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カテゴリ:ライフワーク
ジェームス・ヘドンが湖畔で友人を待っている時、
退屈しのぎに木片をカエルの形に削って遊んでいた。 カエルの木片を水に投げ入れたらバスが咥えて持って行って しまった。 ヘドンがルアー作りをひらめいた瞬間の話はあまりにも有名です。 それから、色んな人が色んなルアーを作ってはバスを釣る ルアーは1894年のこのエピソード以来、100年で出尽くした されていました。 私の中でヒヨコブランドのドリラータイフーンはバス釣り界の 画期的ルアーの一つであると思っています。 多くの方がこのルアーの存在を認めています。 ![]() 多くのバスルアーが釣り人側がその意図をルアーに伝えて アクションを加えるものが圧倒的に多いのが今までの 「出尽くしたルアー」だと言えます。 ペンシルは左右に首を振るウォーキングザドッグや スケーティングのアクションを加える。 ダーターはポップ音、ダイブ音、そもそも、プラグが ちょっと潜ることで魚を誘う。 相対してドリラーは基本ただ巻き。 私は早引きや、ジャーキングを加えた時にドリラーで 釣った経験はありません。 ルアーが放つクリック音だけが魚を誘う要因です。 バスがこの音に反応をします。 そしてバイトを誘発させるまでルアーの持っている ポテンシャルに頼っています。 これが今までの「出尽くしたルアー」と決定的に違う部分と 私は思います。 あまりにも釣れ過ぎるので、使うことをためらったり、 そもそも釣り人の意図をルアーに伝えていない。 つまり「誘っていない」という理由で 「ドリラーは封印」するという人もいます。 私はトップウォーターの世界観が好きです。 これはいわゆる「釣れなくても楽しい」という趣向とは ちょっと違い、何が何でも「トップで釣りたい」という傾向が 強いのです。 ボウズになるのは怖くないです。 別にバス釣りを生業にしているワケでもないし(笑) スランプを悩む人が居ますけどそれも「釣りに行き続ければ」 そんなものはカエルのツラにションベンです。 世の中にそもそも「失敗」なんてものはない。チャレンジしていれば 失敗ではなくて「経験値」になる。あきらめた時に「失敗」になる。 この稲盛和夫さんの言葉が好きです。 だからサラリーマンの世界から飛び出した今の自分の仕事の スタイルも「生涯現役」で行きますし、自分に合ってます。 私には年金もらって日向ぼっこして日がな一日のんびり過ごすなんて 「考えられない」(笑) 知らない人はいないと思いますが・・・ 念のために少し解説すると・・・。 水平浮きのボディに前後のペラを装着した ダブルスイッシャーです。 使い方はペラが回るギリギリの速度でただ巻きです。 ペラの穴はオーバルホールで、ペラが回転するたびに 楕円形の穴がヒートンにカチン、カチンと当たる干渉音を放ちます。 チリチリチリチリ・・・カタカタカタ・・・ 私にはそんな風に聞こえます。 穴が新円の場合ではこのようなクリック音は発生しません。 過去に数々40UP、45UPを釣ってきました。 (何故か50UPがないけど) 私が好きなプロップペッペーもヒヨコブランドのPAT.です。 釣りは釣れなければ面白くないです。 だから結果にこだわりたいです。 それを手伝ってくれるルアーがドリラーなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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