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カテゴリ:味のある カメラたち
当方カメラが大好きだが、山に持参するカメラはどうか。 カメラといっても、集めたカメラはほとんどがクラシックカメラ。 これは山には向かない。 なにせ、ちょっとぶつけるとシャッターがおかしくなる。 落としたら、それこそたまらない。 そして雨!これはカメラにとってはとんでもない話だった。 神社と空 ご存じのとおり銀塩カメラは「昔の物」となりデジカメが本流。 デジカメの写りを信用していなかったが、最近精度が上がっているようだ。 デジカメは3台目、それも今回は山に持っていくカメラを探すこととなった。 山に持っていくカメラの条件はなんだろうか。 1. 軽い 2. 小さい 3. 写りが良い 4. 防水 5. 衝撃に強い 公園の夕方 こんな条件でデジタルカメラはあるのだろうか。 ずいぶんインターネットで探した。 条件に多少の譲歩はあった。 軽さ・大きさは最軽量・最小を考えるときりがない。 携帯電話ぐらいを上限に想像する。 撮影を主に考えての山に行くならば、一眼レフにも目が行くかもしれ ないが、山登りを主目的とした時はオーバースペックだ。 やはりコンパクトサイズで考えたい。 写りの質も考えればきりがないが、山の記録用と割り切って標準以上で あればよしと考える。 防水コンパクトデジカメは何社からか出ている。 また防水の袋型のパッケージに入れる方法もある。 しかしカメラ単体での防水が良いと判断。 衝撃に強い方がよいが、耐衝撃は一社しかなかった。 空 結局購入対象に挙がったカメラは、 オリンパス「μ770SW」。 水中10m防水機能 や耐衝撃・耐荷重構造、さらに耐温度-10℃と いたれるつくせり。 今年発売されたにもかかわらず、6ヶ月後に後継機が出たため現在は 店頭販売されていない。 現行品として、後継機オリンパス[μ 795SW]が発売されている。 この「μ795 SW」は「μ770SW」にフェイス&バックコントロールがついた もの。(人はほとんど写さないのでこの機能はいらない) 結局現行品の「μ795 SW」を購入した。 電池・カード挿入口 使ってみて、この「μ795 SW」はよいと感じた。自分が考えた山用カメラの 条件に対して、 1. 重量:155gと許容範囲。 2. 大きさ:91.8mm×59.2mm×20.6mmと携帯電話より小くタバコ箱サイズに 近い。 3. 710万画素 8群10枚 EDレンズ:1枚 1/2.33型CCD 画像処理エンジン 「TruePic3」とコンパクトカメラの標準以上。 4. 防水:水深10mでの撮影可能とは嬉しい。 5. 衝撃:1.5mの落下テストをクリア、100kgf耐荷の堅牢性となっているのは 心のよりどころ。 USB端子 <<使用しての雑感>> ・ 圧力センサーを装備し、気圧や標高が記録されるようになってはいるが、 本来水深を測る目的が強く高度については目安程度なので当方は使って いない。 ・ リチウム電池は撮影環境によるが実質80枚程が限度かと思う。日程に よっては予備電池が1~2個必要か。 ・ このような感覚のカメラは時計のG-ショックを作ったカシオが先に 開発するべきだったのではないかと思う感覚がある。 ・ 仕事でビデオ撮影をしていたが、このようなカメラでの動画には興味が ないので使わない。 ・ ズーム機能は、35mmカメラ換算:38mm~114mmとなっている。当方は、 銀塩時代に単焦点のレンズばかり使っていたので、50mm相当だけでも よいと考えているが、ズームがあれば便利ではある。やはりズームの弱点、 「広角側の画像の歪み」が若干出ているが不満と思う程ではない。 ・ 個人的には、海辺で使った後「水の中でジャボジャボ」洗ってしまえる 豪快さがいい。クラカメとは対極的な存在であり、カメラと名がつくが 全くの別物と感じる。 ・ 防塵設計については、山では機械をぞんざいに使う当方としては頼もしい。 夕方の逆光 ・ 電池は取り外して充電する。10m防水なので蓋がとてもきついのでは ないかと思っていたが、まったく普通のテンションで開閉する。電池室、 USBケーブル室へのアクセスに負担はない。逆に開閉がこんなに簡単で 防水は大丈夫なのと感じるほど楽だ。 ・ マクロ面はとてもしっかりした機構が装備され、山でお花の撮影にも 便利。(^^) 忘れられた水がめ ・ スーパーマクロでの撮影時のためLEDライトが内蔵されている。 (ストロボでは多光量で対応できないからだ。) このLEDライトはスイッチ一つで単体のライトとなる。 夜の照明として遊び心をくすぐるが電池が無限ではないので、トイレ緊急用 のお遊びによいか。(笑) 石仏 ・ 望遠時にもレンズが飛び出ない設計に好感が持てる。 ・ レンズの蓋が自動的に閉まるのが良い。傷や指紋を気にしなくて良い。 ・ コントラストは良い。総じて写りは「普通」以上だと思う。 (水中は試していない) 操作性は、すぐ慣れてしまうほど簡単でありながら多くの調整がきく。 デジカメとしてはこれといった新しい機能のないが、山用としては合格と 感じた。 (今日撮影した文中の写真への「へたくそ」というクレームはお許しを!!)(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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