパーツも更地化しました。 ここの配管はパネルの段差を跨いでいるため宙に浮いていなければならないので、初めから別パーツにしておいて欲しかったところです。 配管を真鍮線に置き換えて、各パーツを取り付けるとこんな感じです。 切り欠きが小さかった②の部分はプロップに近付くように削っておきました。 パーツの形状がプロップとは異なってしまいましたが、これで変な隙間はなくす事が出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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