入れ食い！転釣の釣りバカ日記２

毎日、行くところがある。
毎日、やらねばいかんことがある。
毎日、打ち込めることがある。

こんな人はうつ病にはなりません(笑)
かく言う私もうつにならない自信があります(笑)
3つすべてに該当しなくてもまあ２つくらいあればいいかな～(笑)

思えば、学校に通っていた頃は何も考えなくても
「そういうものだ」と思って上の３つを無意識に行っていたものです(笑)

もっとも、私の場合、学校に通って「打ち込めること」はあんまり
ありませんでした。
勉強に本気出したのは中学2年からでしたし、ただただ虚構の世界（マンガや
アニメ）に逃避する毎日でした(笑)

今、バス釣りに没頭できる環境があって、やりがいがあって誰かの役に立てて
いるという実感がある仕事に就けていて、その仕事で食べていけてる。
60歳で定年退職をして、漫然と65歳まで雇用延長して、65歳になったら
老齢年金で暮らすのかな～？

と、ぼんやり思っていたサラリーマン時代とは大きく方向転換した
のが1２年前です。

私がいた個人金融の業界は本来銀行が着手すべきだった分野なのに
その無法地帯に質屋の上限金利109.5％を持ち込んでビジネスモデルと
して醸成して作り上げていき、法整備が整って、50年くらいかけて
そのほとんどが今は銀行傘下にすっぽり収まっている(笑)
面白い話です。

銀行は個人金融に手をこまねいていたのに、低金利時代になって
消費者金融の高金利は銀行の収益構造の中で十分役目を
果たしている訳ですから・・・本来あるべき姿になったのが
現在の形と言えます。

業態、業種が悪いとは思わないです。
必要としている人も多くいます。
上場企業に勤めていた父は私が就職した時に
「お前の会社なんかから金を借りることは絶対にない」とか
ぬかしていましたが、親父の勤めている会社の従業員は
「お得意様」でした(笑)

のっぴきならない時、会社にも、上司にも、家族にも
親友にも相談できないお金が必要なことが世の中には
あるのです。

「２１世紀に消費者金融の未来はない」と言って外資系金融会社に
前職の会社を売り飛ばした創業者の話を耳にしました。
創業者自ら率先して売却先を探していたとも聞きました。

「純情な精神で入社しワーク」してきましたが、27年経って
少しは知恵をつけた中年のオッサンも、
この創業者の話を聞いた時には・・・
好きでもない仕事を我慢してやり続けてきた消費者金融を
退職することをすんなりと決意できました。

今はサラリーマンを辞めて本当に良かったと思っています。
だいたい、世界が狭すぎます。サラリーマンは・・。

もちろん、携わる職種によっては外部の方との接触があったり
「刺激」がありますけど・・・

それに多分、勉強をした質も量もこの１２年間の方が圧倒的に
学生の頃より多いし、ましてやサラリーマンの頃よりはるかに多い。
興味があることを勉強しているのでさほど苦にならない。

ここにただり着くまで49年かかりましたけど・・・
生きる理由、この仕事をする理由、自分が今ここにいる理由。
それがはっきりしている。

好きなバス釣りをしながら生きている。
私の人生は充実しています。(笑)