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カテゴリ:お話したい購入品
フッ素革命11 テフロン加工(フッ素コーティング)は一般化しており、フライパンなどによくつかわれている事は、皆さんご存じの通り。またレインコートなどの撥水・表面加工にも広くつかわれている事でも有名。 (耐熱性から軍事や宇宙開発にも欠かせない存在) JSBさんのブログで紹介されたタケさんの「モンベル最軽量のシェルは雨具になる夢を見る。」の記事が気になっていた。 この中に「フッ素革命51」と「フッ素革命11」 が紹介され、ファスナーの防水、鍋のテフロン加工などの話が載っている。 いままで焼付(専門業者依頼)が前提だったテフロン加工が、自分加工できるようになった事がうれしい。この「フッ素革命」はお手軽な物。これは山道具でも使わなければもったいない。 <以下、お試しになる方は自己責任にてお願いします。> 本日はフッ素革命11 を試した感想など・・・。m(_ _)m 山用の鍋・食器類には、表面が滑らかになるため汚れが付きづらく、食器汚れの拭きとりが楽になる。フライパンの焦げ付き防止にはある程度効くようだ。目玉焼きやソーセージを焼いたりして楽しみながら確認した。(^^) (焦げたチタンフライパンでも金属たわし等で磨いて表面を平らにすればコーティング可能だった。) 塗布した鍋類 <<使用後の雑感>> ・耐熱性(-50~300℃)がすごい。山道具でもストーブまわりに有効。(一口にテフロンと言ってもその種類は多く、この製品の成分はテフロンの中でも一番耐熱性がある種類。) 重ね塗りができるため、同じ工程を数回行うと効果が上がる。水溶性フッ素樹脂は人体に無害のため、鍋・フライパン・食器類に塗布できることがうれしい。 アルミ、ステンレス・チタンと試した。アルミとステンレスは良いとして、チタン製品にあえて使う必要性は、ケースバイケースと感じた。 チタンはもともと食品の匂いが移らず腐食にも強い性質がある。この性質をわざわざなくしても、テフロンコーティングをすることが必要な場合は、「焼き物がこびりつかない・焦げない・汚れをふき取りやすい」などフライパン等の場合だけ。チタン製カップ類などはコーティングする意味がない。 <塗布前>アルミ鍋 <塗布後>アルミ鍋 調理器具や食器類は、安定した効果を得るために3回以上は重ね塗りをすることが必要。何度か重ね塗りをした後、手で触れてみると油を薄く塗ったようなヌルッとした感触が出てくる。チタンフライパンの場合は、炒める等の目的もあるため他の鍋より塗る回数を増やした。 金属類は自然乾燥でなくともドライヤー等使う事が出来るが、重ね塗りは1日程度乾燥時間を開けた方が良いようだ。 <塗布前>焦げたフライパン <塗布後>焦げたフライパン 「フッ素革命11」と「フッ素革命51」 「フッ素革命11」 はキッチン回り、浴室、トイレ、ガラス、鏡、ファスナーなど”硬い”素材に使う品。 柔らかいものには「フッ素革命51」という物もあるが有毒性で、鍋・食器には使えない。雨具、ザック、ファスナー、傘、帽子など”軟らかい”素材の防水加工によい。(ご紹介は別の機会に) ************ 以前、テフロン加工についてこのブログでご紹介した事がある。 テフロン・セラミック加工<トランギアメスティン> このご紹介したテフロン加工は「焼付」の方法。テフロンを高熱で溶かして付着させているので「厚み・テフロン色」の信頼感は絶大。調理器具や鍋などに対してはこの「焼付コーティング」が数段上。比較して「フッ素革命11」は簡易テフロン塗装の感は否めない。 また鍋の素材が薄い場合(山用の鍋は薄い物が多い)テフロン焼付は360度という高温にするため、鍋が軟化してしまう。(快速旅團→團長様ごめんなさい。) その点「フッ素革命11」は塗布するだけなので軟化する恐れもない。また「フッ素革命11」 はコーテイングが剥がれたらまた塗ればよいという手軽さがある。(手や布で触ると剥離状態が分かる) つまり塗布にするか焼付にするかは、素材によって使い分けなければいけないと考えたい。 多用途に使えるこの「フッ素革命11」 「フッ素革命51」を手に入れてから、いろいろ試すことが多く忙しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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